デジタル
2017/2/18 17:00

全部ほしい! 見た目はペンだけど書く以外の使い方ができる「高機能デバイス」大集合

「ペンなんて書ければいい」と思っていませんか? そんな考えはもったいない! 世の中にはたくさんの便利に進化したペン型デバイスが登場しているんです。

 

毎日持ち運ぶペンだからこそ、ひと味違う高機能なものを選びたいもの。本稿ではペン型の賢いメジャーからスパイのような多機能ペン、そして人気作品のファンにはたまらない万年筆まで、一気に集めてみました。

 

【その1】コロコロするだけで距離を測定できるペン型メジャー「01」

必要な時、意外と持っていないのがメジャー。新居の内覧や家具の購入時に「あぁ、メジャーがあれば……」と悔やんだことのある人も多いでしょう。でもメジャーって重いしかさばるし、できれば持ち運びたくないですよね。

 

20170209npen2

 

そんな時大活躍必至なのが、このペン型メジャー「01(ゼロワン)」。なんとペンの頭の部分をコロコロするだけで、物の長さが測れるんです。信じられないですよね。

 

 

壁をコロコロ、家具をコロコロ、腕の長さをコロコロ……。これだけでスマートフォンやApple Watchに計測した長さが表示されるんです。しかも転がしての計測だから、曲面部の長さの測定もラクラク。まさにメジャー業界の常識を一変させるようなツールなんです。

 

販売価格は1万7280円。計測精度は0.1mm単位と非常に正確。また本体はアルミ製の高級感あるデザインで、安定してしっかりとした計測が可能です。

 

20170209npen3

 

「01」はペン先の種類によって「PEN MODEL/PENCIL MODEL/STYLUS MODEL」と3種類。これだけ多機能なのに、普通のペンとしても使えるところが憎いです。現在、ソフトバンクオンラインショップなどで販売中です。

 

【その2】ジェームズ・ボンド気分が味わえる多機能ペン「ChargeWrite」

スパイ映画に欠かせないのが多機能ペン。秘密のデータを収納したり、ピルケースになったり、はたまたレーザーを照射したり……。流石にレーザーは無理ですが、それに近いような多機能なスマートペン「ChargeWrite」ならあります。

 

20170209npen4

 

「ChargeWrite」は見た目には普通の太めのペン。しかし、なぜかスマートフォンに刺さっています。その理由は、「ChargeWrite」がスマホに関連したたくさんの機能を搭載しているから。

 

まず、フラッシュメモリ機能。本体に16GBのフラッシュメモリを内蔵することで動画や画像、それに秘密の書類などのデータを持ち運ぶことができます。またペン先はスタイラスとしても利用可能。スマートフォンとの連携もバッチリです。さらに、スクリーンクリーナーとしてゴシゴシと画面をキレイにすることもできます。

 

そして、スマートフォンの充電も可能! 1000mAhのバッテリーを内蔵することで、ここぞというときのバッテリー切れの危機を回避できます。しかもコネクターはiPhoneとAndroidスマートフォンに両対応。自分のiPhoneだけでなく、友達のAndroidスマートフォンも充電可能です。

 

20170209npen5

 

家に帰れば、USB経由で充電。戦士にも休息は必要なのです。

 

この「ChargeWrite」はクラウドファンディングサイトのIndiegogoにてプロジェクトを行っており、1本を29ドル(約3300円)から予約可能。製品の出荷時期は2017年の4月で、世界中への出荷にも対応しています。

 

【その3】ノートがデジタル化できる魔法のペン「Neo smartpen Ottchil Edition」

ブレストや会議などの手書きメモやイラストをデータ化したいときって、ありますよね。アナログのイラストとデジタル、その架け橋になってくれるのがこの「Neo smartpen Ottchil Edition」。
20170209npen5.2

 

「Neo smartpen Ottchil Edition」のちょい太めのペンにはカメラが内蔵されており、Nノート上にさらさらっと書くとリアルタイムで書いた内容がアプリに反映されます。このNノートには目に見えない特別な記号が書き込まれており、これをカメラで読み取っているんですね。じつにうまい仕組みです。

 

20170209npen5.1

 

Nノートはオンラインストアで購入することもできますが、なんと自分のプリンターでも印刷が可能! 毎日のメモくらいなら、自分でプリントしたノートに書いたほうが節約にもなりますよね。

 

今回の「Neo smartpen Ottchil Edition」は、ペン先とホルダーに美しい装飾をあしらった特別モデル。ペン本体とNモレスキン・ノートブック、ペントレー、認定カード、アクセサリーキットが、現在クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて399豪ドル(約3万5000円)にて予約受付中。製品は2017年6月に出荷予定で、全世界への配送にも対応しています。

 

【その4】とくに機能はないもののブランド力がすごい「シャアの万年筆」

せっかくなので、最後は日本製のユニークなペンもご紹介。文房具プレミアム バンダイとプラチナ万年筆のコラボから登場した「シャアの万年筆」です。

 

万年筆WEB-F0123

 

赤い彗星ことシャアをイメージして、本製品はとにかく赤にこだわった逸品。本体は真紅の樹脂で形成し、ガラス基材の顔料を混ぜることで光を当てると輝く仕様。またエンブレムは金色印刷となっており、百式とはモノの違う輝きを放っています。

 

20170209npen7

 

しかも、ペン裏にはシャアのサイン入り! 14金のペン種にはジオン軍のエンブレムが刻印されています。さらにインクを吸い取るためのブロッターカードやインクカートリッジ付属の専用ケースに収納されるなど、コレクションとしても日用品としても毎日利用可能です。

 

20170209npen8

 

「シャアの万年筆」は現在、2万3760円にて予約を受付中。製品の出荷時期は2017年5月を予定しています。この万年筆なら、3倍速く書けるはずです!

 

一昔前、見た目はペンなのに中身がカメラになっているデバイスも流行しました。ペンは誰もが日常的に使うもの。これからもペン型デバイスの進化には目が離せません。