本・書籍
料理
2018/6/5 6:15

【今日の1冊】野菜中心の食生活「ベジセントリック」をはじめよう!――『まいにち食べたい サラダごはん』

野菜中心の食生活のことを“べジセントリック”というそうだ。野菜の“べジ”と、中心“セントリック”を合わせた新しい言葉。今、アメリカやヨーロッパでは「野菜カフェ」が大流行。日本でも野菜カフェがオープンしはじめ、健康志向の高い人々が行列するほど人気だ。

 

ストイックにならないと実践できないベジタリアン、あるいはマクロビオティックなどとは違い、べジセントリックは肉も魚も乳製品もOK。だから、毎日おいしく食べられ、自然とメタボを解消でき、健康を保てるのだ。

 

 

パリのビジネスマンたちは野菜カフェでランチ

パリで大学生活を送っている娘の食生活が気がかりだった。ひとり暮らしだとどうしても野菜不足になりがちになるからだ。

 

が、先日、娘を訪ねた際、毎日のように通っているという「EXKI」エクスキという野菜カフェに立ち寄って、私はちょっと安心した。エクスキはベルギー生まれのオーガニック野菜カフェで、パリでも店舗が増え続けているそうだ。日替わりの野菜スープに、豊富なサラダ、野菜のグラタン、デザート、スムージーなど野菜や果物のメニューがずらり。

 

100%オーガニック素材にしては、値段も手ごろで10ユーロあればお腹いっぱい食べられる。セルフサービスで待ち時間もなく食べられるので、昼時にのぞいてみたのだが、スーツ姿のビジネスマン、ビジネスウーマンでいっぱいだった。フランスのカフェランチと言えば、一昔前はステーキと山盛りのフレンチフライドポテトが定番だったが、時代は変わり、誰もが野菜中心の食事へと切り替えているのがよくわかった。

 

 

おいしく、楽しい“サラダごはん”

 

さて、パリから戻り、野菜カフェで見たようなサラダのレシピ本がないかと探していて、見つけたのが『まいにち食べたい サラダごはん』(学研プラス・刊)。主役のおかずになるサラダメニューがなんと約100種。べジセントリックな食生活をはじめたい人に是非読んでほしい一冊だ。

 

*家にあるものでパパッと作れ、忙しい朝でもラクラクの朝食サラダが食べたい。

*ごはんや麺に野菜をたっぷりのせて、ひと皿で満足できるサラダをランチに食べたい。

*肉や魚を加えてバランスがよく、ボリュームたっぷりのおかずサラダのレシピが知りたい。

 

という方に本書はおすすめで、

PART1 朝サラダ

PART2 ランチサラダ

PART3 おかずサラダ

PART4 デイリーサラダ

PART5 作りおきマリネサラダ

 

という構成になっている。では、気になるレシピをいくつか紹介してみよう。

1日のスタートはサラダで元気チャージ!

のっけるだけ、あえるだけ、チンするだけで、あわただしい朝でも簡単に作れるサラダの数々。主食のパンやごはんとおかずを別々に食べるのではなく、ひと皿に盛り付け、彩りもよく、おしゃれに、食べる方法が紹介されている。

 

バゲットエッグサラダ
バゲット、ベビーリーフ、ミニトマト、ゆで卵を手でちぎって皿に盛り付け、オリーブオイル+酢+塩+こしょうのシンプルなドレッシングをかける。彩りがいいので朝から気分もアップしそうだ。

 

グラノーラとベーコンのサラダ
市販のカット野菜、電子レンジで1分強加熱したカリカリのベーコン、グラノーラを盛り、オリーブオイル+マスタード+塩+こしょうのドレッシングをかける。グラノーラのサクッとした食感が最高!

 

サーモンときゅうりのライスサラダ
ご飯党におすすめの新感覚サラダ。温かいご飯、スモークサーモン、きゅうり、コーンを混ぜ、オリーブオイル+酢+塩+こしょうのドレッシングで和えればさっぱり味のおいしい朝ごはんに。

 

この他にもフルーツ、豆、コーンフレーク、もち麦などを使ったサラダメニューがいっぱい。

 

 

ひと皿で大満足のランチサラダ

ご飯や麺を組み合わせたまったく新しいサラダごはん! べジセントリックなランチタイムはここからはじまる!

 

ベトナム風サラダごはん
炒めた牛肉を温かいご飯に混ぜ、紫玉ねぎとたっぷりのパクチーをいっしょに盛り付け、ナンプラー味のドレッシングで食べるエスニックな一品。

 

ツナと水菜のサラダラーメン
ゆでた麺に水菜、ミニトマト、ホールコーン、ツナを合わせ、ドレッシングで食べる北海道ご当地グルメのアレンジ版。クセになる味わい。

 

など、週末に作ってみたいメニューがいろいろ。そばサラダ、タコライス、そうめんサラダ、サラダカレー、サラダパスタなどなど、これから夏に向かって食べたいサラダばかりだ。

 

 

日替わりで楽しめるデリサラダべんとう

さらに、本書では平日にランチボックスに詰めてオフィスに持っていけるサラダレシピもあり、弁当派でもべジセントリックを実践できる。

 

チキンと豆のチョップドサラダ

生ハムとオレンジのパワーサラダ

焼き油揚げと海藻の大根サラダ

ツナのピリ辛中華サラダ

えびとブロッコリーの卵サラダ

 

どれもドレッシングはかけずに別容器に入れ、パン、あるいはおにぎりを持って行き、いっしょに食べる。

 

 

夕食のメインは“おかずサラダ”

肉、魚介、豆腐などのたんぱく質をプラスしたサラダは、食べごたえがあり、夕食のメインのおかずにぴったり。紹介されているサラダにはそれぞれカロリー表示があるので、減量中の人も安心して食べられそうだ。

 

私がさっそく試してみて、とてもおいしいと思ったのが以下の二品。

 

ヤムウンセン
春雨のつるつるしたのどごしが心地いいサラダ。春雨、紫玉ねぎ、パクチーにプリプリのえびを加え、ピリ辛のドレッシングで食べるタイ風の一品。

 

豚しゃぶと青菜のボイルサラダ
小松菜と水菜、しゃぶしゃぶ用の豚肉をそれぞれさっとゆで、ひと皿に盛り、ごま油ベースで辛子をきかせたドレッシングで和える。

 

この他、牛、鶏、まぐろ、サーモン、豆腐などを使ったおかずサラダなども、現在、順番に挑戦中だ。この本には、毎日のごはん作りに役立つデイリーサラダの数々、そして週末に作りおきしておけるマリネサラダ数々も紹介されている。

 

“べジセントリック”の実践をお考えている方、ぜひ、本書を参考に。

 

【書籍紹介】

まいにち食べたい サラダごはん

著者:学研プラス
発行:学研プラス

ちぎってあえるだけ、チンするだけ、パンにのせるだけで、はい、完成!の主役サラダごはん100品をご紹介。パスタやごはんといっしょに食べるとおいしいサラダごはんはひと皿で大満足のごちそうに。見た目もカラフルなレシピばかりです。

kindlleストアで詳しく見る
楽天Koboで詳しく見る
Bookbeyondで詳しく見る