グルメ
2016/7/12 16:40

“殻付き”メニューの圧倒的鮮度に驚愕! 貝類に絶対的自信をもつ池袋の「廻し鮨 大漁」【回転寿司の名店】

江戸前寿司の起源といえば屋台寿司。その伝統を受け継ぐ立ち食い寿司の店が、近年人気を集めている。対して、安くておいしい庶民の味である回転寿司には、大手チェーンだけでなく、独立店あるいは小規模チェーンとしてオリジナリティのある店が多い。また、回転レーンなしで客の注文に丁寧に応えつつ、安さとうまさを両立する老舗からも目を離してはいけない。

 

本稿では、“名店”と評判の立ち食い寿司店や回転寿司店を紹介していく。首都圏を中心に安定した人気を誇る店、北海道や石川など地方から鳴り物入りで進出してきた店、町場の店に匹敵するサービスと味を提供する店など、様々な営業スタイルをもつ店を網羅。店舗の看板メニューやサイドメニュー、店内・外観の写真を豊富に織り交ぜ、店のこだわりと魅力を余すところなくお伝えしよう。

 

■本日のお店

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廻し鮨 大漁

住所:東京都豊島区南池袋1-21-4 繁昌社ビル1F

交通:JR山手線ほか 池袋駅東口徒歩1分

スタイル:回転寿司

 

貝類の品質・鮮度に絶対の自信! 2種類の価格設定もわかりやすい

↑殻付きホッキ貝/二貫(290円) 殻付きの活きたほっき貝を、注文後にさばいて提供。シャキシャキとした食感が心地よく、新鮮な貝ならではの豊かな甘みが口に広がる。ネタをシャリと一体にさせる技も見事だ
↑殻付きホッキ貝/二貫(290円) 殻付きの活きたほっき貝を、注文後にさばいて提供。シャキシャキとした食感が心地よく、新鮮な貝ならではの豊かな甘みが口に広がる。ネタをシャリと一体にさせる技も見事だ

 

池袋・西武百貨店の向かいにある「廻し鮨 大漁」は、新鮮なネタを格安価格で食べられる店。ひと皿の値段は135円と290円のみというシンプルな価格設定で、安心して食べられる。

↑朝〆真鯛/二貫(135円) 魚河岸で朝〆した鯛を提供。〆たあと数時間寝かせることで、身が柔らかくなり、うまみが増す。噛むほどに鯛のうまみがじわじわと出てくる、滋味豊かな味わい
↑朝〆真鯛/二貫(135円) 魚河岸で朝〆した鯛を提供。〆たあと数時間寝かせることで、身が柔らかくなり、うまみが増す。噛むほどに鯛のうまみがじわじわと出てくる、滋味豊かな味わい

 

魚は築地から1日3回届けられる。仲買業者3社に競わせ、いいものをより安く入手。貝類の鮮度には自信があり、特に〝殻付き〟メニューは注文後に殻から身を取り出すため、圧倒的な鮮度を誇る。

↑生岩たこ/二貫(135円) 生の岩たこ(まだこ)を、もみじおろしとポン酢でいただく。柔らかく、とろけるようなたこの食感と甘みを堪能。頼めば、ポン酢でなく岩塩で食べることも可能だ
↑生岩たこ/二貫(135円) 生の岩たこ(まだこ)を、もみじおろしとポン酢でいただく。柔らかく、とろけるようなたこの食感と甘みを堪能。頼めば、ポン酢でなく岩塩で食べることも可能だ

 

限定品のまぐろは本まぐろのみを使用。中とろと大とろを区別しておらず、中とろを頼むと大とろが出ることもたまにあるそうだ。

↑殻付ホヤお造り(290円) 〆たてのほやをお造りに。新鮮なほやの甘みと磯の香りを味わえて290円は破格だ。もみじおろしとポン酢で食べれば、酒が進む!
↑殻付ホヤお造り(290円) 〆たてのほやをお造りに。新鮮なほやの甘みと磯の香りを味わえて290円は破格だ。もみじおろしとポン酢で食べれば、酒が進む!

 

回転寿司ながら注文握りにも対応してくれるのがうれしい。特に290円の高額ネタはレーンに流さず、握りたてのみを提供している。

 

※価格やネタは変動する場合があります。