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2017/5/2 19:30

【父の日ギフトに最適】定番ウイスキー「ジャック ダニエル」の奥深き製法、歴史、嗜み方をイラストと写真で徹底解説【提供元:アサヒビール】

「ジャック ダニエル」は世界的に有名なウイスキー。インターブランド社の「Best Global Brands 2016」でTOP100に選ばれるほどの高いブランド力を持つ一方で、主力商品の「ブラック(Old No.7)」はスーパーやコンビニなどで手軽に購入できる銘柄です。

 

そんな「ジャック ダニエル」ですが、歴史や製法については「そこまで知らない」という人が多いかもしれません。さらに、「ジャック ダニエル」の最高級モデル「ジャック ダニエル ゴールド」が昨年日本でも発売。これが絶品であることも、ご存知の方はまだ少ないのではないでしょうか。

 

そこで今回は、【そもそもジャック ダニエルとは?】【ジャック ダニエルの作られ方】【ジャック ダニエルの独自の製法「チャコール・メローイング」】【ジャック ダニエルの嗜み方】に分けて、同ブランドの魅力を掘り下げていきましょう。特に、「ジャック ダニエル ゴールド」は自分で愉しむだけでなく、贈答にもピッタリの逸品。父の日(2017年は6月18日)のプレゼントとして贈れば、お父さん・お義父さんも喜んでくれること間違いありません!

 


↑「ジャック ダニエル ゴールド」。アサヒショップで購入すると、アイスボールメーカーもセットになります。本格バーのような氷を自宅で簡単に愉しむことが可能(画像をクリックすると「アサヒショップ」の販売ページに移動します)。

 

【そもそもジャック ダニエルとは?】

ジャック ダニエル」はバーボンではないがNo.1アメリカンウイスキーである

スコッチやジャパニーズなども含まれる「世界5大ウイスキー」。そのひとつにアメリカンウイスキーがありますが、最も売れているブランド(出典:Statista.com)が「ジャック ダニエル」。「ジャック ダニエル」は一般的なケンタッキーバーボンウイスキーではなく、隣のテネシー州で製造されたテネシーウイスキーとして独自の存在なのです。

↑この人に聞きました。「ジャック ダニエル」の製造元である、ブラウン・フォーマン ビバレッジス ジャパンのブランドマネージャー・奥村龍太郎さん
↑この人に聞きました。「ジャック ダニエル」の製造元である、ブラウン・フォーマン ビバレッジス ジャパンのブランドマネージャー・奥村龍太郎さん

 

「『ジャック ダニエル』は、1866年に合衆国政府に最初に登録された蒸溜所。設立したのは、当時青年だったジャスパー・ニュートン・“通称ジャック”ダニエル。その名前がブランド名となっています。ジャックが通常のバーボンではなく、テネシーウイスキーと呼ばれる要素は、バーボンと呼ばれるのに必要な工程に加え、樽熟成の前にサトウカエデを燃やした木炭で1滴づつ濾過させて雑味を取り除くという独特の工程を実施している点にあります」(奥村さん)

 

【ジャック ダニエルの作られ方】

銘柄ごとに濾過や熟成を重ねて磨き尽くすなど非常に手が込んでいる

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主要なラインナップは5種類ですが、別格なブランドということは製法も独特です。その特徴を解説すべく、一般的なウイスキーの製法と「ジャック ダニエル」の製法の違いを、イラストとともに紹介していきましょう。まずは前者から。

 

↑一般的なウイスキーの製造工程。穀物を糖化、発酵させ、蒸溜して熟成というのがおおまかな流れです
↑一般的なウイスキーの製造工程。穀物を糖化、発酵させ、蒸溜して熟成というのがおおまかな流れです

 

