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2017/3/14 10:00

派手な振る舞いは必要ない! 女性が「ちょっといいな」と感じる “男子力”の磨き方

女子力」はよく聞きますが、「男子力」ってどうしてこうも世の中に出てこないのでしょうか?

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写真のような男性が「男子力」があるのか? というと、一応女性である私からすると疑問ではあるのですが(笑)、『一流のふるまい 男子力編 男の品格入門』(小柴皐月・著/インプレス・刊)を読んでみると、なるほど確かにこういう所作をする男性はイケてるな! と思うところがいくつかありました。

「お前何様?」という声が聞こえてきそうですが。。。今回は、女性の私からみても男性のこの仕草、この振る舞いはかっこいい! イケている! と思う「男子力」を4つご紹介させていただきます。

 

着物が着こなせる

いきなりハードルが高い「男子力」ですが、日本人男性であれば、ぜひ着物を着てほしいと思っている女性は多いと思います。


”日本男子なら誰でも着物が似合います。Tシャツ、Gパン、Yシャツ、スーツを着るように気軽に着物に触れ、男を上げる機会を作ってください。”
(『一流のふるまい 男子力編 男の品格入門』より引用)


いきなり、職場に着物で現れては騒然としてしまうかもしれませんが、友人の結婚式に参列する時、仲間同士で出かける時など、チャンスを狙って着物を気軽に楽しんで見ましょう。しかし・・・、気になる女性との初デートで「着物」を予告なしに着てしまうと、驚かれてしまいますので、女性とのデートの時には「一緒に着ませんか?」の一言をお忘れなく!

 

ユーモアと洒落のセンスがある

「好きな男性のタイプは?」と聞かれ、「面白い人」と答える女性は多いですよね。でもこの「面白い」は、一発芸人のようにゲラゲラと笑わせてくれるような人を指しているかというとちょっと違います。


”ただ人を笑わせるだけではユーモアになりません。人の心に明かりを灯してほのぼのとさせるのがユーモアです。”
(『一流のふるまい 男子力編 男の品格入門』より引用)


これは恋愛だけでなく仕事でも大事な要素かもしれません。

初対面の人と親睦を深めたい時、ユーモアで親しくなれることが多くあります。無表情でいられるよりも、ちょっとした気遣いや心配りで心がポッとなることがあると、「この人と楽しくお仕事ができそうだな」と思えることがありますよね。いきなりはできないと思いますので、ひとつふたつ、頭の中にユーモアを準備しておくことがいいかもしれませんね!

 

箸使いが上手

一緒に食事をした時に、女性は意外と手元を見ています。女性は、「マナー本」などをよく読んでいますし、雑誌やネット上でも気にしている方が多いので、「○○してはダメ」と日頃から心がけている人が多いのですが、男性のみなさんもちゃんと、お箸使えていますか?


”正しい箸使いを身に付けることで、料理や万物に感謝の心も生まれ、日々の暮らしを丁寧に豊かにすることも出来るでしょう。”
(『一流のふるまい 男子力編 男の品格入門』より引用)


「迷い箸」や「刺し箸」、「にぎり箸」などタブーとされている箸の使い方は70種類以上あるそうです。毎日使うものですから、少し気をつけて正しい箸の使い方が出来るようになりたいですね♪

 

足元にも気を配っている

いくらピシッとしたスーツを着ていても、埃だらけの革靴ではなんだか気持ちが萎えちゃいますよね。おしゃれは足元からという言葉も聞きますが、大昔から足元はよーく見られていたようですよ。

 

”昔のいわゆる金貸しといわれる商売人は、借りに来る人の草履や下駄を見て、貸す貸さないを判断していたそうです。”
(『一流のふるまい 男子力編 男の品格入門』より引用)


「結局、イケメンに限るだろ〜」と思っている男性陣もいるかもしれませんが、それは男性が女性に「やっぱり若くて可愛い子じゃないと」と言っているのと同じだと思います!(キリッ)

男性は男子力を、女性は女子力を磨いていきながら、仕事も恋も思い通りになる人生を歩みたいものですね!

(文:つるたちかこ)

 

【参考文献】

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一流のふるまい 男子力編 男の品格入門
著者:小柴皐月
出版社:インプレス

<まえがきより>私が日々精進している礼法は約七百年前の室町時代に確立した武家の作法で、男性のために生まれたものです。戦国武将からはじまって武士の生き方に憧れる人は多いと思います。当時の武士達に比べて、私達の精神的な弱さや規律の乱れと甘さは相当なものです。だからこそないものねだりなのかもしれません。女性は自らを磨く時間を積極的に作るものですが、男性は、礼儀作法や日本のしきたりを勉強するチャンスも時間も少ないと思います。仮に学んでみたいと思っても、その術を見つけられないために、自分の行動に自信もなくどうしてよいのか解らないままに、過ごしているのではないでしょうか。どうぞ、気楽なお気持ちでお読みになってください。

 

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