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2016/10/23 19:30

【NTTドコモ・ソフトバンク・au】大手3キャリアのスマホ2016年冬春モデルまとめてチェック!

10月18日のNTTドコモの冬春モデルの発表により、ソフトバンク、auを含めた大手キャリア3社のスマホ2016年冬~2017年春モデルが出そろいました(auは今後、第二弾も発表予定)。3社共通する端末はソニーモバイルの「Xperia XZ」のみ。今回は、各社の端末をまとめて一挙に紹介します!

 

ドコモはオリジナル端末「MONO」に注目

Xperia XZ (SO-01J)

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5.2型のフルHDディスプレイを搭載するXperiaの新フラグシップモデル。ソニー製品の最上位モデルとしておなじみの「Z」の一文字が付いています。現行の「Xperia X Performance SO-04H」と「Xperia Z5 Premium SO-03H」はそれぞれ5.0型、5.5型であり、両者の間を取るサイズ感となりました。

 

筐体は、左右上下が対象となる「ループデザイン」を採用。ディスプレイから背面まで、角がなく滑らかにつながっているのが特徴です。高純度のメタル素材は、落ち着いた深い色味と光沢感を両立します。カラーは「Forest Blue」「Platinum」「Mineral Black」「Deep Pink」の4種類を展開。

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2300万画素のカメラには、従来の「Imageing sensor」に加え、「Lasor AF sensor」と「RGB-IR sensor」の計3つのセンサーを搭載。暗い場所でも素早くオートフォーカスができるようになり、色の再現性も向上しました。スマホ初となる「5軸」の手ブレ補正機能を搭載しており、動画もブレずに撮影可能です。また、1320万画素の高画素インカメラも搭載します。

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↑レンズ下に3つのセンサーを備える

 

【SPEC】
OS:Android 6.0
CPU:4コア、2.2GHz×2 + 1.6GHz×2
RAM/ROM:3GB/32GB
画面:約5.2型フルHD
カメラ:2300万画素
サイズ/質量:約W72×H146×D8.1㎜/約161g

 

Xperia X Compact (SO-02J)

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片手でも扱いやすい4.6型コンパクトモデル。XperiaシリーズとしてはZ5 compact以来、1年ぶりとなります。こちらもXperia XZと同様「ループデザイン」を採用。セラミックのような滑らかな質感が特徴です。カラーは「Mist Blue」「White」「Universal Black」「Soft Pink」の4種類。

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従来機の「Z5 Compact」と比較すると、RAMが2GBから3GBにアップしており、負荷の重いアプリにも対応可能です。また、新たにキャップレス防水や指紋認証にも対応しており、使い勝手が向上されています。

 

カメラにはXperia XZと同様に、3つのセンサーおよび5軸の手ブレ補正機能を搭載。「0.6秒で起動・撮影」、「先読みAF」など、Xperia X Performanceから踏襲する機能もあります。

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↑レンズ横に3つのセンサーを備える

 

【SPEC】
OS:Android 6.0
CPU:6コア、1.8GHz×2 + 1.4GHz×4
RAM/ROM:3GB/32GB
画面:約4.6型HD
カメラ:2300万画素
サイズ/質量:約W65×H129×D9.5㎜/約135g

 

MONO (MO-01J)

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NTTドコモがオリジナルブランドで提供するスマホ「MONO(モノ)」。ディスプレイは4.7型HD画質で、片手でも扱いやすいサイズ感です。カラーは「White」と「Black」の2種類を展開します。

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リーズナブルな価格帯を実現しつつも、筐体にはガラスやアルミを使用する、上質なデザインに仕上がっています。タッチ操作の反応速度を高めるチューニングを施していることも特徴です。また、オリジナルのアイコンデザインや、時計ウィジェット、クマのキャラクター「ものの助」をあしらったLIVE UXなど、プリインコンテンツも多数用意されます。

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↑ストラップホールも備えている

 

IPX5/7、IP5Xの防水・防塵性能を備え、SDカード、ハイレゾなどにも対応。また、iPhoneではおなじみとなるマナーモード切り替え用のハードスイッチを搭載します。画面操作をせずに、素早くON/OFFを切り替え可能です。なお、「VoLTE」、「スグ電」にも対応しています。

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↑マナーモード用ハードスイッチを装備

 

