グルメ
2016/7/29 17:04

【立ち食い寿司の名店】とびっきり新鮮な天然ものが100円から! 古きよき伝統を守る「立喰鮨 吉光 船橋北口店」

江戸前寿司の起源といえば屋台寿司。その伝統を受け継ぐ立ち食い寿司の店が、近年人気を集めている。対して、安くておいしい庶民の味である回転寿司には、大手チェーンだけでなく、独立店あるいは小規模チェーンとしてオリジナリティのある店が多い。また、回転レーンなしで客の注文に丁寧に応えつつ、安さとうまさを両立する老舗からも目を離してはいけない。

 

本稿では、“名店”と評判の立ち食い寿司店や回転寿司店を紹介していく。首都圏を中心に安定した人気を誇る店、北海道や石川など地方から鳴り物入りで進出してきた店、町場の店に匹敵するサービスと味を提供する店など、様々な営業スタイルをもつ店を網羅。店舗の看板メニューやサイドメニュー、店内・外観の写真を豊富に織り交ぜ、店のこだわりと魅力を余すところなくお伝えしよう。

 

■本日のお店

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立喰鮨 吉光(きっこう)船橋北口店

住所;千葉県船橋市本町6-4-23

交通:JR総武線ほか 船橋駅徒歩5分

スタイル:立ち食い寿司

 

天然ものにこだわった寿司が一貫100円から食べられる!

↑おまかせ(1400円) インドまぐろの中とろ二貫、白身や貝、うになど十貫をセットに。ネタは時期によって変わるが、どれも店主が自信を持って提供する上モノだ
↑おまかせ(1400円) インドまぐろの中とろ二貫、白身や貝、うになど十貫をセットに。ネタは時期によって変わるが、どれも店主が自信を持って提供する上モノだ

 

千葉県船橋市の「立喰鮨 吉光 船橋北口店」は、JR船橋駅から少し歩いた大通り沿いにある。この店は地元の高級寿司店の姉妹店で、天然の魚に徹底的にこだわる。そのため、立ち食い寿司店としてはやや高価だが、一度食べれば、それが決して高すぎではないことがわかるハズだ。

↑きんめ漬/一貫(150円) 店のオープン当初からある定番メニュー。しょうゆの風味をほどよくまとうことで金目鯛の濃厚な脂のうまみが引き立っている。思わず連続注文したくなる一品だ
↑きんめ漬/一貫(150円) 店のオープン当初からある定番メニュー。しょうゆの風味をほどよくまとうことで、金目鯛の濃厚な脂のうまみが引き立っている。思わず連続注文したくなる一品
↑あなご/一貫(150円) 穴子をじっくりと煮込み、最後に炙りを入れることで香ばしさをプラス。ふっくら柔らかい穴子は甘みが控えめで、穴子自体の味がしっかり感じられる人気メニューだ
↑あなご/一貫(150円) 穴子をじっくり煮込み、最後に炙りを入れることで香ばしさをプラス。ふっくら柔らかい穴子は甘みが控えめで、穴子自体の味がしっかり感じられる人気メニューだ

 

仕入れは船橋市場と築地市場から。船橋市場には店主自ら毎朝足を運び、吟味した魚を店でさばき、新鮮なうちに提供する。まぐろは天然のインドまぐろを使うが、時期によっては大間のまぐろが入ることもある。

↑活ツブ貝/一貫(250円) 食べた瞬間にみずみずしい味わいが特徴。ネタは肉厚でシコシコとした歯ごたえがあり、噛むほどに口の中に甘みが広がる。日本酒との相性がよく、酒好きにはファンが多い
↑活ツブ貝/一貫(250円) 食べた瞬間にみずみずしい味わいが特徴。ネタは肉厚でシコシコとした歯ごたえがあり、噛むほどに口の中に甘みが広がる。日本酒との相性がよく、酒好きにはファンが多い

 

↑利き酒3点セット(900円) 店主オススメの日本酒を3種楽しめる。写真は左から「占飲」(山形)、「南方」(和歌山)、「花の香」(熊本)
↑利き酒3点セット(900円) 店主オススメの日本酒を3種楽しめる。写真は左から「占飲」(山形)、「南方」(和歌山)、「花の香」(熊本)

 

ちなみのこの店では、寿司は指でつまんで食べるのが流儀。カウンター前には蛇口があり、食事の前後に手が洗える。そんな古きよき伝統が守れている点も、同店の魅力だ。

※価格やネタは変動する場合があります。