2008.08.01 20:34
そろそろ9月号のことを書くのも飽きてきたので、チラリと10月号の内容をお話します。
10月号には、「iPhoneまるわかりBOOK」という付録がつきます!
......ってまだ制作真っ只中なので、それくらいしか言えません。
では、また!
と、言うわけにもいかないだろうから、ちょっと四方山話でもしましょうか。
先週の7月24日。
面白いニュースを目にしました。文化庁が、国語の現状を調査して今後の国語施策を進める上での参考とする「国語に関する世論調査(平成19年度版)」を公表したのです。新聞にも大きく載っていたので、読まれた方も多いでしょう。
これによれば、最近の日本人は、非常に多くの言葉を誤った意味で使用している、ということでした。
いくつか例を挙げてみましょう。
正しい意味、わかりますでしょうか(正解は一番下に!)
敷居が高い
姑息
潮時
檄を飛ばす
憮然とする
煮詰まる
爆笑
08年現在、こうした言葉たちは、正しい用法と誤用の境界線をフラフラと彷徨っているのです。
「このモデルは極めて高機能であり、そのうえ高価。初心者にはやや敷居が高いだろう」
ゲットナビで「ありそう」な文章ですが、これは実は誤りなのです。
とはいえ、言葉は生き物。昔(明治時代など)は、「とても」は打ち消しの語・否定の言葉を伴って使うのが一般的でした。
とても出来ない――これが正しく、
とても美しい――これは、誤用だったわけです。
「全然」もまた然り。しかし現代では、「全然大丈夫」なんて表現もかなり一般的になっています(まあまだ違和感はありますが)。
この例からもわかる通り、誤用をすべて否定することは、必ずしも正しいことではありません。言葉は所詮ツールです。より誤解が少ない用法で使うのがよいでしょう。
ただ先述の言葉たちは、まだ「ら抜き表現」や「"とても"の肯定用法」に比べ、完全に一般化しているとはいえません。誤用と正用の境界を行き来している状態であるのなら、安易に誤用を正当化せず、なんとか本来的な意味での使用を心掛けたいものです。
誰に向けて書いているのか、さっぱりわからないブログになりました。
ま、たまにはいいかな、と。
じゃ。
↓正解
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「檄を飛ばす」
○自分の考えを広く知らせて同意を求めること
×激励すること、励ますこと
「憮然」
○失望してぼんやりとしている様子
×腹を立てている様子
「煮詰まる」
○(議論が出尽くして)結論の出る状態になること
×(議論が行き詰まり)結論が出せない状態になること
「敷居が高い」
○不義理や面目がないことなどをして、その人の家へ行きにくい。
×レベルが高く、自分には手が届かない
「潮時」
○物事を始めたり終えたりするのに、適当な時機。好機。
×物事の引き際、諦めどき
「姑息」
○一時の間に合わせにすること。また、そのさま。
×卑怯なこと、ずるいこと
「爆笑」
○大勢の人がどっと笑うこと。
×大声で笑うこと
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