【SPEC】
OS:Android 6.0
CPU:8コア、1.5GHz×4 + 1.2GHz×4
RAM/ROM:2GB/16GB
画面:約4.7型HD
カメラ:1330万画素
サイズ/質量:約W69×H136×D8.8㎜/約138g

 

arrows NX (F-01J)

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米国国防総省が定めるMIL規格の耐久テスト14項目をクリアするタフネスモデル。加えて、1.5mの高さから26方向でコンクリートに落下させて画面が割れないことを確かめる独自試験を実施しており、万が一の事態にも破損リスクが小さいのが特徴です。arrowsおなじみの虹彩認証機能も搭載。カラーは「Copper」「White」「Black」の3種類です。

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構造上の工夫が豊富で、端末内部の側壁にはステンレスフレームが追加されました。これにより「曲げ耐性」が向上。内部のステンレスホルダを厚くしたことで、端末全体の剛性もアップしています。フレームには、航空素材などに用いられる7000シリーズのアルミニウム合金が採用されており、画面を保護するために縁が立っています。また、ベゼルは落下実売価格の衝撃を分散させるために、ラウンド形状になっています。

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【SPEC】
OS:Android 6.0
CPU:4コア、2.0GHz
RAM/ROM:3GB/32GB
画面:約5.5型フルHD
カメラ:2300万画素
サイズ/質量:W72×H144×D7.7㎜/170g台(予定)

 

V20 PRO (L-01J)

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カメラとオーディオにこだわったLG Electronics製の5.2型モデル。額縁を感じさせないスリムなデザインしていて、アルミボディは滑らかな曲線に仕上がっています。カラーは「チタン」のみ。

 

F値1.8の高精細レンズを含むデュアルカメラを搭載し、135°の超広角で撮影できます。シャッタースピードやISO感度も調整可能。また、4GBの大容量RAMを搭載しているので、動画の編集もプリインアプリでサクサク行えます。

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音響のチューニングはオーディオブランドの「Bang and Olfsen」と共同で行ったこだわり仕様。イヤホンも同梱されます。また、スマホとして初となる「Quad-DAC」を搭載しており、従来のシングルDACと比べ、ノイズが半分に抑えられるのが特徴です。

 

【SPEC】
OS:Android 7.0
CPU:4コア、2.15GHz×2 + 1.59GHz×2
RAM/ROM:4GB/32GB
画面:約5.5型フルHD
カメラ:1617万画素+817万画素
サイズ/質量:W73×H148×D7.9㎜/約160g

 

AQUOS EVER (SH-02J)

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現行のAQUOS ZETA(5.3型)よりも一回り小さい5型ディスプレイを搭載する「EVER」シリーズの新機種。側面には指紋センサーが配置され、触れるだけで素早くロック解除などの操作を行えます。

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↑側面に指紋センサーを搭載

 

従来機と比べると、防水性能だけでなく、新たに防塵もサポートしました。また、ディスプレイには省電力性に優れるIGZOを採用しています。さらに、厚さは9.7mmから8.3mmへとスリム化。インカメラは210万から500万へと高画素化しています。

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↑曲線が美しいボディ

 

【SPEC】
OS:Android 6.0
CPU:8コア、1.4GHz×4 + 1.1GHz×4
RAM/ROM:2GB/16GB
画面:約5型HD
カメラ:1310万画素
サイズ/質量:W71×H143×D8.3㎜/130g 台

 

ソフトバンクの目玉は「STAR WARS Mobile」

ソフトバンクの16年冬春モデルは、スマホは、「Xperia XZ」(ソニーモバイル)、「AQUOS Xx3 mini」(シャープ)と、スターウォーズをデザインした「STAR WARS Mobile」(シャープ)の3機種。そのほか、発売中の「AQUOS Xx3」の新色となる「ピンク」を11月下旬以降に発売します。

 

STAR WARS Mobile

「STAR WARS Mobile」は、映画「スター・ウォーズ」の世界観を、壁紙やアプリケーションなどのコンテンツだけでなく、外観にも表現したAndroidスマートフォンです。ベースとなっているのは、シャープの「AQUOS Xx3」。カラーは、世界観にあわせDark SideとLight Sideの2色を用意。背面には見る角度によって色が変わる偏光パネルを採用し、「スター・ウォーズ」のロゴと、映画に登場する帝国軍と反乱軍それぞれのシンボルをプリントしています。発売は2016年12月上旬以降の予定です。

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↑Dark Side(左)とLight Side(右)

 

