グルメ
2016/8/5 16:59

【立ち食い寿司の名店】握りは全品たったの100円! 仕事終わりのちょい飲みにも使える門前仲町「凧○」

江戸前寿司の起源といえば屋台寿司。その伝統を受け継ぐ立ち食い寿司の店が、近年人気を集めている。対して、安くておいしい庶民の味である回転寿司には、大手チェーンだけでなく、独立店あるいは小規模チェーンとしてオリジナリティのある店が多い。また、回転レーンなしで客の注文に丁寧に応えつつ、安さとうまさを両立する老舗からも目を離してはいけない。

 

本稿では、“名店”と評判の立ち食い寿司店や回転寿司店を紹介していく。首都圏を中心に安定した人気を誇る店、北海道や石川など地方から鳴り物入りで進出してきた店、町場の店に匹敵するサービスと味を提供する店など、様々な営業スタイルをもつ店を網羅。店舗の看板メニューやサイドメニュー、店内・外観の写真を豊富に織り交ぜ、店のこだわりと魅力を余すところなくお伝えしよう。

 

■本日のお店

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凧○(なぎまる) 門前仲町

住所:東京都江東区富岡1-6-5

交通:東京メトロ東西線 門前仲町駅徒歩1分

スタイル:立ち食い寿司

 

ちょい飲みにも重宝する寿司とつまみを味わえる一軒

↑海老サラダロール(200円) えびと玉子、キュウリなどを具材に裏巻きにし、とびっこをあしらった。さっぱりした味で、マヨネーズとしょうゆのタッグでうまみ倍増。女性や子どものファンも多い
↑海老サラダロール(200円) えびと玉子、キュウリなどを具材に裏巻きにし、とびっこをあしらった。さっぱりした味で、マヨネーズとしょうゆのタッグでうまみ倍増。女性や子どものファンも多い

 

下町情緒あふれる門前仲町に、新感覚の立ち飲み&立ち食い寿司店がオープンした。京樽グループが手掛ける「凧○」だ。

↑細巻 鉄火(200円) インドまぐろの赤身を使った鉄火巻き。まぐろのうまみにのりの風味が加わって、パクパク食べられる。味も量も満足度の高い一品で、飲みの〆にもぴったり
↑細巻 鉄火(200円) インドまぐろの赤身を使った鉄火巻き。まぐろのうまみにのりの風味が加わって、パクパク食べられる。味も量も満足度の高い一品で、飲みの〆にもぴったり

 

同店は、昼は寿司や丼のテイクアウト、夜は飲み屋営業で、ケースから食べたい料理を取って清算するスタイル。寿司はレジで注文すれば、握りたてを食べられる。価格は握り一貫100円、巻物200円と、きわめてリーズナブルだ。

↑しめ鯖にぎり/一貫(100円) さばはしっかりと〆られ、酸味のなかに凝縮した素材のうまみが感じられる。また、シャリは「京樽」の伝統の味を守り、甘みと酸味をしっかり共存させたクセのない味わいだ
↑しめ鯖にぎり/一貫(100円) さばはしっかりと〆られ、酸味のなかに凝縮した素材のうまみが感じられる。また、シャリは「京樽」の伝統の味を守り、甘みと酸味をしっかり共存させたクセのない味わいだ

 

魚は同グループのバイヤーが全国を回り、活きのいいネタを入手。また、サクから切りたてを握ることで、抜群の鮮度を保っている。

↑まぐろにぎり/一貫(100円) インドまぐろを使用。中とろ近くの赤身を使っており、赤身ながら脂が適度に乗っていてうまい。これが一貫100円とはビックリ! まとめて数貫注文する客もいる人気の品だ
↑まぐろにぎり/一貫(100円) インドまぐろを使用。中とろ近くの赤身を使っており、赤身ながら脂が適度に乗っていてうまい。これが一貫100円とはビックリ! まとめて数貫注文する客もいる人気の品だ

 

白を基調とした店内は女性も入りやすく、実際に女性グループの来店が増えているとか。寿司も酒もカジュアルに楽しみたい人には、特にオススメしたい名店だ。

※価格やネタは変動する場合があります。