【ベストSIMフリーのWindowsスマホ】PC連携に強いあの注目機が買い!

SIMフリーのハイエンドスマホのカテゴリにおいて、お手ごろ価格のWindows 10 Mobile端末も続々と増えてきました。例えば、2月から国内初のミドルレンジモデルNuAns NEOが発売に。カメラ性能など洗練されていない部分もありますが、ガジェット好きは一考の価値ありの製品となっています。

本記事ではその存在感について、ライターの井上晃さんが分析。全3モデルを徹底的にチェックしていきます。

チェックすべきトレンド4項目

OS
Android 5.1が主流。Windows 10 Mobile搭載機が増えてきたことも注目したいです。

8コアCPU
CPUには8（オクタ）コアを搭載するモデルが多いんです。スペックではキャリア機を上回るものもあります。

高精細ディスプレイ
5型以上の大きなディスプレイを搭載するモデルが中心。解像度はフルHDが標準的です。

高画素アウトカメラ
SIMフリー機では1300万画素カメラが標準。800万画素インカメラを搭載するものもあります。

トリニティ
NuAns NEO（写真右）
4万6116円〜（カバーセット）

【OS／Windows 10 Mobile】
【CPU／8コア1.5GHz】
【ディスプレイ／5.0型HD】
【カメラ／アウトカメラ1300万画素】

ミドルレンジ相当のCPUを搭載する5.0型Windows機。アダプター経由で無線ディスプレイと接続し、PC風に使える「Continuum」機能に対応しています。カバーの組み合わせは上下それぞれ好みで選択可能です。

【SPEC】
●連続待受時間：400時間以上
●RAM：2GB
●ROM：16GB
●インカメラ：500万画素
●防水／防塵：非対応
●サイズ／質量：約W74.2×H141×D11.3mm／約150g

【プロの5項目採点】
ディスプレイ　14
カメラ　14
インカメラ　14
サウンド　12
操作性　16
合計70点

デザイン・機能ともに頭一つ抜きん出た端末
「木材やスエードのケースを選択できる楽しさがあります。ストラップホールが付いているなど、利用者視点での気配りが多い点も高評価です」

ヤマダ電機
EveryPhone（写真左上）
実売価格3万7584円

【OS／Windows 10 Mobile】
【CPU／4コア1.2GHz】
【ディスプレイ／5.5型HD】
【カメラ／アウトカメラ1300万画素】

ヤマダ電機で販売されているEveryシリーズのフラットでシンプルな5.5型端末。138.6gという軽さも特徴です。ROMが32GBと大きいので、外部メモリなしでも多くのファイルを保存できます。

【SPEC】
●連続待受時間：約300時間
●RAM：2GB
●ROM：32GB
●インカメラ：約500万画素
●防水／防塵：非対応
●サイズ／質量：約W78.6×H154.8×D6.9mm／約138.6g

【プロの5項目採点】
ディスプレイ　14
カメラ　12
インカメラ　14
サウンド　12
操作性　12
合計64点

画面が大きくファイルが確認しやすい！
「Officeのファイルを開く際には、5.5型の大画面は見やすく感じます。また、2年間の修理保守サービスが付くなどサポート面も安心です」

FREETEL
KATANA 02（写真左下）
2万1340円

【OS／Windows 10 Mobile】
【CPU／4コア1.1GHz】
【ディスプレイ／5.0型HD】
【カメラ／アウトカメラ800万画素】

5点マルチタッチ対応の5型ディスプレイを搭載。2GB RAM内蔵でXboxゲームアプリの起動にも耐えられます。電池パックは交換可能。さらに安い4.5型のKATANA 01（1万3100円）もあります。

【SPEC】
●連続待受時間：約300時間
●RAM：2GB
●ROM：16GB
●インカメラ：約200万画素
●防水／防塵：非対応
●テザリング：対応
●サイズ／質量：約W72.0×H141.0×D8.9mm／約159g

【プロの5項目採点】
ディスプレイ　12
カメラ　12
インカメラ　14
サウンド　12
操作性　14
合計64点

Windows機を試してみたい人にオススメ！
「約2万円の安さで入手できるのが魅力的。サブ端末として一度試したい人におすすめです。メタリックなボディは質感も洗練されています」