グルメ
ラーメン
2017/3/21 20:00

他では味わえない麺の喉越しと上質さ! “稲庭うどん風”つけ麺が評判の湯島「らーめん天神下 大喜」

本稿では、「つけ麺」や「まぜそば」がウマい店をドーンと紹介。「ガツガツ・モリモリ食べて元気になれるような“渾身の一杯”」を出す店を テーマに、看板メニューや店内・外観写真などの基本情報を中心にお伝えしていく。これを機に、紹介した店の味を己の舌で確かめてもらえれば本望だ。

 

■本日のお店

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らーめん天神下 大喜

交通:東京メトロ千代田線 湯島駅徒歩1分

住所:東京都文京区湯島3-47-2 白木ビル1F

総座席数:15席(カウンター13席/テーブル2席)

 

とりそばの名手が作る上質な逸品

「らーめん天神下大喜」は、和食出身の武川数勇氏が1999年に創業した、古くからの行列店。人気のメニューは、大量の比内地鶏や塩ダレなどを使ったとりそばだが、同じく創業時より人気なのが、魚介と昆布で出汁を取った醤油ダレのつけ麺だ。

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↑つけ麺(太麺)(900円) 大喜のスープはあっさりとしているが、出汁の風味がとても強い。その理由は鶏の臭みを消すためで、香味野菜を入れずに魚介を強めているのだ
↑つけ麺/大盛(850円) 大喜のスープはあっさりとしているが、出汁の風味がとても強い。その理由は鶏の臭みを消すためで、香味野菜を入れずに魚介を強めているのだ

 

つけ汁は全体的に淡麗な味わいでまとめられたもの。しかし、土台となる出汁は鶏ネックのガラと煮干しの風味をしっかり炊き込んでいるので、コク深い仕上がりに。柑橘系のアクセントで、爽やかさもプラスされているのが特徴だ。

↑とりそば(850円) 大喜を象徴する傑作。入れる具材は季節によって若干変える。冬は春菊を、夏は柚子やすだちを投入(写真は柚子とすだち)
↑とりそば(850円) 大喜を象徴する傑作。入れる具材は季節によって若干変える。冬は春菊を、夏は柚子やすだちを投入(写真は柚子とすだち)

 

この上品なつけ汁には、稲庭うどんをイメージした自家製麺がマッチ。もっちり、スベスベ食感の太い平打ち麺は、喉越しも秀逸だ。なお、つけ汁には、チャーシューが2枚と小松菜、メンマやネギをトッピング。麺の上にはナルトがのる。細麺を使ったつけ麺もあるので、食べ比べてみるのもいいだろう。

 

※本稿に記載されている情報は、一部変更になっている場合があります。