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EDITOR'S COLUMN

大槻剛史

[AV、生活家電、アイドル担当]

藤井美菜撮影現場_01

いきなりの「桜」でスタートしました、今回の「グラつく」。
この写真、じつは3日前に都内で撮ったものなんです。
次号5月号(3月24日発売)のグラビア撮影の現場で。

昨日今日と、雪がチラついている状況を考えてみれば
信じられませんよね? 言うまでもなく、開花宣言は、
まだまだこれからです。僕ら撮影クルー一同も、あの
日のできごとは奇跡だったと、いま思っています。

そんな「グラビアの神」がもらたした「奇跡」については
追い追い紹介させていただくとして、今日はただいま
絶賛発売中の4月号のグラビア撮影の現場で起きた、
もう一つの「奇跡」について、軽くお話させていただこう
と思います。

4月号のグラビア(P151~)は見ていただけましたか? 
今回の女優さん、藤井美菜ちゃんのよさを、できるだけ
引き出すことができるような、そんな「シチュエーション」
を模索して、撮影しました。

たどりついたテーマは、「育ちのよさそなお嬢さんが、
大きな楽器を持って悪戦苦闘しているところに遭遇し、
つい手を差し伸べたくなって......」というもの。

たとえば、こんな感じです。

藤井美菜撮影現場_02

ところで、このブログでは、現場のオフショット(カメラ
マンが撮影しないオフの瞬間)をできるだけご提供し
ようとやってはいるのですが、今回は、残念ながら、
オフショットはゼロです。

なぜか。

アクシデントに見舞われたからです。本誌をご覧の方
ならおわかりですよね? そう、ヤツです。ロケで撮影
を行う際の一番の天敵、雨です。

撮影中は、ヤツと戦っていたわけです。傘2つを手に、
カメラマンの傍で機材とカメラマンを傘で守りながら。
というわけでオフショットを撮る余裕がなかったのです。

言い訳になりますが、さらに、聞いてやってください。

藤井美菜撮影現場_03

タレントさんは想像以上に多忙です。雨だからといって、
撮影日を変更することは、雑誌数ページの撮影程度
であれば、まず不可能と言っていいでしょう。

選択肢としては、撮影場所を変更する、つまり、雨が
襲って来れない場所=スタジオに変える、という手が
一般的です。

ただ、この連載では、シチュエーションが「肝」なので、
そうそう簡単に組み上げたロケーションを変更すること
はできないのです。ただ普通に撮るだけならどこだって
できるわけですが。

簡単に説明してみますと「シチュエーション」というのは

(1)場所
(2)小道具
(3)衣装
(4)筋書き

などの要素が、うまく絡み合って、構成されるわけです。

今回の撮影でいえば、

(1)高級住宅街で、
(2)大きな楽器のケースを持ち
(3)育ちの良さそうな女の子が
(4)悪戦苦闘している

というシチュエーションを、前日までに、組み上げます。

じつは、街中であっても、撮影には事前の許可が必要
です。また、楽器を借りる手はず、相応しい衣装の準備、
そして、その街のどこでどういう絵を撮るか、どういう順
で撮るか、を決めてから臨みます。その場のなりゆきで
撮るケースもありますが、限られた時間内で、筋書きに
こだわって撮影を行おうとすれば、だいたいそうなります。

藤井美菜撮影現場_04

撮影当日、雨の可能性はゼロではなかったのですが、
一か八かで決行しました。というか、するしかない状況。

そして、いざ撮影本番。来ましたね、雨が。ちょうど撮影
のはじまるタイミングに合わせたかのように。そして、
撮影が進むにつれ、続行すら危うくなるほどの豪雨に。

焦るし、凹むし、最悪です......。

ただ、結果的に、失敗だったとは微塵も思っていません。
むしろ、「大成功」だったとさえ。

なぜなら、それは、本誌を見ればわかってもらえるハズ。

雨という予期せぬ演出で、彼女の「悪戦苦闘」の様子が、
さらに説得力を放っているからです。それこそ、雨の演出
なんて狙ってできるものじゃありませんから。

だから思うのです。これも「グラビアの神」がくれた「奇跡」
なのでは、と。

前向きすぎでしょうか?

ともかく、まずは、「グラビアの神」の演出をご確認ください。

藤井美菜撮影現場_05

(タレント撮影/関 めぐみ)

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