2009.02.05 22:22
旧ゲーム担当にして、京都出身の大槻ゴーシです。
現在制作中のゲットナビ4月号(2月24日発売)では、
30代男子が過去から現在までお世話になりっぱなし
の「任天堂」総力特集を、満を持して、掲載します!
その一環として取材した、「時雨殿」(京都・嵐山)の
全貌を、先出しでご案内しちゃいましょう。いざっ!
「時雨殿」とは藤原定家が小倉百人一首を選んだ
小倉山の麓・嵐山に鎮座する、百人一首の殿堂。
百人一首に関わる展示や百人一首を楽しむため
のハイテク機器などがそろう、体験型博物館で、
任天堂が技術協力をしている施設です。
展示室の入口で渡される「時雨殿なび」(上写真)、
は、おなじみのニンテンドーDSを改良した端末で、
ボタンが取り除かれていたり、タッチペンが筆状だ
ったりと、時雨殿のためだけに作られた特別仕様。
その時雨殿なびを手に展示室内に入ると、眼前
広がるのは圧巻のフロアビジョン。45インチ液晶
画面70枚が敷き詰められ、頭上の天井に設置さ
れたセンサーからの信号を、時雨殿なびで受信
して遊びます。
このフロアビジョンでは2種類の映像が一定時間
間隔で上映されていました。
まずは「大きな札」と名付けられた、巨大な百人
一首かるた取りゲーム。ルールは簡単。時雨殿
なびに表示される札と同じ、画面上絵柄の札を、
制限時間内に探し当てるだけ。子どもからお年
寄りまで、誰でも楽しめるところは、さすがです。
もう1の映像は「京都空中散歩」。京都の航空写真
が床一面に映し出され、あたかも京都の街を空中
から散策している気分に。ここでも時雨殿なびを使
って、行きたいところまで案内してくれたりもします。
スゴいのは、京の通りを行き交う自動車や京都駅
を出入りする新幹線までがリアルに再現されてる
ところ。箱庭好きにはたまりません。また、時雨殿
なびを操作して地図を拡大することも。ハイテクぅ!
そして、最後には、日が暮れて、街が夜景に変わり、
五山が送り火を灯して終わるのですが、ここで粋な
計らいが。夜の京に、平安京のシルエットが浮かび
上がるのです。実際に、この地に都があった事実を
想像させる、ロマンチックな演出です。
また、時雨殿なびを手に、フロアビジョンを取り囲む、
百人一首が描かれた屏風型のパネルに近づけば、
時雨殿なびが即座に反応。該当する和歌の朗詠や
解説を聞くことができたりも。片時も飽きさせません。
こうして、フロアビジョンの間をさんざん堪能した後、
時雨殿なびを返却して、次のコーナーへ。
二階に上がると、一転、ガラッとした大広間が。ここ
では、百人一首の由緒ある大会が開かれたりする
そうです。さすが、小倉百人一首の発祥の地です。
大広間の入口には、江戸時代から昭和まで、様々
な時代の百人一首が展示されていて、骨董品好き
大槻的には、これだけも来た価値があり、でした。
そんなこんな、王朝の歌人達と過ごす楽しいひととき
を提供してくれる時雨殿。嵐山の中心にありますので、
京都観光の際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
時雨殿
●住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
●電話:075-882-1111
●開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
●休館日:月曜日(月曜が祝祭日の場合は翌日)、
年末年始
●入館料:高校生以上800円、小中学生500円
さて、ここで紹介した時雨殿の記事は、4月号に掲載
する「任天堂」特集の、あくまで関連企画で、ほんの
一部にしかすぎません。今回の特集では、古くは花札
の時代から、今日のDSiまで、脈々と続く「任天堂」の
"発明"の歴史をズズイーっと振り返ります。
他ではなかなか見られぬ内容になってると思います。
どうぞ、ご期待ください。ほなっ!
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