グルメ
2016/8/1 16:54

【安旨寿司の名店】大きめのシャリがコスパ抜群! ネタの鮮度も申し分ない「いろは寿司 中目黒本店」

江戸前寿司の起源といえば屋台寿司。その伝統を受け継ぐ立ち食い寿司の店が、近年人気を集めている。対して、安くておいしい庶民の味である回転寿司には、大手チェーンだけでなく、独立店あるいは小規模チェーンとしてオリジナリティのある店が多い。また、回転レーンなしで客の注文に丁寧に応えつつ、安さとうまさを両立する老舗からも目を離してはいけない。

 

本稿では、“名店”と評判の立ち食い寿司店や回転寿司店を紹介していく。首都圏を中心に安定した人気を誇る店、北海道や石川など地方から鳴り物入りで進出してきた店、町場の店に匹敵するサービスと味を提供する店など、様々な営業スタイルをもつ店を網羅。店舗の看板メニューやサイドメニュー、店内・外観の写真を豊富に織り交ぜ、店のこだわりと魅力を余すところなくお伝えしよう。

 

■本日のお店

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いろは寿司 中目黒本店

住所:東急東横線ほか 中目黒駅徒歩4分

交通:東京都目黒区青葉台1-30-10 2F

スタイル:安旨寿司

 

ネタは新鮮でシャリは大きめ! 奇をてらわない昔ながらの店

↑松にぎり 一人前(2106円) とろ二貫に赤えび、白身、うに、 いくらなど、老若男女に愛され る定番の寿司がズラリ。ネタそ れぞれの質が高く、それでいて この価格はおトクだ。
↑松にぎり 一人前(2106円) とろ二貫に赤えび、白身、うに、いくらなど、老若男女に愛され る定番の寿司がズラリ。ネタそれぞれの質が高く、それでいてこの価格はおトクだ

 

中目黒「いろは寿司」は、昔ながらの柔和な接客とネタの新鮮さにこだわりつつ、リーズナブルな価格で提供する人気店。若い人向けにシャリを大きめで提供するなど、人情味にあふれた“町場の店”だ。

↑芽ねぎ&うずら玉子/一貫(172円) 静岡県産の芽ねぎとうずらの黄身 を使用。うずらの黄身のまろやかさ に芽ねぎのほろ苦さが抜群のアクセ ントに。芽ねぎをエシャロットに変 えたバージョン(205円)も人気だ。
↑芽ねぎ&うずら玉子/一貫(172円) 静岡県産の芽ねぎとうずらの黄身を使用。うずらの黄身のまろやかさに芽ねぎのほろ苦さが抜群のアクセントに

 

社長自ら毎朝築地に行き、鮮度のよいネタを吟味。まぐろは本まぐろにこだわり、いくらは大粒を使う。夏には、はもや岩がきも登場する。

↑うまづら/一貫(324円) 店内の水槽から天然モノを出して 使用。裏ごしした肝の上にもみじお ろしを乗せ、ポン酢をあしらった。 肝のうまみを、ポン酢の清涼感で引 き立たせた技アリのおいしさだ。
↑うまづら/一貫(324円) 店内の水槽から天然モノを出して使用。裏ごしした肝の上にもみじおろしを乗せ、ポン酢をあしらった。肝のうまみを、ポン酢の清涼感で引き立たせた技アリのおいしさ

 

シャリはふんわり握られ、口に運ぶとほろりとほどける。米やわさびの量は頼めば調整してくれ、多くの種類を食べたい人に最適。さらにしょうゆは自家製だしで割り、店の寿司に合うテイストに調合している。

↑刺盛 一人前(1836円) 7種の日替わりネタと玉子の盛り 合わせ。取材時は本まぐろ赤身や三 重の生とり貝、かつおなどが入って いた。飾り包丁を入れたスイカで夏 らしさを表現している。
↑刺盛 一人前(1836円) 7種の日替わりネタと玉子の盛り合わせ。取材時は本まぐろ赤身や三重の生とり貝、かつおなどが入っていた。飾り包丁を入れたスイカで夏らしさを表現している

 

そんな妥協のない味を守りながら、年中無休で深夜4時まで営業。遊び慣れた大人が夜な夜な集う中目黒には、欠かせない存在となっている。

 

【URL】

いろは寿司 http://www.irohasushi.com/

※価格やネタは変動する場合があります。