本・書籍
自己啓発
2018/5/4 16:30

無条件にほめよ。自分のすべてを愛せ!――『「愛されて当然」と思うだけで、自分史上最高の彼がやってくる。』

私の知り合いに、決して美人でもセクシーでもなく、どちらかというと可愛らしくてお茶目なタイプの熟女さんがいる。彼女は男性からのお誘いが絶えない。大勢の男性に「おつきあいしたい」と望まれている。その秘訣は「相手をほめちぎること」だという。

 

ほめても効果がない場合

「男性をとにかくほめましょう」「男性はほめられることに弱いのです」などと、恋愛マニュアル本には、おきまりのようにそうした言葉が載っている。けれど、ほめてもほめても報われない人もいる。また別の熟女は、お目当ての年下クンに「頑張っているあなたはとても素敵だと思う」「その色のお洋服、とても似合っていていつもより素敵に見えますね」などとほめ続けた。けれど、彼は誘ってくれるどころか、少し距離を置くようになってしまった。

 

「こんなにほめたのに、どうして彼は私を好きになってくれないの?」と彼女はがっかりしていたけれど、冒頭のモテ熟女さんの褒めかたと比較してみると、非モテ熟女さんのほめかたにはとある特徴がある。それは相手を限定的にほめているというところだ。例えば「頑張っているあなたは素敵」であるならそれは「頑張っていないあなたは素敵じゃない」、「その色の洋服を着ているといつもより素敵」である場合「その色の洋服を着ていないと、素敵じゃない」となってしまう。

 

 

無条件でほめよう

逆にモテ熟女さんのほめかたはどうかというと、手放しでほめている。たとえば男性が何かを達成した場合「んま〜っ、なんてすごいの!? 素晴らしいわ! 天才ね!」という感じである。大げさに思えるかもしれないけれど、実際言われると本当に気持ちがいい。私も彼女にほめられたことがあるけれど、持ち上げられて、照れながらも天に舞うような気持ちになれた。

 

モテ熟女さんのほめには「条件」が付いていない。無条件で、手放しで、ひたすら讃えてくれる。しかし非モテ熟女さんはには「条件」が付いている。「頑張っているあなたが好き」である場合「頑張っていないあなたは好きではない」という裏の意味をはらんでしまっている。男性はこの「条件づけ」にものすごく敏感なのだ。

愛されて当然

「愛されて当然」と思うだけで、自分史上最高の彼がやってくる。 』(斎藤芳乃・著/大和出版・刊)は、なかなかすごいタイトルの本だ。「私なんて美人じゃないし……」などとクヨクヨせず、まずは自分を愛することで、相手からも愛されるようになりますよ、というメッセージに溢れている。この本の言っていることは、わかる気がする。自分のことを変な条件で縛らず、ありのままの姿を愛しましょう、つまり手放しでほめましょうと言っている。これも無条件の愛、つまり「愛されて当然」という状態なのである。

 

この、すべてを認めて愛してもらえるという感覚は、とても心地がいい。自分のことを愛されて当然と思えるようになると、相手のことも無条件で愛することができるようになるのだと思う。それなのに、自分自身のことを無条件で愛することができない人は多い。それどころか「私ってなんてダメなんだろう」と自分で自分を卑下してしまう。

 

 

すべてをほめる

どうせほめるのなら、条件をつけず、その人を丸ごと認めたほめかたをしたほうが、相手の心にしみるはずだ。頑張るあなたじゃなくても、その色の服を着ていなくても、どんなあなたでも私は大好きだよ。あなたがどんな状態であっても、私は受け入れるよ。そう言ってあげられてはじめて、相手は安心してこちらに近づいてきてくれるのではないだろうか。

 

とはいえ、どうやったら相手のすべてを認められるようになるのだろう。本では「今、この瞬間、気持ちがいい会話ができたらいいなという気持ちで」接すればいい、と書かれてあった。女性は彼とデートしながら「この人は私と結婚してくれるかしら?」などと探るところがあるが、それをやめたらうまくいく、という。

 

それを読んでわかった。モテ熟女さんは、相手に何も求めていない。すごいと思ったから「すごい!」と素直にほめていた。心からの賞賛である。しかし非モテ熟女さんには、あわよくばその彼といい仲になりたいという期待を込めていた。つまり相手から愛されることを望んでいた。我欲混じりの愛情は、何も望んでいない無垢な愛情の前では一気に力を失ってしまう。余計な計算などせずに、目の前にいる彼と一緒にいられる「今」を楽しむことに集中したほうが、相手を全力でほめられる自分になれるはずである。

 

 

【書籍紹介】

 

「愛されて当然」と思うだけで、自分史上最高の彼がやってくる。

著者:斎藤芳乃
発行:大和出版

「なぜいつも自分を不幸にするダメな男性ばかり好きになってしまうの?」「つき合っても、いつもプロポーズされない」「いつも片思いばかり」「どうしてどうでもいい人にばかり好かれるの?」など、もしもあなたがいつもうまくいかない恋愛に悩んでいるなら、このメンタルブロックに原因があります。本書では、あなたにかけられたメンタルブロック(=心の制限)を外し、あなたが「愛されて当然だ」と思えるようになるための、「自分をがんじがらめの不幸から救うやり方」と、「自分を幸せに許可するやり方」をご紹介します。

kindlleストアで詳しく見る
楽天Koboで詳しく見る

TAG
SHARE ON