グルメ
2016/7/21 17:37

お寿司も料理もかゆいところに手が届く! 「まぐろ人」グループの異端児「凧ずし 下高井戸店」【安旨寿司の名店】

江戸前寿司の起源といえば屋台寿司。その伝統を受け継ぐ立ち食い寿司の店が、近年人気を集めている。対して、安くておいしい庶民の味である回転寿司には、大手チェーンだけでなく、独立店あるいは小規模チェーンとしてオリジナリティのある店が多い。また、回転レーンなしで客の注文に丁寧に応えつつ、安さとうまさを両立する老舗からも目を離してはいけない。

 

本稿では、“名店”と評判の立ち食い寿司店や回転寿司店を紹介していく。首都圏を中心に安定した人気を誇る店、北海道や石川など地方から鳴り物入りで進出してきた店、町場の店に匹敵するサービスと味を提供する店など、様々な営業スタイルをもつ店を網羅。店舗の看板メニューやサイドメニュー、店内・外観の写真を豊富に織り交ぜ、店のこだわりと魅力を余すところなくお伝えしよう。

 

■本日のお店

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凧ずし(はたずし) 下高井戸店

住所:東京都世田谷区松原3-41-5 まるかみビル1F

交通:京王線ほか 下高井戸駅徒歩1分

スタイル:安旨寿司

 

新鮮ネタの寿司だけでなく本格ギョウザや串焼きもオススメ!

 ↑凧ずしこだわり五貫盛り(2376円) その日に入荷した旬の魚のなかから、最もふくよかで脂が乗ったものを五貫セレクト。取材時は北海道産のきんきや長崎産ののどぐろなど、高級なネタが揃っていた
↑凧ずしこだわり五貫盛り(2376円※) その日に入荷した旬の魚のなかから、最もふくよかで脂が乗ったものを五貫セレクト。取材時は北海道産のきんきや長崎産ののどぐろなど、高級なネタが揃っていた ※日によって価格変動あり

 

「凧ずし 下高井戸店」は「まぐろ人」グループのなかでも珍しい、回らない寿司店。魚は築地からグループ一括で仕入れることで、上質で新鮮なネタを安く提供。特に白身と貝類のネタの種類が多い。また、まぐろは本まぐろにこだわり、1本を系列店で仕分けて使う。

↑江戸盛(918円) 職人仕込みの腕が光る江戸前寿司の四貫盛り。漬けまぐろはサクのまま約2時間しょうゆに漬けて切りつけ。こはだは塩と酢を控えめにし、身のうまみを際立たせている
↑江戸盛(918円) 職人仕込みの腕が光る江戸前寿司の四貫盛り。漬けまぐろはサクのまま約2時間しょうゆに漬けて切りつけ。こはだは塩と酢を控えめにし、身のうまみを際立たせている

 

米ははえぬき、ササニシキ、ひとめぼれをブレンド。寿司酢には味に深みのある赤酢を加えている。板前は百戦錬磨のベテラン揃いで、客の好みをすぐに見抜き、握りの固さや量を調整するという。

↑炙り盛(756円) 脂のたっぷり乗った中とろ、サーモン、えんがわ、真さばを炙りに。中とろには大根おろし、えんがわには七味など、ネタごとに最良のトッピングがあしらわれる
↑炙り盛(756円) 脂のたっぷり乗った中とろ、サーモン、えんがわ、真さばを炙りに。中とろには大根おろし、えんがわには七味など、ネタごとに最良のトッピングがあしらわれる

 

また、一品料理のラインナップも十分充実しているが、ビル上階にある系列の中華料理店や洋食店からギョウザやオムレツなどを取り寄せることも可能。「凧ずし」は、寿司も一品料理も“かゆいところに手が届く”名店だ。

※価格やネタは変動することがあります。

 

【URL】

まぐろ人 http://www.magurobito.com/