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2015/12/26 16:30

日本酒業界が世代交代! 若手蔵元が作る「ネオ日本酒」6選

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世代交代が進む日本酒業界では、若手蔵元による個性的な味の傑作が続々と誕生して革命が起きています。人気を博しているのは、醸造アルコールを使用せず、米と米こうじ、水のみで醸す醸造酒。

 

特筆すべきは、若手蔵元が醸す個性的な地酒「ネオ日本酒」です。趣向の多様化や冷蔵技術の発達、情報化などの影響もあり、酸を効かせたり低アルコールにしたり、ガス感を楽しめたりと様々な酒が誕生しています。米から作る共同醸造などの動きも活発化。

 

注目の前衛的な6本をSSI(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会)認定唎酒師(ききさけし)・大黒静郎氏のコメントとともにご紹介していきます。

 

業界最注目の革新派蔵元が温故知新で醸す秋田の美酒

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新政酒造
新政 ラピス
1700円

 

現存する最古の酵母「6号酵母」発祥の蔵元で、業界の革命児とも称されています。地元の美山錦を磨く「ラピス」は、今年の「酒コンペティション」純米酒部門で3位を受賞しました。

「柔らかくエレガントな口当たり、そして甘みと酸味の絶妙なバランスに魅了されること確実。大切な人と大切な日に味わいたい一本です」(大黒氏)

 

 

化学とセンスと情熱が凝縮!福岡から届く季節限定の雪

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井上合名会社
三井の寿 イタリアンラベル ネーベ
2700円

 

福岡が誇る名蔵で、酒造りのモットーは“化学とセンスと情熱”。季節の純米吟醸シリーズ・イタリアンラベルも好評で、イタリア語で雪を意味する「ネーベ」は微発泡のにごり酒です。

「口に含んでも濃厚な印象はなく、リンゴのような香りとシュワッとした口当たりが心地良い。にごり酒初心者でも堪能できるはず」(大黒氏)

 

 

日本酒から “世界酒” になった醸し人の自作米による傑作

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萬乗醸造
醸し人九平次 純米大吟醸 黒田庄に生まれて、
2268円

 

いち早く世界進出した愛知のブランドで、パリの三ツ星レストランでも採用されています。米作りも手掛け、黒田庄とはその栽培地のこと。味は鮮烈な柑橘香が特徴で、酸も十分。

「グレープフルーツのような香りと爽やかな喉ごしが存分に楽しめます。塩味の焼き鳥やキンメダイのしゃぶしゃぶと合わせたいですね」(大黒氏)

 

 

ピュアが信条の蔵元から低アルコールの銘酒が誕生

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油長酒造
風の森 ALPHA type1
1134円(720ml)、2257円(1.8L)

 

風の森は奈良の老舗が地元の米で醸す、無濾過無加水の生原酒ブランド。低アルコールながらバランスのとれた酒質が本品の特徴で、従来の17%から14%へと抑えられています。

「口にした瞬間、微発泡の爽快感がやさしく広がります。低アルコールで飲みやすく、洋食時にシャンパン代わりの食前酒にしてもOK」(大黒氏)

 

 

味のバランスを考慮しつつ長期熟成させた食中酒

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曙酒造
天明 純米吟醸 一年熟成原酒
1512円(720ml)、3024円(1.8L)

 

会津の有望な若手蔵元が、旨み、甘み、酸味のバランスを考えて生み出す食中酒ブランド。1年間の熟成を経てから出荷される本作は、丸みを帯びた甘みが最大の特徴です。

「熟成によって引き出された旨みが心地良い余韻をもたらします。この時季なら濃い味付けの鍋に合わすとバッチリ!ぬる燗でもいけますよ」(大黒氏)

 

 

宮城の才能が結集して紡ぐ凛とした味の純米大吟醸

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DATE SEVEN
DATE SEVEN 純米大吟醸
4320円

 

地元の蔵元同士が協力するのも昨今見られる新たな潮流のひとつ。これは宮城の7つの人気蔵元が結集して醸造された1本。完売必至なため、見つけたら即ゲットがオススメです。

「グラスを近づけるとフルーティな香りが鼻孔をくすぐります。すっきりした喉ごしながら旨みも十分。白身魚の刺身と好相性です」(大黒氏)

 

 

日本ワインでも地産地消スタイルが注目されていましたが、日本酒こそ、その土地の魅力が詰まった1本が味わえます。良い意味で日本酒らしからぬオシャレなラベルデザインは、パーティシーンやギフトにもぴったり。冬はやっぱり日本酒でしょ!という方は、ぜひ若手個性派による1本をお試しください。

 

 

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