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2016/6/29 10:46

AKシリーズの新世代入門機「AK70」登場! コラボイヤホンも第二世代に

Astell&Kernから、ハイレゾポータブルプレーヤーAK Jrの後継機となる「AK70」と、 beyerdynamicとのコラボによるイヤホンAK T8iEの後継機となる「AK T8iE MkII」が登場します。発売日や価格は未定ですが、7月ごろの発売を予定。

 

AK70はAKシリーズのエントリーモデルとして人気を誇るAK Jrの後継モデル。AK Jrはサイズ感などを重視し、ある程度機能を限定していましたが、AK70では高機能にパワーアップされています。最大ネイティブ再生は192kHz/24bitで、384kHz/32bitやDSD5.6MHzまでの音源はリアルタイムで192kHz/24bitにダウンコンバートして再生可能です。

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本体のサイズはAK100シリーズに近く、AK Jrのコンパクトなボディからややサイズアップ。そのぶん、機能面が充実しており、バランス出力端子が搭載され、USB DAC機能も備えています。他にもAK ConnectやAK CD-Ripperなどの周辺機器にも対応。それでいながら海外での販売価格は599ドル(日本での価格は未定)となっており、機能はアップしながら価格を抑えています。

↑ヘッドホン端子のほかに、バランス入力端子を新たに搭載しています

 

AKブランドに恥じぬ高スペックモデル

 

 

↑発表会の後で試聴できましたが、エントリーモデルといえども音質が素晴らしいです!

 

 

コラボイヤホンの後継モデルも

AK T8iE MkIIは、beyerdynamicとAstell&Kernのコラボレーションモデルで、beyerdynamicの独自技術である「TESLAテクノロジー」を搭載したモデル。

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TESLAテクノロジーは強力なマグネットにより高い磁束密度を実現し、高い再現性を実現する技術です。beyerdynamicのハイエンドヘッドホン「T1」や「AK T5p」などで採用されていましたが、劇的な小型化を実現したことによりイヤホンであるAK T8iE MkIIにも採用されています。

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従来機からの進化点は、新しいボイスコイルを採用した点と、ケーブルを銀メッキ銅線に変更した点。ケーブルは耐久性がかなりアップしています。

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↑プラグ部分

 

発表会には、Astell&Kernのジェームス・リー副社長や、開発担当者なども出席。製品へのチカラの入れ具合が伝わります。

↑Astell&Kern副社長ジェームス・リー氏

 

↑beyerdynamicの開発陣も発表会に登壇

 

【URL】
アユート http://www.aiuto-jp.co.jp/
AK 70 http://www.iriver.jp/products/product_136.php
AK T8iE MkII http://www.iriver.jp/products/product_137.php