グルメ
2017/2/8 11:20

25周年を迎えたサントリー「BOSS」の攻勢がはじまった! ウイスキー樽で燻製した日本初の缶コーヒーとは?

1992年に産声を上げたサントリーの缶コーヒー「ボス」。“働く人の相棒コーヒー”として、2017年で25周年を迎えたロングセラーブランドの今年1発目となる大型新商品が2月7日にデビューしました。缶コーヒーでは初(サントリー調べ)となる、ウイスキー樽のチップで燻製させた豆を使っているとのことですが、いったいどんな味なのでしょうか? じっくりレビューしていきます!

 

商品特性を演出するためのコク深いスモーキー感が絶妙!

今回の新商品は、2016年9月に第1弾が投入された期間限定の「プレミアムボス リミテッド」の第2弾。シリーズに共通する味のコンセプトは”最高峰のコクを提供する”ですが、今回も豊かなコクと深みを実現するために、プレミアムボスのコア技術である「微粉砕コーヒー豆」を使用しています。

 

そして、さらにコーヒー感を高めるため、ウイスキー樽のオーク材のチップでスモークするとともに、豆を極限まで焙煎した「“超深煎りスモークロースト”微粉砕豆」をブレンドしているとのことです。

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物は試しということで、早速飲んでみました。スモーキー感は、後味として余韻に強く残る印象。これまでの缶コーヒーにはあまりないウッディな風味があって、全体的にワイルドな飲み口です。スモーキーな飲み物といえばビールなら「ラオホ」、ウイスキーなら「アイラモルト」が代表的ですが、そこまでの強烈な燻香ではありません。

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でもだからこそ、飲む人を選ばないおいしさに仕上がっているのではないかと思います。あくまでもスモーキーさが前面に出ているのではなく、今回の商品特性で打ち出している「コクと深み」を演出するための燻製。”絶妙”という言葉が強く当てはまる仕上がりといえるでしょう。

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なお、ペアリングはどうかと思い、燻製されたナッツと合わせてみました。個人的にはさらに絶妙で、かなりおいしいです! 似た者同士というのもあって、相性は抜群ですね。これも試してみることを強くオススメします。

 

豆の個性に特化したレインボーマウンテンが次々に発売!

25周年を迎えた勢いは、プレミアムボス リミテッドだけに収まりません。ボスの定番シリーズである「レインボーマウンテンブレンド」から、よりその個性を際立たせた限定商品が時を同じくして発売されました!

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それが「ボス レインボーマウンテンブレンド 今月のブレンドシリーズ」です。これはレインボーマウンテンブレンドの特徴である7つの認証高級豆それぞれの個性を生かし、発売時期の天候に合わせて設計したブレンドを、2月から12月まで順次展開していくというもの。その第1弾が「今月のブレンド No.1」と「No.2」というわけです。

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No.1の豆はオリエンテで、深いコクと苦味が特徴。そして、No.2のアカテナンゴは香ばしく、余韻ある香りが楽しめるとのこと。実際に飲み比べてみると、豆の違いがよりくっきりとわかりました。甘さやミルク感はほぼ一緒ですが、オリエンテはビターでボディも強め。そして、アカテナンゴは酸味やまろやかさを感じました。

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レインボーブレンドのNo.3は4月に登場予定とのことで、No.1とNo.2はそれまでの数量限定。しかも、コンビニと交通売店限定とのことなので、BOSSファンは逐一チェックをしたほうがいいでしょう。いずれにせよ、アニバーサリーイヤーははじまったばかり。コーヒーのコアシーズンは秋ですが、この1年は怒涛の攻勢を仕掛けるであろうBOSSから目が離せませんね。これからも動向に注目していきたいと思います!