多くのウイスキーは、大麦を発芽させてモルトにする製麦からはじまります。アメリカンウイスキーはトウモロコシをメインに使う銘柄が多いですが、その穀物を粉砕し、マッシュタンという槽のなかで糖化させ、桶で発酵。そして丸みを帯びた縦長・筒状のポットスチルで蒸溜させ、樽熟成を経て完成します。「ジャック ダニエル」も蒸留までは基本的には一緒ですが、ほかのウイスキーと大きく違うのは蒸溜から熟成の間の濾過「チャコール・メローイング」。商品ごとに順を追って解説していきましょう。

 

【ジャック ダニエル ブラック(Old No.7)】

↑「ジャック ダニエル」の大定番「ジャック ダニエル ブラック(Old No.7)」。伝統の製法によって生み出される、ブランドすべての基本となる味です
↑「ジャック ダニエル」の大定番「ジャック ダニエル ブラック(Old No.7)」。伝統の製法によって生み出される、ブランドすべての基本となる味です

 

【ジャック ダニエル シングルバレル】

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↑寒暖差の最も大きい熟成庫の、最上段でピークを迎えた樽のみからボトリングされる「ジャック ダニエル シングルバレル」。樽熟成まではブラックと一緒ですが、ひとつの樽の原酒のみでつくられるのがこちら

 

【ジャック ダニエル ジェントルマンジャック】

↑ジャックダニエルの製法で欠かせないチャコール・メローイングを蒸溜後と熟成後の2回行う「ジェントルマンジャック」。樽熟成まではブラックと一緒ですが、その後のチャコール・メローイングで雑味が一層やわらかに
↑「ジャック ダニエル」の製法で欠かせないチャコール・メローイングを蒸溜後と熟成後の2回行う「ジェントルマンジャック」。樽熟成まではブラックと一緒ですが、2度目のチャコール・メローイングで雑味が一層やわらかに

 

【ジャック ダニエル ゴールド】

↑こちらも1回目の樽熟成まではブラックと一緒。ただそのあと2回目のチャコール・メローイングを行い、樽熟成後に「メイプルウッドフィニッシュ」という2度目の樽熟成。それを経て2度目のチャコール・メローイングを行うのが「ジャック ダニエル ゴールド」です
↑「ジャック ダニエル ゴールド」は1回目の樽熟成まではブラックと一緒。1回目の樽熟成後に「メイプルウッドフィニッシュ」という2度目の樽熟成を行い、さらに2度目のチャコール・メローイングを行います。手間をかけられて作られており、非常にスムースな味わいが特徴です

 

【ジャック ダニエル テネシーハニー】

↑ジャック ダニエル ブラックに、天然の蜂蜜で作られたハニーフレーバーのリキュールを加えた「ジャック ダニエル テネシーハニー」
↑「ジャック ダニエル ブラック」に、天然の蜂蜜で作られたハニーフレーバーのリキュールを加えた「ジャック ダニエル テネシーハニー」

 

「ジャック ダニエル」といえばブラックが圧倒的に有名ですが、このように銘柄によって製法が異なり、それぞれ個性を持っているのが特徴。飲み比べるとその違いがより明確にわかるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか!

 

【ジャック ダニエルの独自の製法「チャコール・メローイング」】

ジャック ダニエル」の唯一無二の味はほかにない製法によるものだった!

先ほどから何度か登場している、「ジャック ダニエル」を語るうえで欠かせない「チャコール・メローイング」。この濾過によって独特のまろやかさや、やわらかなアロマが生み出されています。より具体的に解説しましょう。

 

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テネシーの地に豊かに生い茂るサトウカエデ。特に硬いものを選び抜き、角材にしてヤグラ状に組み屋外で乾燥させます。やがて2~3週間後に一気に燃やして木炭にし、約3メートルの巨大な槽に詰め込み、ウイスキーを一滴一滴ゆっくりと注入。磨くことで、「ジャック ダニエル」独自の味わいが生み出されるのです。「ジェントルマンジャック」と、「ジャック ダニエル ゴールド」のきわめてまろやかなタッチ。それは、このチャコール・メローイングが2回行われているからにほかなりません。

 