ホーム画面のライブ壁紙には、「スター・ウォーズ」シリーズの象徴的なシーンを、劇中に登場する乗り物「Xウィング」「タイ・アドバンスト x1」のコックピットに座っているかのような視点で再現。メールや電話といった基本的なアプリのアイコンやホームボタンにも、スター・ウォーズのデザインを施しています。また、「帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)」をはじめとするおなじみの音楽や効果音も採用。そのほか、人気キャラクターの壁紙や、映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」をフル再生できる映像プレーヤーなど、スター・ウォーズの世界観が詰め込まれた1台です。

 

特典として、12月16日公開予定の映画最新作「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に登場するキャラクターと乗り物のフィギュアを5種類同梱。ほかでは入手できない限定の「ダース・ベイダー(ローグ・ワン)ガンメタルver.」も付属します。

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【SPEC】
OS:Android 6.0
画面:約5.3型フルHD
カメラ:2260万画素
サイズ/質量:約W73×H149×D7.6㎜/約155g

 

Xperia XZ

「Xperia XZ」は、シリーズ初となる3つのセンサーを備えた高性能カメラと、バッテリーの劣化を抑える充電最適化技術が特徴。カラーは、ミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルー、ディープピンクの全4色で、発売は2016年11月上旬以降(10月14日予約受け付け開始)。

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↑左からフォレストブルー、ミネラルブラック、プラチナ、ディープピンク

 

AQUOS Xx3 mini

「AQUOS Xx3 mini」は、片手で持っても使いやすいコンパクトなサイズが特徴。ソフトバンクの端末として初となる、最新のAndroid 7.0を搭載。カラーは、イエローグリーン、ブラック、ブルー、ピンク、ホワイトの全5色を用意し、発売は2017年2月上旬以降の予定です。

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メインカメラは有効画素数約2100万画素の高画質カメラを搭載。光学手ブレ補正機能により、遠くにある被写体もくっきりと写すことができます。サブカメラは、有効画素数約800万画素の広角レンズに加え、フラッシュも搭載しており、自撮りもキレイに撮影可能。

 

また、電池残量が少なくなった場合に動作や機能を一部制限することで、より長く利用できる「長エネスイッチ」を搭載。IGZO液晶の優れた省電力性能と合わせて、長時間の使用を可能にしています。

 

【SPEC】
OS:Android 7.0
画面:約4.7型フルHD
カメラ:2100万画素
サイズ/質量:約W67×H135×D8.6㎜/約135g

 

auからは「isai Beat」が登場

auの2016年冬モデル第1弾として、ソニー「Xperia XZ(SOV34)」とLGエレクトロニクス「isai Beat(LGV34)」の2機種を発表しました。

 

isai Beat(LGV34)

「isai Beat」は、最新のOS「Android7.0」を搭載したスマートフォン。ひとつの画面に2つの起動中アプリを表示できる「マルチウィンドウ機能」を搭載するのに加えて、スリープ状態に自動的に移行して消費電力を抑える省電力機能「Doze」強化したことで、快適なスマホライフを実現します。充電端子はUSB-Type Cを採用。カラーはチタン、ゴールドの2色。

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↑「isai Beat」(11月中旬以降発売)

 

ハイレベルなサウンドで人気の「B&O PLAY」とのコラボにより、バランスのとれた音質を実現。接続するイヤホンやヘッドホンにあわせて自動で音声出力を最適化するほか、左右の音量バランスの細かい設定が可能です。さらに、4つのDACを備えた「Quad DAC」により、ノイズを50%低減してクリアな音を楽しめます。

 

また、メインカメラには、約1600万画素の標準カメラと約800万画素の広角レンズカメラの2種類のカメラで2通りの撮影が可能なデュアルカメラを搭載。広角レンズでは、人間の視野より広い135度の画角で撮影できます。サブカメラにも120°の広角レンズを採用しており、大人数での自撮り撮影も簡単に行えます。

 

Xperia XZ(SOV34)

「Xperia XZ」は、シリーズ初となる3つのセンサーを備えた高性能カメラと、バッテリーの劣化を抑える充電最適化技術が特徴。カラーは、ミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルー、ディープピンクの全4色となります。auモデルは背面下部にauのロゴがプリントされます。

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↑「Xperia XZ」(11月上旬以降発売)

 

auは第二弾の発表も予定しており、まだまだ未発表の端末をラインナップしている可能性があります。こちらにも期待したいところですね!