自宅でお弁当を作って持参しない限り、社会人は昼食は毎日のように外食をすることになるもの。1日ではたった数百円の違いでも、月単位で換算するとなかなかの金額になるので、できることなら安く済ませたいと思う人も多いことだろう。だが、金額を抑えようとして昼食の量そのものが減ってしまい、夕方前にお腹が空いてしまっても元も子もない。そこで本稿では、サラリーマンの味方といえるコスパ抜群のおすすめランチを紹介していこう。

ファミレスの500円台ランチメニュー!
まずはファミリーレストランのランチから。ファミレスの定番「サイゼリヤ」では、税込500円でサラダとスープが付いたハンバーグなどの肉料理や、スパゲッティ、ドリアなどが食べられる。プラス110円でドリンクバーもつくので、食後にゆっくりとコーヒーを飲みながら優雅にランチタイムを過ごすことも可能だ。

つづいては、もともとコスパには定評のある「ガスト」。こちらの日替わりランチは499円(税抜)で、「ハンバーグ+麻婆ナス」「てりタルチキン+白身魚フライ」といったガッツリ系の定食が食べられる。しかも、ランチメニューの実施時間が平日の10:30~17:00とやたらと長いのもうれしい。昼食の時間帯がずれこみがちな人にもおすすめのサービスとなっている。

居酒屋チェーンのランチも狙い目!
最近では居酒屋チェーン店もランチ営業を行っている店が多い。なかでも、圧倒的なコスパと評判なのが「さくら水産」だ。日替わりランチは税込500円で、さんま塩焼き、とろサーモン中落ちなどの魚料理から、鶏の唐揚げ、牛肉豆腐などの肉料理などが選べる。このランチの利点はなんといっても、ごはん、味噌汁、板のり、生たまご、お新香が食べ放題という点につきる。

おかわり自由な品を使って、卵かけご飯を何杯も食べる人も多いようで、ワンコインでどんな大食漢でもお腹いっぱいになることができる。注意点としては、お腹がはちきれるほど食べてしまうと、午後の仕事がはかどらなくなってしまうこと。「さくら水産で食い放題すると午後が眠くて仕方ない」という声をネット上で見かけることも少なくはない。
あの牛丼取扱い店にもランチメニューがあった!
「吉野家」「松屋」「すき家」といった名だたる牛丼チェーンでは、いまのところランチ限定メニューは展開されていないようだが、牛丼に定評がある「なか卯」にはランチメニューが存在する。 税込490円で、和風牛丼(350円)、とん汁(180円)、つけもの(50円)が付く「コスパ最強」セットをはじめ、いくつかのランチメニューを取り揃えている。

また、蕎麦チェーン店「ゆで太郎」にも日替わりランチセットが用意されている。税込500円で、そばに加えてミニカレー、ミニカツ丼、ミニかきあげ丼などがセットになっており、ボリュームも申し分ない。こちらは、曜日によってセットになる丼ものが異なるので、曜日を選んで食べにいくのもありだ。

コンビニエンスストアで500円を予算に昼食を済ませようとすると、サイドメニューや飲み物にまで手がまわらないのが現状。これらのハイコスパ店を使い分ければ、節約しながらお腹を満たすことができるので、昼食のお店に困ったときはぜひとも活用していただきたい。