ファッション
2016/12/27 17:00

服も時計もサイズ選びが超重要! 腕時計最旬トレンドレポート【クラシックサイズ】

毎年発表される数多くの新作から、2016年に注目を集めたトレンドについて見ていきます。2000年代初頭からのビッグサイズウオッチが定番化したことで、今度は40mm以下の時計が目立つようになりました。この原点回帰的なサイズ感に、落ち着きを覚える人も多いようです。

 

直径36mm程度なら男女でシェアもできる

ビッグサイズに見慣れると、小振りなサイズが新鮮に映ります。ただ、機械式時計が全盛期だった1960年代頃までは、直径で36mm程度のものが主流でした。ある意味では36mm程度が腕時計の適正サイズといえるかもしれません。

 

服装と同じように、自分の腕に合ったサイズ感の時計を選ぶことは、長く使ううえでも非常に重要。その点で言えば、クラシックなサイズの腕時計は、手首周りが細い人でも選びやすいでしょう。デザインも幅広く揃うので、もし好みが合致すればパートナーと1本の時計を共有することもできますね。

 

幅広く使いやすい直径36.5mmダイバーズ

20161226_sugitani_WN02
↑カール F. ブヘラ「パトラビ スキューバテック」65万8800円/Ref.00.10634.23.23.01

 

逆回転防水ベゼルと200m防水の本格スペックを直径36.5mmのサイズ感で実現。オールホワイトの現代的なデザインは、厚さが11.37mmにまで抑えられているので男性はもちろん、女性でも着けやすいです。ダイバーズウオッチなので、視認性や堅牢性も十分。幅広いシーンで着用できます。

【SPEC】

ムーブメント:自動巻き( Cal.CFB 1950)、毎時2万8800振動、38時間パワーリザーブ

素材:SSケース、ラバーストラップ

サイズ:直径36.5mm、厚さ11.37mm

防水性:200m

 

1940年代製マリンクロノメーターを直径36mmで表現

20161226_sugitani_WN03
↑ハミルトン「カーキネイビー パイオニア オート」12万3120円/Ref.H78215553

 

1940年代にハミルトンが製作した船舶用時計「マリンクロノメーター」をモチーフに開発された人気作に、直径36mm仕様が加わりました。ケースに対して面積の広い文字盤に、青針が映えます。ワイヤータイプのラグがクラシックな雰囲気を盛り上げています。

【SPEC】

ムーブメント:自動巻き( Cal.H-10)、毎時2万8800振動、80時間パワーリザーブ

素材:SSケース(シースルーバック)、レザーストラップ

サイズ:直径36mm

防水性:10気圧

 

手首周りが細くてもしっかり似合うのが、クラシックサイズのいいところ。これからますます選択肢の幅は広がっていくことでしょう。もしパートナーとシェアするなら、「この時計を一緒に使おう」と言えば財布の紐も緩むかもしれませんね。