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2017/8/29 6:00

「これは自動化しちゃダメなジャンル!」自動たこ焼き器を導入する「築地銀だこ」に悲しみの声

「築地銀だこ」が「自動たこ焼き器」を全国の店舗に導入して調理作業を効率化すると発表した。銀だこファンからは「あの旨さを機械で再現できるのか!?」と心配の声が続出しており、機械化のメリットは理解できるものの、残念がる人も多いようだ。

出典画像:「築地銀だこ」公式サイトより。
出典画像:「築地銀だこ」公式サイトより

 

アツアツとろとろがたまらない

「築地銀だこ」のたこ焼きは、表面はパリッと、中はトロッと仕上げた独特の食感。オーソドックスなたこ焼きに加えて、「てりたま」や「チーズ明太子」など好みのトッピングを選べるのが特徴だ。

 

現在、期間限定で販売されている「ゆず生ぽんず」も、「おかわりしたくなる旨さ」「ゆずが香るアツアツとろとろがたまらない」「さっぱりしていて今の時期にぴったり!」といった声が上がるなど大人気。1997年の創業以来、約20年間も多くの人の舌をうならせている。

 

最低限の手間でまん丸たこ焼きができる

「築地銀だこ」では、すでに自動でくるくる回ってまん丸のたこ焼きを作れる「自動たこ焼き器」を導入。「日本経済新聞」電子版(8月21日付け)の報道によると、焼き作業を機械化することにより、店員の研修期間が約2か月から1週間程度に大幅カットされるという。

 

また、調理時間も従来の約25分から10分弱に短縮。人件費の増大を抑えられるうえ、作業負担の軽減や作り置きの減少につながるため、「店員さん、腕がヤケドだらけだもん。負担が軽くなるならいいよね」「いつも出来たてが食べられるならいいかー」「列に並ぶ時間も減るなら許すよ」と理解を示す声が上がっている。

 

しかし、「くるっとピックで回すのが面白いのに…」「これは自動化しちゃいけないジャンルでしょ!」「焼き上がるまでのようすを楽しむって醍醐味がなくなる」と肩を落とす人も少なくない。舌だけではなく、視覚でもたこ焼きを楽しみたいという心理が垣間見える。

 

そして味についても、「銀だこの味じゃなくて『たこ焼き器の味』になるのでは?」「機械化されると味が落ちちゃうんじゃないかな」といった懸念の声が。なかには、「家の自動たこ焼き器で焼くのと違いがなくなるね」と極端な話をする人もいる。

 

もはや食の機械化は避けられない?

多くの不安の声が上がっている「自動たこ焼き器」だが、全国に店舗展開をしているたこ焼きチェーン店「大釜屋」は、自動で焼くことを売りにしている。大釜屋の公式ホームページによると、茹でたて切りたてのタコを高温で素早く焼きあげ、たこの旨味と食感を大切にするのがこだわりなんだそう。味にも定評があり、「いつ食べても安定のおいしさ」「店員の技量にかかわらず、いつも同じようにめっちゃ美味い」と受け入れられている。

 

また、機械化が進むのはたこ焼きに限ったことではない。6月13日から16日にかけて開催された「国際食品工業展」では、フランクフルトや焼き鳥に自動で串打ちできる機械や、バラつきの少ない半熟ゆで卵が容易に作れる機械など、さまざまな機械が並んだ。手間なくおいしいものを提供できるよう、各企業の研究には余念がないことがよくわかる。

 

いまはまだ浸透していない自動たこ焼き器で作った「築地銀だこ」のたこ焼きも、時がたてば当たり前のものとして定着するのかもしれない。

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