ライフスタイル
2016/6/22 13:50

日本には大の愛犬家が多数!? 6割以上の飼い主が雨の日も散歩に行くことが判明

アイペット損害保険株式会社は、梅雨のシーズンに合わせて犬の飼い主を対象に「雨の日のお散歩に関する調査」を実施しました。

 

【調査概要】

対象者:20代以上の犬飼育者

調査人数:402人(男性207人、女性195人)

調査方法:インターネットによるアンケート(複数回答可)を実施

調査日:2016年5月27日

 

Unrecognizable young woman in dress and blue wellies walk her beagle dog in street

調査の結果、「雨の日でも散歩に行く」と答えた飼い主は6割以上にのぼりました。雨の日に散歩に行く場合、愛犬への雨よけ対策や時間・コースの短縮など、雨の日ならではの工夫があることも判明。また、愛犬の大きさや飼育環境によって、雨の日に散歩に行く理由に違いがみられることも明らかになりました。

 

「雨の日でも散歩に行く」と答えた回答者は6割以上

↑飼っている犬の大きさ別、雨の日の散歩の有無

「雨の日でも散歩に行く」という回答が全体の6割以上を占める結果に。ちなみに、この回答の中には「雨の日が続いた場合は行く」や「雨の程度によっては行く」といった条件付きのものも含まれています。散歩の判断基準に天気が影響しているとも言えるでしょう。

 

中・大型犬の飼い主は「天気に関わらず必ず行く」という回答が約40%となっている一方、小型犬の飼い主は雨の日は「散歩に行かない」という回答が約45%

↑飼っている犬の大きさ別、雨の日の散歩の有無
↑飼っている犬の大きさ別、雨の日の散歩の有無

上記と同様の質問を犬の大きさ別(体重で区分)に集計したところ、中・大型犬の飼い主は「天気に関わらず必ず行く」という回答がもっとも多い結果になりました。一方、小型犬の飼い主の場合は「雨の日は散歩に行かない」という回答が多数。このことから、犬の大きさによって雨の日の散歩の有無に違いがみられることが明らかになりました。

 

雨の日に散歩に行く理由は「愛犬のストレス解消のため」という回答が最も多い

↑飼っている犬の大きさ別、雨の日に散歩に行く理由
↑飼っている犬の大きさ別、雨の日に散歩に行く理由

「雨の日に散歩に行く」と回答した方にその理由をたずねたところ、犬の大きさに関わらず、「愛犬のストレス解消のため」という回答がトップ。ほかには、中・大型犬の飼い主は「愛犬の運動不足解消のため」、小型犬の飼い主は、「トイレを外でさせる必要があるため」という回答がつづきました。

 

完全室内飼いの犬オーナーの約40%が、「雨の日は散歩に行かない」と回答した一方、完全室外飼いの犬オーナーは約24%にとどまっている

↑飼育環境別、雨の日の散歩の有無
↑飼育環境別、雨の日の散歩の有無

散歩の有無に対する回答を飼育環境別で比較したところ、完全室内飼いと完全室外飼いによって結果が異なることが判明。また、室内・室外のどちらでもない場合、雨の程度によって散歩に「行く」という回答が43.8%、「行かない」という回答が27.1%になるなど、完全室外飼いの23.9%を上回る結果に。

 

雨の日に散歩に行かない理由の第1位は「散歩後のケアが大変だから」

↑雨の日に散歩に行かない理由(昨年度との比較)
↑雨の日に散歩に行かない理由(昨年度との比較)

続いて、雨の日に散歩に行かない理由をたずねたところ、「散歩後のケアが大変だから」という回答がもっとも多くなりました。昨年度の回答と比較すると、「散歩後のケアが大変だから」と「雨の日まで散歩に行く必要性が感じられないから」という回答が同率1位。このことから、ペットへのケアを意識する方が増えているのではと推測することが可能です。

 

雨の日は散歩に行かない」と回答したペット保険の既加入者は約40%

↑ペット保険加入状況別、雨の日の散歩の有無
↑ペット保険加入状況別、雨の日の散歩の有無

雨の日の散歩の有無をペット保険の加入状況別で見たところ、ペット保険の既加入者の39.2%が「雨の日は散歩に行かない」と回答。一方、ペット保険未加入者は35.8%にとどまりました。また、「雨の日が続いた場合は行く」や「雨の程度によっては行く」と条件付きで行くと回答した割合は、ペット保険の既加入者が未加入者を上回ることがわかりましたが、ペット保険の加入の有無による違いはそれほど大きくなさそうです。

 

雨の日は散歩に行かないペット保険の既加入者と未加入者の差が大きく開いた項目は「愛犬が風邪を引くといけないから」

↑ペット保険加入状況別、雨の日に散歩に行かない理由
↑ペット保険加入状況別、雨の日に散歩に行かない理由

前問に続き、「行かない」と回答した方にその理由をうかがったところ、ペット保険加入の有無に関わらず、「散歩のケアが大変だから」という回答が最多。次に多い回答は、ペット保険未加入者は「雨の日にまで散歩に行く必要性を感じられないから」、ペット保険既加入者は「愛犬が風邪をひくといけないから」とつづきました。ペット保険加入の有無で、体調管理に関する意識に違いがあるようです。

 

雨の日に散歩に行く」犬オーナーの約半数が、散歩に行く場合は「ペットに雨よけの洋服を着せる」と回答

↑雨の日に散歩に行く際の工夫
↑雨の日に散歩に行く際の工夫

「雨の日に散歩に行く」と回答した飼い主にペットのために行っていることをたずねたところ、「ペットに雨よけの洋服を着せる」という回答が第1位でした。つづいて、「散歩時間の短縮」や「散歩コースの工夫」といった声も寄せられました。

 

雨の日の散歩時間は、普段より短くする飼い主が多い

↑雨の日と普段の日の散歩時間の比較
↑雨の日と普段の日の散歩時間の比較

雨の日と普段の日の散歩時間を比較したところ、10分未満と回答した飼い主の割合は雨の日だと26.9%。一方の普段の日は18.2%となっています。また、1時間以上だと回答した方には、天気による散歩時間の差異があまり見られず、もっとも差があらわれた散歩時間は30分~1時間未満でした。

 

雨の日は「自分と同居人」で散歩に行くという回答が減り、「自分1人」で散歩に行くという回答が増える

↑散歩に連れて行く人数別、雨の日と普段の日の散歩時間の比較
↑散歩に連れて行く人数別、雨の日と普段の日の散歩時間の比較

前問に続いて、散歩に連れて行く方を質問したところ、天気によって違いがあることが判明。普段の日は「自分1人で行く(独身含む)」割合が30.8%に対し、雨の日は41.5%にまで高くなることがわかりました。また、それに伴い「同居人のみ」と「自分と同居人」の割合が低下する傾向に。雨の日の散歩時間は短くなる傾向にあることから、雨の日の散歩は自分1人で早めに済ませたい飼い主が多いのではないでしょうか。

 

今回の調査では、犬の大きさや飼育環境によって雨の日の散歩の有無が異なることがわかりました。「雨の日に散歩に行く」と回答した方の中には、「5分程度だが必ず行く」、「屋根の下で歩く」といった回答もみられました。雨の日でも散歩に行く方も行かない方も、ご自身と愛犬に合った方法で梅雨の時期を過ごすことができると良いですね。

 

【URL】

アイペット損害保険 http://www.ipet-ins.com/