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自己啓発
2018/5/24 6:00

【今日の1冊】判断基準は自己肯定感。こまめに捨てる「1グラム主義」で片づける――『片づけられる人は、うまくいく。』

捨てるときの「判断基準」


捨てるかどうかの判断基準は(中略)自己肯定感が下がるか上がるかで決めます。自己肯定感が下がるモノは、捨てることです。

(『片づけられる人は、うまくいく。』から引用)

 

「安いから買ったモノ」は、使っていなければ捨てましょう。なぜなら、モノには「透明な値札」がつきまとうからです。たとえば、セールで買った衣服です。値札をはがしても、あなたは「980円で買ったこと」を覚えています。いわば、透明な「980円の値札」を背中につけたまま外を出歩くようなものです。自分でも気づかないうちに、あなたの自己肯定感は下がります。

 

この考え方は「買う基準」にも応用できます。どちらを買うべきか迷ったら、自己肯定感の上がるほうを選びましょう。

 

 

モノを増やさず、空間を増やす


片づけられない人の一番のお題目は、「もったいない」です。(中略)単純に、モノが増えると空間が減って、モノが減ると空間が増えます。「モノ」と「空間」のどちらを選ぶかです。

(『片づけられる人は、うまくいく。』から引用)

 

自信がない人は、満たされない心をモノで埋めようとします。自信がある人は、心に余裕があるので、必要なモノだけをそろえて空間(スペース)を増やそうとします。

 

「モノを増やさず、空間を増やす」という考え方は、食生活にも応用できます。腹八分目は、胃のなかに空間(余裕)をつくるからです。「もったいない」からといって、捨てればいいものまで食べていませんか? お腹いっぱいではアタマもカラダも重くなります。

 

本書『片づけられる人は、うまくいく。』は、およそ60種類の「捨てる」テクニックを収録しています。「少し足りないほうが贅沢」「予備をゼロにする」など、すぐ試したくなるものばかりです。お試しください。

 

 

【書籍紹介】

片づけられる人は、うまくいく。

著者:中谷彰宏(著)
発行:学研プラス

捨てることで、人生が変わる65の方法を紹介。【この本は、3人のために書きました。】(1)もったいなくて、片づけられない人。(2)せっかく片づけたのに、またすぐリバウンドしてしまう人。(3)片づけることで、仕事も恋愛もチャンスをつかみたい人。

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