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洗濯機
2017/5/24 6:00

人気の「ビートウォッシュ」に賢すぎる新モデル登場! 洗剤の種類と汚れに応じて洗い方を変え、ダニ退治にも対応

日立の「ビートウォッシュ」といえば、タテ型洗濯機では一、二を争う人気ブランド。今回、その人気ブランドからさらに賢く進化した機種が登場しました。

 

センサーが汚れを検知して洗う時間をコントロール

↑BD-DX120B。左がシャンパンで右がホワイト
↑BD-DX120B。左がシャンパン(N)で右がホワイト(W)

 

日立アプライアンスは、「ビートウォッシュ BW-DX120B」を6月17日に発売します。実売予想価格は18~25万円(税抜)。本機は、洗濯槽の大容積化および低振動化技術により、業界最大となる洗濯容量12kgを実現した洗濯乾燥機です。洗濯~乾燥容量は引き続き大容量6kgですが、「毛布」コースでは、従来機に比べて洗濯~乾燥容量の上限を3.6kgにアップしています。これにより、薄手のシングル毛布なら4枚(1枚1.5kg以下)、タオルケットなる6枚(1枚1kg以下)、レースのカーテンなら14枚(1枚0.4kg以下)など、大物も一度にまとめて洗うことができます。

 

また、今回は、洗剤の種類や汚れの量を見て、洗い方を自動で調整する「洗剤・汚れセンサーシステム」を新採用。センサーによって粉末洗剤、液体洗剤を見分けて溶かす時間変えるため、例えばすすぎやすい濃縮タイプの液体洗剤であれば、すすぎ回数も自動で2回から1回に変更します。さらに「洗い」の際は、洗濯水に溶け出した汚れの量をセンサーで検知し、自動で洗い時間を延長(最大10分)するといった柔軟な対応を見せてくれます。

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↑洗剤・汚れセンサーシステムの概要

 

また、毛布などをより衛生的に洗う「ダニ対策」コース(洗濯容量3kg以下、運転時間160分)も新たに搭載。こちらは、温風で繊維に潜むダニを加熱したあと、すすぎでダニのアレル物質(フンや死がい)を洗い流します。本コースでは、洗濯工程で「温水ミスト」機能を利用することで、毛布の過度な温度上昇を抑え、ダニ対策に効果的な50℃以上の状態を20分以上持続します。

 

このほか、高濃度洗濯液を衣類にすばやく浸透させながら、押し洗い・たたき洗い・もみ洗い効果のある「ビートウィング X(エックス)」、大流量の「ナイアガラシャワー」を組み合わせた「ナイアガラ ビート洗浄」を従来機種から引き続き搭載。頑固な襟・袖汚れや泥汚れもすっきり洗い上げます。

 

同様に、「ナイアガラ ビート洗浄」に「温水ミスト」機能を加えることで高い洗浄力を発揮する「温水ナイアガラビート洗浄」も、従来機種より踏襲。「温水ミスト 180 分」では、高濃度洗剤液を浸透させた衣類に温風と同時にミストを吹きつける「温水ミスト」で、皮脂汚れの酸化による黄ばみだけでなく、ニオイの原因菌も除去してくれます。

 

以上、ビートウォッシュ新製品の紹介でした。本機は洗濯容量12kgと大容量のため、週末のまとめ洗いにも最適。洗濯機でダニケアができるという点も貴重です。「ナイアガラ ビート洗浄」による高い洗浄力に加え、「洗剤・汚れセンサーシステム」でさらに汚れ残りが減るといいますから、まさに鬼に金棒ですね。ボーナスを投入する有力候補として、検討する価値は大いにアリです。