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2022/5/11 18:30

新開発スピーカーで音がめちゃ聴き取りやすい!パナソニック4K有機ELテレビ「ビエラ LZ2000」

パナソニックは、高輝度有機ELパネルを採用した4K有機ELテレビ「ビエラ LZ2000」など、4Kテレビの2022年春の新モデルを発表しました。

 

映像とサウンドが進化した4K有機ELビエラ

4K有機ELビエラは、新フラッグシップとなる「LZ2000」シリーズと、その下位モデル「LZ1800」シリーズの2機種をラインナップ。画面サイズはLZ2000が77/65/55型の3サイズ、LZ1800が65/55/48型の3サイズとなります。

↑4K有機ELビエラ LZ2000シリーズ

 

↑4K有機ELビエラ LZ1800シリーズ

 

今回の新4K有機ELビエラの主な進化点は「ディスプレイ」と「サウンド」の2つ。最上位となるLZ2000では、自社設計・製造の「Dynamic ハイコントラスト有機ELディスプレイ NEO」を新たに採用。さらに、パネル制御技術「Dot Contrast パネルコントローラー PRO」に加え、独自の電流制御アルゴリズムで有機ELセルの発光性能を最大限に引き出す「Bright Booster」技術も搭載しています。

↑「Dynamic ハイコントラスト有機ELディスプレイ NEO」

 

↑パネル制御技術「Dot Contrast パネルコントローラー PRO」

 

またLZ1800は、昨年のフラッグシップ機「JZ2000」と同じディスプレイ構造を採用。独自素材を用いた貼り付け構造により、パネルと放熱プレート間の伝熱効率を高め、より高コントラストな映像を実現しています。

 

コンテンツに合わせて画質・音質を最適化するオートAI技術も進化しており、見ている映像の種類を解析する「シーン認識アルゴリズム」の認識精度が向上。より賢く画質や音質を調整できるようになりました。また、周囲の環境光を測定するセンサーが、明るさだけでなく色温度まで測定することで、照明による見え方の違いまで自動調整してくれます。

↑見ている映像の種類を解析する「シーン認識アルゴリズム」の認識精度が向上

 

サウンド面では、ネット動画を中心にDolby Atmosなどの立体音響コンテンツが増加していることを受け、上向きに備えられたイネーブルドスピーカー搭載モデルを拡大。

↑LZ2000のスピーカー構成

 

LZ2000では音波の干渉を抑えてクリアなサウンドを実現する「ラインアレイスピーカー」を新たに搭載したほか、視聴シーンに応じて4つのモードから聴こえ方を選べる「サウンドフォーカス」機能も備えています。

↑新搭載のラインアレイスピーカーは下部に備える

 

↑ラインアレイスピーカーは相互の音波の干渉を抑えクリアに聴こえるのが特徴

 

このほか、テレビゲームをプレイする際に入力信号情報や設定状態などを確認できる新UIの「ゲームコントロールボード」の搭載や、リモコン操作でネット動画に直接アクセスできる「ダイレクトボタン」の増加(従来の6個→8個に)、テレビの転倒を防ぐパナソニック独自の「転倒防止スタンド」(LZ2000の65/55型のみ首振り機能も搭載)など、多くの機能を備えています。

 

搭載チューナー数はいずれも4K放送用が2基、地デジ/BS/CS用が3基。別売のUSB HDDを接続することで、4K放送の2番組同時録画なども可能です。

 

【実売予想価格/発売予定日】

実売予想価格(税込)発売予定日
LZ200077型85万円前後8月5日
65型61万円前後
55型44万円前後7月8日
LZ180065型49万円前後6月17日
55型36万円前後
48型31万円前後

 

幅広いサイズラインナップを用意する4K液晶ビエラ

4K液晶ビエラは、ハイエンド倍速モデル「LX950」「LX900」シリーズと、スタンダード等速モデル「LX800」シリーズの3機種をラインナップ。画面サイズは、LX950が75/65/55型の3サイズ、LX900が49/43型の2サイズ、LX800が75/65/55/50/43の5サイズとなります。

↑4K有機液晶ビエラ LX950/900シリーズ

 

LX950とLX900の主な違いは、上記のサイズラインナップのほか、LX950のみ高輝度/薄型メタルフレームのプレミアム液晶ディスプレイ搭載や上向きに装備されたイネーブルドスピーカーを備えていることなどが挙げられます。

 

LX950/LX900/LX800の特徴として、ディープラーニングを活用したAI技術によるシーン認識アルゴリズムにより、シーンに応じて画質・音質を自動で最適化する「オートAI画質/オートAI音質」を搭載(オートAI音質はLX950のみ)。さらに、周囲の明るさや光の色温度を測定して画質を自動調整してくれます。

↑新たに光の色温度まで測定して画質を自動調整できるようになっています

 

また、地デジ放送やネット動画などあらゆる映像を高精細化する「素材解像度検出4Kファインリマスターエンジン」が強化され、より細かく映像を部分ごとに解析することで高画質化を実現。「AI HDRリマスター」により、HDR映像もより高コントラストに再現します。

↑4Kファインリマスターエンジンがパワーアップ

 

サウンド面では、本体背面上部に上向きに配置された「イネーブルドスピーカー」を搭載した360立体音響サウンドシステムを採用(LX950シリーズのみ)。全機種で立体音響技術Dolby Atmosに対応し、テレビのスピーカーのみで上下左右から音に包み込まれる迫力の立体音響が楽しめます。

 

搭載チューナー数は、LX950/LX900が4K放送×2、地デジ/BS/CS×3。LX800が4K放送×2、地デジ/BS/CS×2。LX950/LX900は、地震に強く倒れにくい独自の「転倒防止スタンド」も採用しています。

 

【実売予想価格/発売予定日】

実売予想価格(税込)発売予定日
LX95075型41万円前後6月24日
65型31万円前後5月27日
55型28万円前後
LX90049型19万円前後6月17日
43型18万円前後
LX80075型29万円前後7月8日
65型22万円前後
55型19万円前後
50型16万円前後
43型14万円前後