マンガ
孤独のマイクラ
2021/1/3 20:00

「孤独のマイクラ」最終回

 

【長めのあとがき】

「孤独のマイクラ」の連載が終わりました。読者の皆様、今までこんな拙い漫画を読んで頂き、本当にありがとうございます。この漫画のテーマはタイトル通り「孤独」と「マインクラフト」です。

 

最初はこの2つのテーマをどう表現して、かつ、どうすれば読者の皆さんに興味を持って読んでもらえるか悩みました。

 

【私の孤独論】

僕は、この世で1番辛いことは「孤独」だと思っています……。1人きりになって、誰とも会えず会話できず孤独に過ごす日々ほど辛いものはない。そう思います。

 

もちろん、人の価値観はそれぞれなので、「孤独が好き」という方は沢山いらっしゃるでしょう。だけど僕にとっては、「孤独」ほど辛いものはありません。ほんと、寂しがり屋なんです……。今僕は妻と一緒に暮して孤独を感じることはほとんどなくなりましたが、いつかまた必ず「孤独」と対峙せざるを得ないときがやってくる。死ぬ瞬間は誰もが一人で、孤独に死ぬ。だから、人は皆「孤独」に向かって生きているのだと思います。

 

その時、いかに「孤独」とうまく付き合っていくのかが大切で、その方法や考え方を人生で学んでいくのだと思います…。でも、人は、少なくとも僕は「孤独」を理解できないまま、死を迎えていくんじゃないかな。

 

それが人間なのだと思います。それで良いのだと思います。孤独を感じることが人間であることの証明!僕らは機械じゃない。孤独だって良いじゃないの……!人間なのだもの…!(TωT)。

 

【私のマイクラ論】

3年前にGetNavi web編集長の山田さんから漫画連載の話を頂いた時に、僕から「大好きなマイクラの漫画を描きたい!」と言いました。その時、山田さんから出された唯一といっていい条件が「ただのゲームプレイ漫画にしないこと」。マイクラは有名すぎるタイトルで、毎日のように実況する人、息をも飲むような世界を創り上げる人、思いもつかないようなプレイをする人など、遊び場の宝庫。中途半端なプレイでは読者に興味を持ってもらえないという話が出ました。

 

ただ、それは逆に、ゲームとしての器がとてつもなく大きいということ。マイクラは何かをクリエイトすることをサポートしてくれる存在と考え、この漫画では「変人主人公ぷちめいの奇行」や「マイクラの漫画なのにマイクラをしない」という要素を入れて連載することにしました。結果、それで良かったと思っています…。

 

さて、最初から最後まで山田さんが優しく支えてくれたので、なんとか最後まで続けることができました。この漫画は、僕と山田さんの共同作品だと思っています。山田さまには本当に感謝の気持ちでいっぱいです(涙)。

 

ただ、この3年間は自分が好きな様にマイクラを遊べなかったのが心残り。というのも、「漫画のネタ作りのためにマイクラをしている」という感覚はどうしても出てきてしまい、純粋にゲームを楽しめていたかと「?」がつきます。でも、これからは自分の思う存分大好きなマインクラフトを楽しもうと思います。この漫画をやったからこそ、マインクラフトの良さを改めて感じているから。

 

【最後に読者の皆様へ】

重ねてになりますが、今までこんな拙い漫画を読んでいただきありがとうございました。今はコロナ禍でまだまだ大変な日々が続きます。僕も大変です。いろいろ凄く大変…。でも、前向きに進みましょ…!。無理せず…。笑顔を忘れずに…。(*^ω^*)

 

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