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2018/10/9 20:18

安いのに高音質! Bluetoothヘッドホン、コスパ重視のおすすめモデル3選

2016年の9月、イヤホンジャックが廃止されたiPhone 7が発売されたのは象徴的な出来事でしたが、現在ではすっかりBluetooth対応のヘッドホン/イヤホンが主流となりました。長く使ったスマホを買い替えるのと同時に、これからBluetoothヘッドホン/イヤホンに乗り換えるというユーザーも多いかもしれません。その際、初めての商品選びで何かとお困りではないですか? 良いものを買おうと思えば値が張るし、かといって「安もの買いの銭失い」は避けたいところです。

 

そこで今回は、安くても高品質な1万円以下のBluetoothヘッドホン3機種を紹介します。いまからBluetoothデビューだ! というあなたはぜひ参考にしてみてください。

 

 

失敗しない! Bluetoothヘッドホン、コスパ重視の選び方

コスパを重視してアイテムを選ぶと、予算に上限ができてしまい高性能なものはなかなか選びにくくなります。そこで、安くても確実な商品を手に入れるため、今回は下記の2点を重視してみました。

 

ポイント1 〈用途〉

同じ価格帯のヘッドホンでも音質重視のもの、バッテリーの持ち(連続再生時間)重視のものなどがあります。それぞれ向き不向きがありますから、あなたがどのようなシーンで音楽を聴くかを考えてアイテムを選ぶべきです。

 

たとえば、移動時間が多く1日中音楽を聴いている、あるいは充電を忘れがち、というあなたは、連続再生時間が長いモデルを選びましょう。できるだけ音にこだわりたいという方なら、好きな音楽のジャンルにあわせて高音または重低音に特化したモデルを買うなど、個人の好みに合わせたチョイスが必要になります。

 

↑たとえばソニーのEXTRA BASSシリーズは低音に特にこだわったシリーズ。重低音を楽しみたい方にはおすすめ

 

ポイント2  〈コーデック〉

Bluetoothヘッドホンでは、音のデータを再生端末とやり取りする際、データの圧縮/伸張が行われます。この仕組みを「コーデック」というのですが、これにはいくつかの種類があります。また、再生端末とヘッドホン/イヤホンの双方で同一のコーデックに対応をしていないと、そのコーデックが使用不可になってしまいますので気をつけましょう。

 

コーデックの種類として代表的なものでは、Bluetooth対応の商品には決まって採用されている「SBC」、iOS端末が採用している「AAC」、Android端末が採用している「aptX」などがあります。

 

「LDAC」というハイレゾ対応で高品質のコーデックもありますが、「AAC」「aptX」でも十分な音を楽しめます。低価格帯のものであれば、「AAC」あるいは「aptX」に対応しているだけでも十分優秀で満足できるでしょう。

 

Bluetoothヘッドホン、コスパで選ぶおすすめ3選

[01]

AAC、aptXに対応したソニーの重低音特化モデル

ソニー

MDR-XB650BT

実売価格 7512円

重低音特化の設計と高音質、1万円を切る実売価格を兼ね備えたモデル。気密性の高いデザインで、振動板が生むグルーヴ感を鼓膜へダイレクトに届けます。コーデックはAACとaptXに対応し、iOS、Android、どちらのスマホでも高品質な音を楽しめる1台です。

 

<注目ポイント>

・専用の振動板で圧倒的な量感の重低音を実現するベース・ブースター採用

・AACとaptXの両コーデックに対応し音質も良好

・4時間充電で最大約30時間の連続再生が可能とスタミナたっぷり

魅力はやはりその「音」です。タイトな低音を生む新機構「ベース・ブースター」を装備し、さらに低音に特化したEXTRA BASS専用の30mmドライバーを採用したことで圧倒的な低音域の強さを実現しました。気密性の高い密閉ダイナミック式で、強さのある音を漏らさず鼓膜へ届けます。

 

AACとaptXの両コーデックに対応したことで、ワイヤレスで使用しても高音質。さらに、最大約30時間の連続再生が可能なロングスタミナも大きな魅力。仮に充電を忘れてしまっても、2日3日程度であれば持ってしまうだろうというほどのスタミナです。

 

[02]

大口径の振動版でバランスの良い音を実現

パイオニア

SE-MJ561BT

実売価格 4831円

大口径の40mmドライバーユニットを採用したことで、全音域でバランスの取れた高音質を実現した本品は、ジャンルを選ばず多様な音楽ジャンルに適応。ヘッドバンドとイヤーパッドにレザータイプの素材、ハウジングにアルミを使用したデザインはスタイリッシュで価格からは考えにくい高級感すら漂います。

 

<注目ポイント>

・音のバランスの良さで様々なジャンルの音楽に適応

・iOS端末ユーザーおすすめのAACコーデック対応

・価格を超えた高級感あふれるデザイン

万人におすすめできる音域の広さが特徴で、多ジャンルの曲を聴く機会が多い方にぴったりのモデルです。たとえばApple MusicやSpotifyなどのサービスで様々な音楽を聴く向きにはうってつけ。AACコーデックに対応しており、iOS端末のユーザーであればその恩恵に預かることができます。

 

外面にレザーとアルミを使った高級感は出色で、色はシルバーとブラウンの2色がラインナップ。特にブラウンは口コミでも人気を集めています。

 

[03]

人気のJBLがリリースするエントリーモデル

JBL

T450BT

実売価格 4840円

アメリカの人気オーディオメーカー、JBLがワイヤレスヘッドホンのエントリーとして生産しているモデル。同社の高品位サウンドを5000円以下の低価格で楽しめます。長い連続再生時間と快適な装着感、シンプルなデザインで通話も可能と使い勝手は抜群です。

 

<注目ポイント>

・長い連続再生時間と快適な装着感を兼備

・シンプルなデザインで服に合わせやすい

・約155gの軽量設計、折りたたみも可能で持ち出ししやすい

JBLという人気ブランドのヘッドホンでありながら低価格、ということで話題を呼んでいる本品。しかし評価されるべきはシーンを選ばず使える万能さです。まずは約11時間という連続再生時間。これだけの再生時間があれば、1日使い続けてもバッテリー切れになることは少ないですし、おまけに装着感が快適なので、音楽を楽しむ時間が長いあなたには最適なモデルでしょう。

 

カラーラインナップは白か黒、デザインもシンプルで服に合わせやすく、軽量サイズでポータブル性も良好。日常的に使いやすい一品です。コーデックは非公開ながらそのほかの部分が総じて優秀なため、「迷ったらとりあえずこれ!」といえます。

 

協力:楽天市場