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iPhoneテクニック
2016/10/30 17:00

【いまさら聞けない】iPhoneでコピペに頼らず簡単に全角スペースを入力する便利ワザ

このコーナーでは、いまさら聞けないiPhoneの基礎知識を解説し、より便利にiPhoneを使いこなせるようサポートします。

 

長い間iPhoneを使っている人はもうご存知かもしれませんが、実はiPhoneを含むiOSデバイスでは全角スペース「 」が入力できません。しかし、サイトによってはクレジットカード情報や名前など、半角のスペースを受け付けないフォームは意外に多く、苦労しているという方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回はiPhoneを使って全角スペースを打つ方法を3とおりご紹介します。

 

1. ユーザー辞書に登録しておく

iPhoneで全角スペースを打つために一番よく使われているのが、ユーザー辞書に登録する、という入力方法です。

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↑Webページなどから全角スペースをコピーして「 あ」というように他の文字とともにユーザー辞書に登録しておきます

 

入力するたびに後ろの文字を消す必要はありますが、一度登録してしまえば普段ユーザー辞書を使う手順で呼び出せるので便利です。

 

2. 半角スペースを含むテキストを変換する

次は予測変換機能を使ったテクニカルな方法を紹介します。

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↑まずは、「 てすと」というように、テキストの入力画面で半角のスペース(空白)の後に好きな文字を入れます

 

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↑次にその「 てすと」を長押しして、半角スペースごとテキストを選択します

 

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↑すると、「てすと」の右上に「全」と表示された予測変換が表示されるので、それをタップします

 

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↑これで、「てすと」の前の半角スペースが全角スペースに変わります

 

あとは後ろの文字を消すだけで全角スペースをのみを入力することができます。

 

3. 連絡先に登録して予測変換に表示させる

上の2つの方法では、全角スペースを入力するたびに後ろの文字を消さなければいけませんが、連絡先を駆使することによって全角スペースだけを予測変換に表示させることも可能です。

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↑まず連絡先の新規登録画面を開き、Webページからコピーするなどして全角スペースを「姓」の部分に入力します

 

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↑次に「あ」や「すぺーす」など、全角スペースの読み仮名にしたい文字を「姓」のフリガナの部分に入力します

 

そして、電話番号やアドレスを登録せず「完了」をタップします。あとは、先ほどフリガナに登録したワードを打ち込めば、予測変換一覧に全角スペースが表示されます。

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↑予測変換の一覧の中に全角スペースが表示されるので、そこをタップすれば自由に全角スペースを使うことができるようになります

 

こちらの方法はちょっとコツが要りますが、一度入力が済んだら電話帳から消した後も使用することができるのでおすすめです。

 

いかがでしたでしょうか。いちいちWEBページからコピーするのは手間がかかってしまいます。上記テクニックを習得し、全角スペースを自由に使いこなしましょう。