グルメ
立ち食いそば
2017/6/29 21:41

【立ち食いそば】何と30年通う常連も! しみ入るウマさでそば好きが熱愛する、幹線沿いのオアシス 大岡山「よりみち」

東急目黒線の大岡山駅から北へ10分。環状七号線とぶつかる南交差点横に、そば好き熱愛の店「よりみち」がある。店の前には車やバイクも止めやすい、ドライバーの〝オアシス〟的存在。客は建築関係者も多く、最近は若者の割合も増えてきた。

 

身体にしみ入るうまさで知られる城南エリアの名店

↑春菊天そば(350円)。厚めの衣の中に春菊がぎっ しり。衣が吸ったつゆのう まじょっぱさと春菊の苦味 が口の中で響き合って、思 わず笑みがこぼれる
↑春菊天そば(350円)

 

そばはフワフワのゆで麺。昆布とかつお節、宗田節でだしを取ったつゆは色は黒いがほどよい塩加減で、うまみが心地よく身体にしみ入る印象だ。天ぷらは10数種類あって、定番のかき揚げ、春菊天などがバットに並ぶ。げそ天は、午前中に売り切れてしまう人気ぶりだ。春菊天そばは、厚めの衣の中に春菊がぎっしり。衣が吸ったつゆのうまじょっぱさと春菊の苦味が口の中で響き合って、思わず笑みがこぼれる。

 

駅から離れた立地ながら、店には1日200〜250人もの客がくる。外にはベンチも置かれ、冬でも外で食べる人が多い。GW過ぎからは店の前によしずが立てられ、リゾート感満点だ。

↑カウンタ ーの右にもテーブルが。屋内の昭和 の面影もたまらない
↑カウンターの右にもテーブルが。屋内の昭和の面影もたまらない

 

↑ごぼう天そば(350円)。分厚く切ったごぼうを井桁に組ん で天ぷらに。太めのごぼうは思いの ほか柔らかい。ゴボウの真ん中には にんじんも入っている
↑ごぼう天そば(350円)。分厚く切ったごぼうを井桁に組んで天ぷらに。太めのごぼうは思いのほか柔らかい。ゴボウの真ん中にはにんじんも入っている

 

話好きのご主人の人柄も同店の魅力。7割は常連で、なかには30年近く通っている人も。また初めて来た人で、そばの味とご主人の人柄に惚れ込み、そのまま常連になる人も少なくない。

 

幹線道路沿いで立ち食い好きの心に潤いを与える同店は、これからも長く続いてほしい店だ。

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よりみち

住所:東京都目黒区南3-8-8

営業時間:6:00〜15:00(月〜土)

定休日:日、祝日

(※こちらの記事は発売中のムック「立ち食いそば名店100 首都圏編 最新版」から抜粋したものです)

 

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