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クレカ
2021/4/17 20:00

そろそろ本格的に始めたい人の「QRコード決済」入門【PayPay・楽天ペイ・d払い編】

キャッシュレス決済のなかでも、利便性の向上が顕著なQRコード決済。決済をよりスムーズにする機能や、決済以外のサービスなど、この数年で様々な進化を遂げている。

今回は、前編・後編に分けて主要7サービスをピックアップ。各社独自の機能や、おトクな使い方を紹介する。

※本記事はGetNavi4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

QRコード決済の利用者数は50%超え

新型コロナウイルスの流行を機に、衛生意識の高まりからキャッシュレス決済の利用機会が増加。クレカや電子マネーの利用者数は横ばいだが、QRコード決済は2019年3月から2020年12月の間で4倍以上となり、初めて50%を超えた

[出典]インフキュリオンが2020年12月4日〜7日に実施した「決済動向2020年12月調査」より。対象は16〜69歳の男女5000人

 

PayPayとau PAYのユーザー増が顕著

2020年5月より決済でPontaポイントがたまるようになり、キャンペーンも継続的に実施してきたau PAYが約3倍に急増。元々利用者数1位で知名度の高いPayPayは、QRコード決済初心者の入り口として選ばれているのだろう。

[出典]イプソスが2020年10月28日〜11月9日に実施した「2020年キャッシュレス大規模調査」より。対象は18〜79歳までの男女20万9883人

 

QRコード決済は便利で安心なサービスに!

利用シーンが増えたことに加え、サービス自体が整備されてきたこともQRコード決済の普及を後押し。消費生活評論家の岩田昭男さんに、QRコード決済の“現在地”について聞いた。

 

【解説してくれる人】

消費生活評論家 岩田昭男さん

大30年以上に渡り、クレジットカードをはじめキャッシュレス決済の研究・取材に携わるオピニオンリーダー。GetNaviにて「クレカ『錬金』道場」を連載中。

 

スーパーアプリ化により多彩なサービスを提供

『スーパーアプリ』とは、様々なジャンルの『ミニアプリ』を有する統合的なアプリのことで、身近なものではLINEが最たる例です。いちいち異なるアプリを立ち上げる必要がなく、ユーザーにとっても利便性は高い。PayPayなど、QRコード決済サービスの多くがスーパーアプリ化を進めています」(岩田さん)

 

↑PayPayアプリ内では、ネットショッピングやテイクアウト予約、タクシー配車などのサービスを提供している

 

不正利用に対する補償を強化

「当初QRコード決済はセキュリティ面のサポートが不安視されていましたが、現在は多くの決済サービスが補償を用意。ただし、不正利用されてから時間が経っていたり、利用者に重過失があったりする場合は補償されないこともあるので、規定事項は要確認です」(岩田さん)

 

以上のような業界動向に加え、QRコード決済サービス各社は次々と便利な機能をリリースしている。

ここからは、各サービスの特徴や注目の機能について紹介していく。

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