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2016/5/11 0:00

チャレンジする前に挫折した3つの「おまじない」

小学生の頃、消しゴムに好きな子の名前を書いて、誰にもバレずに使い切ったら両思いになれる! というおまじないが流行ったのですが、「失くしたらどうしよう」という思いが勝ってしまい、実践できませんでした。

 

色々と経験し、おばさんになった今ならできるかも! そんな希望を抱いて手に取った『20万人の女子が叶えた!!恋のおまじない』(マーク・矢崎・著/得トク文庫)から、チャレンジしようと思ったけど、やっぱり挫折してしまった3つの「おまじない」を私の挫折ポイントと共にご紹介します。失敗は成功のもと! 私の挫折を勇気に変えて、ぜひあなたが実践してみてください!

 

 

相手をその気にさせる「左手の薬指」のおまじない

 

会社の飲み会などで、好きな人の隣の席になったとき、酔ったフリをして、さり気なく相手の左手の薬指をにぎってしまおう。

(『20万人の女子が叶えた!!恋のおまじない』より引用)

 

「薬指を握るぞ!」と思いながら、酔うフリをするなんてことは私には不可能でした…。左手の薬指は「ハートのシンボル」なので、相手のハートを握ったことと同じ意味になり、相手から積極的にアプローチしてくれるようになるそうですよ! ポイントは「さり気なく」です。「ちょっと指見せてー」なんて話からギュッと握れたらあなたの恋も叶っちゃう♪…のかしら?

 

挫折ポイント:プライドが邪魔してさり気ない演出ができなかった。

 

 

ふたりの運命を結ぶ「赤い糸の釣り針」のおまじない

 

釣り針のテグス(糸)を外し、代わりに赤い糸を5センチほど結び付けよう。

そして好きな人とエレベーターの中などで会ったとき、その針を相手に気づかれないように、服などに引っかけるんだ。

(『20万人の女子が叶えた!!恋のおまじない』より引用)

 

釣り針を入手できなかったので、代わりにゼムクリップで作ってみましたが、服などに引っかけることすらできませんでした。通販サイトでは、100個500円程度で釣り針を購入できますので、ちゃんとした釣り針を手にいれましょう。引っかけるのは一瞬でもOKとのことなのですが、知らん顔しながら接近して引っかけるのは至難の業…何度も練習した上で、本番に挑みましょう!

 

挫折ポイント:本気度が足りなかった。

 

 

好きな人に意識してもらえる「マスコット人形」のおまじない

 

好きな人の髪の毛をマスコット人形に縫い込み、心臓の部分に、赤いフェルトのハートをつけよう。

そして、金曜日の夜、赤いロウソクをともし、赤いマチ針でハートを突きながら「汝を突くは我にあらず。ただアスモーデが、汝の心に我が恋を伝えんとするがためなり」と唱えよう。

(『20万人の女子が叶えた!!恋のおまじない』より引用)

 

そもそも、どうやったら好きな人の髪の毛をゲットすることができるのでしょうか…? 引っ張ったら怪しいじゃん! 相手が坊主だったら? スキンヘッドだったら? なんてことを考えてしまっているうちにタイムアウト! もし、好きな人の髪の毛を持っている人は、このお人形を持ち歩くことで、今まで以上に意識してくれるようになるそうですよ!

 

挫折ポイント:余計なことを考えすぎた。

 

 

世の女性たちは、なぜ実践できるのか?

 

「あなたは、この3つのうちどれなら実践できそうですか?」と女性数名に聞いてみたところ、一番多かったのは『相手をその気にさせる「左手の薬指」のおまじない』でした。他のものは「大人になったから無理だな~」や「釣り針とか、服が破れちゃうでしょ?」とかなり現実的な意見でした。

 

今回、おまじないを通じてわかったことがひとつあります。

 

それは、「自分のことなんかどうでもいい、相手に振り向いて欲しい!」と強い気持ちがあれば、これらのおまじないはできちゃうということです。ひと昔前のトレンディードラマのように自分のことなんて二の次で、全てを放り出し、好きな人にアタックする…スマートな現代社会でもこの「おまじない」をやってみることが、大きな愛を手にする第一歩になると思ったのです。おまじないに年齢なんて関係ない! 本気で誰かを好きになれば、ちょっと恥ずかしいことだってできちゃうんだ!! そう感じた春でした。

 

 

(つるたちかこ)

 

 

 

【文献紹介】

20160511_8256_02

20万人の女子が叶えた!!恋のおまじない
著者:マーク・矢崎、得トク文庫
出版社:得トク文庫

この本を手にとったあなたは、きっとこれまでに「おまじない」をしたことがあるはずです。え? 心当たりがないって? いえいえ、そんなことはないはず。神社でお参りをしたり、何らかのお守りをもっていたりすることだって、実は立派なおまじないなのですよ。そう、おまじないは、私たちのほんの身近に、いつもあるものなんだ。今の自分に合ったシチュエーションで「使えるおまじない」が見つかるはず。ぜひ、楽しみながら、試してみてほしいな。こんなおまじないがあるよ♪

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