本・書籍
自己啓発
2016/11/20 18:00

三日坊主は“三日も続いた”!? 物事を続けるには決して自分を「ダメ」だと思うな!という話

来年こそ! 今年こそ!明日こそ! 今日こそ! 続けようと思えば思うほど続かない、これは悲しき人間のサガなのではないでしょうか? 私も「よし、今回こそ!」と10月に購入した手帳ですが、11月半ばの現在でもう続いていません。なんでこんな簡単なこともできないんだ…、と自分にビンタしようとしているところです。

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今回は、私と同じように続かない人の心を癒すお話しをお伝えさせていただきます。

 

三日坊主でいい

手帳もそうですが、買う前そして買った直後はものすごいモチベーションです。

 

「よっしゃー! やるでぇ〜!」

「これを続ければ、来年の今頃はククク…」

 

と、結果にコミットする前からコミット後のことばかりを考えてしまっています。冷静に考えればわかることなのに、それができないんですよね。やる気を持つ⇒実践⇒続かない⇒自分を責める⇒落ち込む⇒またやる気を持つの悪循環!

 

『「続く」技術』(金児昭・著/あさ出版・刊)によると、決して自分を「ダメ」だと思うなということが度々出てきました。誰にでも、何にでも好不調の波があるので、続けたいことであればそこでやめてしまったのではなく、休んでいると思うようにするんだそうです。

 

三日坊主でも「とにかくやり始めて三日も続いた」と考えられます。

(『「続く」技術』から引用)

 

優しい…。どうですか? 続かないと嘆いていたみなさんの心の傷が、少しずつ癒えていると思いませんか?(笑)

 

そもそも、計画を立てない

なぜ、続かなくなってしまうか? そこには3つの理由がありました。

 

理由① 計画が大げさすぎる

理由② 続けていく自信がない、迷いがある

理由③ 大切だから続けなくてはという気持ちが強すぎる

 

つまり、深く考えて細かな計画を立てたりするのではなく、「ちょっとやってみるか!」と、まずはスタートを切ってしまうのが良いそうなのです。あなたが今、続けていること、例えば通勤中のSNSチェックを思い返してみてください。「今日から毎朝、みんなのSNSをチェックするぞ!」という気合のもとチェックしていますか? きっと気がついたら…という方が多いと思います。

 

もしランニングを続けたい! と思っているなら、まず走っちゃいましょう。次の日も走れそうだったら走ってみる…それを繰り返していけば、いつの間にか習慣になって続いていた! なんてことも。気合を入れて、まずは道具から、一緒に走る人がどうだ、天気がどうだ、自分のプライドがどうだなどと色々と言い訳をしている暇があったらやってしまえー! ということですね!!

 

自分は自分、すごい人の真似をしない

とは言っても、続かない自分を責めてしまう人はまだまだたくさんいるでしょう。そんな時によくやってしまうのが、「あの人はすごいな〜」と続いている人を羨ましく思ってしまうこと。

 

できないものは、逆立ちしてもできません。100メートルを9秒台で走れないのと同じくらい、すごい人の真似はできないと私は心底、身に沁みています。

(『「続く」技術』から引用)

 

そう、できないものはできないのです。

 

みんながすごい人の真似をできたら、その人はすごい人ではないのですから。自分は、自分。続けたいけど、続けられないのも自分なのです。そんな私を理解してあげて、「あーまたこれは続かなかったな」と理解してあげればいいのです。開き直ってしまったらすごく嫌な人になっちゃいますが、色々と試行錯誤していくうちにできること・楽しいことが分かって気がついたら続いていることがたくさん出てくるでしょう。さあ、あなたが続けたいことはどれですか?

(文:つるたちかこ)

 

【参考文献】

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「続く」技術

著者:金児昭

出版社:あさ出版

 

頑張らなくて大丈夫!

三日坊主で大丈夫!

・計画を立てない ・人に言わない ・集中しない ・大きな目標を持たない 大切なことはこんなことだけではないのだから! 誰もが持っている「続ける力」の引き出し方とは?

 

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