ビジネス
エクセル時短術
2018/8/8 19:00

【エクセル】同じような表、まだ画面切り替えてみてるの? そんなときは「条件付き書式」を使うべし!

エクセルで表をコピーして使っているとき、どのデータを更新したか忘れてしまった……といったことはないでしょうか。そんなときは「条件付き書式」を使って、新旧の表を比較してみましょう。データが異なるセルを明示することができます。同じ表を別々に更新したときも異なるデータをチェックできます。

 

2つのセルを比較しデータに相違があるかをチェックする

新旧の商品リストのセルを比較してデータに相違があるかをチェックするには、条件付き書式を使います。条件では、セルA=セルB=FALSE(セルAとセルBが同じでない場合)、と指定します。

↑比較したいセルを選択します(ここでは「商品リスト_0801」シートの商品コード)

 

↑「ホーム」タブで「条件付き書式」ボタンをクリックし、メニューから「新しいルール」を選択します

 

「新しい書式ルール」画面が表示されます。

↑「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、条件欄に「=A2=商品リスト_0730!A2=FALSE」を入力し、「書式」ボタンをクリックします。ここでは、比較したいセルを「書品リスト_0730」シートのセルA2とします

 

=A2=商品リスト_0730!A2=FALSE

 

上記に数式により、セルA2と、「商品リスト_0730」シートのセルA2が等しいか調べ、等しくない(FALSE)の場合は、指定した書式で表示します。
「セルの書式設定」画面が表示されます。

↑「塗りつぶし」タブをクリックし、背景色を選択し、「OK」ボタンをクリックします

 

「新しい書式ルール」画面に戻ります。

↑指定した書式のプレビューが表示されます。「OK」ボタンをクリックします

 

データが異なるセルに色が付きます。

↑データが異なるセルに色が付きます

 

2つの表でデータをチェックするワザはいかがでしょうか。条件付き書式の条件で、数式に「=」を使う方法はデータチェックに有効です。ぜひ覚えましょう。