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ヘッドホン
2018/10/11 19:30

耳元でブルブル震える臨場感! スカルキャンディの人気ヘッドホン「Crusher」限定モデルの詳細をレポート

コストパフォーマンスも追求したノイキャンヘッドホン「Venue」

「Venue」はスカルキャンディが独自に開発したノイズキャンセリング回路を搭載するBluetoothワイヤレスヘッドホンです。1万9800円(税別)というリーズナブルな価格帯のノイズキャンセリングヘッドホンとして格段に高い消音性能を備え、さらにBluetoothトラッカーの「Tile」を本体に内蔵した初のポータブルオーディオ機器としての特徴もアピールしています。

↑ノイズキャンセリング機能を備えた「Venue」

 

カラーバリエーションはブラックとホワイト(グレー)の2色。スカルキャンディといえばアメリカのスポーツ&ストリートカルチャーから生まれたブランドだけに、製品も派手めなカラーリングをイメージしがちですが、新しいVenueはスーツスタイルにも合いそうな落ち着いたマット調のカラーとデザインに仕上げています。

↑ホワイト(グレー)も用意

 

耳全体を覆うアラウンドイヤースタイルで、BluetoothのオーディオコーデックはベーシックなSBCまでの対応になりますが、本体が軽くつけ心地がよいのが特徴。内蔵するバッテリーによる連続音楽再生はNCとBluetooth機能の両方をオンにした状態で約24時間。NCのオン・オフを選択したり、あるいはNCもBTも両方オフにして普通のパッシブなヘッドホンとしても使えます。有線リスニング用のケーブルを収納できる専用ケースがパッケージに付属します。

↑ANCボタンを押すと外音が取り込めるモニターモードになります

 

Venueは日常の様々な生活シーンで快適な消音感が得られるように、低音域だけでなく人の声の帯域にも消音効果をバランスよくチューニングした点が特徴です。実機で体験してみると効果がとても自然で、音楽再生のバランスも特定の帯域を強調していないので、いろんなジャンルの音楽が心地よく聴けます。

 

音楽再生中に外の音に注意を向けたくなった時には、左のイヤーカップの側面に搭載するANCボタンをクリックするとモニターモードに切り替わって、環境音が聞き取れるようになります。

 

Venueはまた世界で初めてBluetoothトラッカーのTileを本体に内蔵したヘッドホンです。現在世界230の地域で1500万を超えるデバイスが使われているというTileは、万一デバイスを装着した機器が手元に見当たらなくなった場合もBluetoothでペアリングしたスマホアプリを操作して、ブザー音を鳴らして探せる便利なIoTデバイスです。Venueは本体にこの機能を内蔵しているので、室内やオフィスでヘッドホンの置き場所をうっかり忘れてしまった時にはこの機能が活躍します。

↑Bluetoothトラッカー「Tile」が内蔵された初めてのヘッドホンになります

 

そしてもし屋外でVenueを置き忘れてしまった時にも、最後にVenueがBluetoothの信号を発信していたロケーションがアプリに記録されるので、カフェやバー、図書館など場所を特定して探しに戻ることができます。さらに起き忘れたVenueが持ち去られてしまってもTileを持っている誰かがデバイスに近づいた時に信号が記録されて、ユーザーのスマホアプリにトラッキングデーターが送信されます。この「Tileユーザーがみんなで落し物を探す」機能が使える異色のヘッドホンがVenueなのです。

 

高性能なノイズキャンセリング機能とバランスの良いサウンド、さらにユニークな機能を色々と搭載しながら、税別価格で2万円を切る価格帯を実現したところもVenueの大きな特徴です。

 

Skullcandy Japanの代表執行役 大石哲也氏は「Crusher 360」は2013年に発売された有線タイプのCrusherの感動をふたたび思い出させてくれるヘッドホン。Venueもリーズナブルな価格帯の高性能なノイズキャンセリングヘッドホンとして、若い音楽ファンに魅力をアピールしていきたい」と語っていました。

 

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