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2016/6/29 18:10

GoProの神髄をコロラドで見たり!  街全体がアウトドアとスポーツと音楽で染まる「GoPro Mountain Games」レポート

アクションカメラのパイオニアであるGoProが、2013年からタイトルスポンサーとして運営をサポートしている「GoPro Mountain Games」は、2002年より米国で始まったアウトドアスポーツとライフスタイルや音楽を融合させた野外イベントです。毎年行われるこのイベントでは、アウトドアスポーツを満喫することができ、一般参加としてもアクティビティを体験可能。今年は米国コロラド州ベイルにて、6月9日~12日の日程で開催されました。観客数は6万人、参加したアスリートは2500人で、そのなかには日本人も含まれています。

 

本記事ではまず、イベント期間中の街の様子を紹介。後半は実際に体験したアクティビティと、改めてGoProの性能について触れていきます。

 

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アウトドアの祭典で開催地ベイルは街中が観戦ステージに

イベント期間中は街全体はお祭りムード一色。カヤック競技やスラックライン、わんちゃんの競技など多種多様な試合が開催されていました。

 

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自然の川での実際に競技。展開の予測がつかず、観ている方も緊張感が高まります。本場でのダイナミックなカヤック競技にアメリカの雄大を感じざるを得ません。

 

↑スラックラインは、ベルト状のラインにテンションを掛けた綱渡りに似たスポーツ。バランス感覚と集中力が必要です。大胆でインパクトのある技が登場すると、会場は大きな拍手が響きます

スラックラインはベルト状のラインにテンションを掛けた綱渡りに似たスポーツ。バランス感覚と集中力が必要です。大胆でインパクトのある技が登場すると、会場は大きな拍手が響いていました。

 

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ブースエリアの様子。アウトドアのアイテムを扱うメーカーが、数多く出店しました。日本で未発売の商品もあり、アウトドア好きにはたまらないエリアです。

 

↑日本でも人気が高くなっているクライミング。欧米選手のハイレベルなクライミングはスピード感があります。筋力だけではなく、頭脳ゲームの側面もありようです

日本でも人気が高くなっているクライミング。欧米選手のハイレベルなクライミングはスピード感が抜群でした。筋力だけではなく、頭脳ゲームの側面もあり大興奮。

 

↑DockDogs Outdoor Big Air 賢くしつけされた犬が、ステージを助走して空中にセットされたターゲットを口でくわえてゲットできるかを競うコンペです。犬の勇気を感じることができ、会場の盛り上がりはマックス!

DockDogs Outdoor Big Airの様子。賢くしつけされた犬が、ステージを助走して空中にセットされたターゲットを口でくわえてゲットできるかを競うコンペです。犬の勇気を感じることができ、会場の盛り上がりはマックス!

 

こちらはGoPro HERO4 Silverにてハイスピードに撮影してみました。超スローモーションの映像がばっちり撮れています。

 

 

 

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一般の人も参加できるヨガのプログラムにぜ大勢の人が参加。晴天のもと、澄んだ空気を吸いながらのヨガは、最高のリラクゼージョン効果を得られそうです。

 

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音楽のイベントは、ミニライブから野外コンサートの規模まで、バラエティー豊か。一日中、サウンドも楽しむことができます。

 

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競技に参戦する人の朝は早い。午前7時だというのに、作戦会議やウォーミングアップで集まるアスリートたち。

 

 

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GoProのブースが街の中心部にありました。実際に製品を購入することもでき、またアドバイスも受けられます。

8K VRカメラシステム「Odyssey」の実物が展示!

筆者的に特に気になったのが、GoPro HERO4 Black 16台を縦位置に装着するリグ(撮影装置)の展示。8Kの高解像度に、3D360度VRビデオ撮影を可能にした「Odyssey」です。撮影した映像はGoogleの変換ソフトウェア「Jump」にてパノラマ映像として結合。GoProのウェブサイトからプログラムに登録し、認定された応募者のみ購入できます。日本国内でも購入することはできますが、やはり映像関係のプロが対象。

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↑Odysseyの様子。16台が組み合わせた様子は壮観です

 

もうひとつ印象に残ったのが、GoProのチームとディナーミーティング。GoProスタッフはとても気さくでホスピタリティに満ちて親切でした。ユニークなスタッフも多く日本に滞在したことがあるという男性は、歩いて四国八十八箇所巡りをしたと日本語で話してくれました。

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また別の若いスタッフは、日中にエキサイティングなイベントで一緒に写真を撮っていたら「YA-BAI-NE!」と言いました。そう「ヤバイね!」です。ポジティブな感嘆詞として日本語を使いこなす、「アンタがヤバイよ!」と心の中で叫ぶ。

 

本社があるカリフォルニアの陽射しと気候が、GoProカルチャーを育むのでしょうか。

 

コロラドで改めてわかったGoProの魅力

ここまでイベントの模様やGoPro的カルチャーについて触れてきましたが、最後に製品の話。GoProは、最高4K動画撮影もできるアクションカメラの代名詞です。上位機種のHERO4 Blackは、アメリカ放送業界での権威あるエミー賞を受賞。水深40mまで対応する防水ハウジングを同梱しています。

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↑こちらはGoPrp HERO4 Silver

 

GoProのレンズは解像力が高く秀逸。撮影画像は、人間の眼に例えると、視力が良ければ遠くのものもハッキリと見えるのと同じことです。筆者は写真家で、これまでに何十本ものレンズを使ってきたため、GoProの優れた性能を実感できます。

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↑GoProのカメラには、「バースト」という連続写真撮影モードや、一定時間ごとに撮影する「タイムラプス」モードを備えています

 

下はGoProのスタッフに写真を撮ってもらっている際に、体のバランスを崩し背後の川へ落ちた様子。カメラ設定は「タイムラプス」。この展開を予期していたのか、一部始終をしっかりと記録されました。

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また、GoProはアウトドア専用のカメラではなく、スナップ撮影にも向いています。超広角レンズの特性を活用して、印象的な写真作品も撮ることができます。朝の写真散歩での1枚です。

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【関連リンク】
GoPro Mountain Games http://www.mountaingames.com/summer
GoPro 公式サイト https://jp.gopro.com