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イヤホン
2018/11/2 18:30

【レビュー】異彩を放つカッコよさ! UK発の完全ワイヤレスイヤホン「TrueConnect」を聴いてみた

本体には6mm口径のダイナミック型ドライバーが搭載されています。今回はSpotifyで配信されている楽曲のなかから、UKに縁のあるアーティストを聴きながらRHAのTrueConnectの音質をチェックしてみましょう。右側イヤホンのリモコンを5秒間長押すとスマホのペアリングモードに入ります。

↑UK発のイヤホンでUKサウンドを聴いてみました

 

シンプリー・レッドのアルバム「Stars」から「Something Got Me Started」はボーカルの透明感と爽やかな余韻の抜け味が心地よく耳に馴染んできます。シンセサイザーの和音を広々と響かせる空間描写もおおらか。中高域がとても鮮明なRHAの音づくりのキャラクターが踏襲されているので、アップテンポな楽曲の切れ味するどいビートが楽しめます。

 

ジュリア・フォーダムのアコースティックアルバム「China Blue」から楽曲「China Blue」では、クリアできめの細かなボーカルの再現性を確かめることができました。ボーカリストの口元のイメージが明快に浮かび上がって迫ってくるようなリアリティ。やはり中高域の鮮度が高く、アコースティック楽器の演奏も生々しい艶っぽさが感じられます。大人のジャズ、小編成のクラシック音楽にも相性の良いイヤホンだと感じました。

 

ビートルズは「アビイ・ロード」の2009年リマスター音源から「Come Together」を聴きました。厚みのあるサウンドの力強さもしっかりと引き出せるイヤホンです。骨太なロックを聴く時は、どちらかと言えばコンプライのイヤーピースがおすすめです。うなりを上げるエレキギターの熱量、ドラムスとベースの腹の底を突くような太いリズムの輪郭線も余裕たっぷりに描く実力を備えているイヤホンです。エレキピアノのこってりとした和音とシャープなボーカルのコントラスト感が、限界の見えない演奏空間の広がりを楽しませてくれました。

 

一見すると異色なルックスの完全ワイヤレスイヤホンですが、心地よい装着感と安定した接続品質、そしてサウンドのすべてを高めるため丁寧に考え抜かれたデザインであることが使ってみるとすぐにわかります。まるで体の一部になったみたいに心地よくフィットするイヤホンと自然な音楽再生は完全ワイヤレスイヤホンのメリットを改めて実感させてくれるはずです。2018年のシメに絶対聴いておきたい1台といえるのではないでしょうか。

 

協力:楽天市場

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