そしてもうひとつ、製法において独自なのが樽作りです。テネシーウイスキーやバーボンが他国のウイスキーと異なることのひとつが、内側を焦がした新樽での熟成。ただ「ジャック ダニエル」はより目指す味を追求すべく、多大な労力と費用をかけてでも自社製の樽にこだわり、美しい色と豊かな風味を生み出しています。

 

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樽は専門の職人がホワイトオークの木から板を切り出し、スチームで成形したのちタガでしっかりと結束。その後の焦がし方も、特許を持つほど特殊な手法です。まず樽の内側を独自の手法でトースト(弱火で軽く炙る)して木の内部まで熱を通し、バニラやキャラメルのような香味成分を創出。次は引き出した香味を樽の内部に浸透させるため、強い炎で1分弱焦がして炭化(チャー)させるのです。

 

【ジャック ダニエルの嗜み方】

アレンジやペアリングで楽しみ方がより広がる!

滑らかでスムース。ほのかにフルーティな甘味がありながら、魅惑的な苦みも感じられる。そんなバランスのよさが「ジャック ダニエル」の人気の高さといえ、加えてアレンジやフードペアリングを多彩に楽しめるのも魅力です。そこで、奥村さんがオススメするレシピを実際に作ってみました。

 

その1/「ジャック ダニエル ブラック」onコーラ×ビーフハンバーガー

↑「ジャック ダニエル」をカクテルにするなら、爽やかな甘味の際立つウイスキーコークが米国の大定番です。肉汁あふれるワイルドなハンバーガーがベストマッチ!
↑「ジャック ダニエル」をカクテルにするなら、爽やかな甘味の際立つウイスキーコークが米国の大定番です。肉汁あふれるワイルドなハンバーガーがベストマッチ!

 

その2/テネシーハニーonバニラアイスクリーム

↑「ジャック ダニエル」をカクテルにするなら、爽やかな甘味の際立つウイスキーコークが米国の大定番です。肉汁あふれるワイルドなハンバーガーがベストマッチ!
↑「ジャック ダニエル」特有の甘いバニラ香に、ハニーフレーバーが加わったのが「ジャック ダニエル テネシーハニー」です。おいしさが何倍にも豊かに広がります

 

 

その3/「ジャック ダニエル ゴールド」onクラッシュアイスロック×キャラメルポップコーン

↑甘い香り際立つゴールドのスムースな味は、クラッシュアイスによるミストスタイルがオススメ。これを、バニラやメイプル香の聞いたキャラメルポップコーンと一緒に味わうと優美なハーモニーが!
↑甘い香り際立つゴールドのスムースな味は、クラッシュアイスによるミストスタイルがオススメ。これを、バニラやメイプル香の聞いたキャラメルポップコーンと一緒に味わうと優美なハーモニーが!

 

ハンバーガーはデリバリーするのもあり。アイスとポップコーンは簡単に用意できるので、ぜひお試しを。

 

【父の日ギフトに最適な「ゴールド」をレビュー】

「ジャック ダニエル ブラック」はコンビニに置かれるほどどこにでも手に入りますが、ほかの商品はアサヒショップで購入するのがオススメです。あふれ出る高貴な香りとスイートな味わい、そして極限まで角を除き尽くしたやさしくまろやかな口当たりは、アメリカンウイスキーの金字塔といえるおいしさです。

 

「アサヒショップで」と言ったのは、冒頭でも触れたアイスボールメーカーがセットになるから(下記動画参照)。直径60mmの大きな丸氷が作れる製氷器で、これがあるとゴールドの味わいも一層美味しさを増します。ロックグラスにピッタリのサイズで、「絵」にもなるので、お父さんに一緒に1枚写真を撮れば、記念になること間違いありません。

 

大定番であり、深い歴史とストーリーを持ち、入門にも応用にも最適な銘酒「ジャック ダニエル」。飲み比べ、アレンジ、ペアリングと様々な楽しみ方で、有意義なウイスキーライフを!


【URL】

」(販売サイト)

 

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。

 

撮影/石上 彰