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2018/3/20 16:30

3C、4P、STP……あなたはマーケティング用語をきちんと説明できますか?

 

3つの「C」は何でしょう?

まずはマーケティング関連の本を読むと必ず最初に出てくる用語「3C」について。これは企業経営の基本的なフレームワークを構成する3つの要素の頭文字を取ったもの。さて、3つの「C」とは?

 

正解は「顧客(Customer)」「競合「Competitor)」「自社(Company)」だ。

 

この3つの視点から自社の環境を分析して、戦略を練る。マーケティングをする場合、まずこの3Cを分析することから始まる。これを「環境分析」と呼ぶ。

 

 

4つの「P」は何?

さて、お次は「4P」。これらを組み合わせて戦略化することで、効果的なマーケティングプランにすることができるという。さて、4つの「P」とは?

 

正解は「商品(Product)」「価格(Price)」「流通(Place)」「プロモーション(Promotion)」だ。

 

この4つを組み合わせてマーケティングの戦略を練ることを「マーケティングミックス」と呼ぶ。商品の質を上げるだけでなく、効果的なプロモーションをすることでさらに収益をアップさせるというように、多角的な方法を組み合わせることもマーケティング手法のひとつだ。

 

 

分析手法「SWOT」とは?

最後は「SWOT」だ。何やらアメリカの特殊部隊のようだが、そうではない。マーケティングにおいて、自社を分析するための4項目の頭文字を並べたものだ。さて?

 

正解は「自社の強み(Strength)」「弱み(Weakness)」「機会(Opportunity)」「脅威(Treat)」だ。

 

このSWOTは環境分析の基本。この4つの項目を書き出していくことで、自社の意思と強みがわかり、それらを元に新商品の開発などに活かすことができる。

 

 

マーケティング用語を知ったら、次は戦略だ

このほかにも、「AIDAMA」や「CRM」「PEST」「STP」など、多数のマーケティング用語がある。興味がある方は本書を読むとわかるだろう。

 

ただし、マーケティング用語をいくら覚えても、それでは役に立たない。それらを活用してマーケティングを行うことで、より売れるようになるのだ。

 

まずは3Cで現状を分析。その上でSWOTで自分の強み弱みなどを分析後、4Pでマーケティング戦略を練る。

 

いや、それだけじゃないのだが、まずはこの辺りからやっていかないといけないような気がする。要は「自分の強みをどんどんアピールしていこう」という感じか(ざっくりだが)。

 

自分の強み……。締め切りは守ります。短納期の原稿に対応できます。撮影も併せてできます。こんなところか。これをいかにして、プロモーションするか。次はその辺りを考えよう。

 

 

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