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2017/10/11 11:00

【カレーパン最新事情】今年は中央線が激アツ! 最高金賞が並ぶ博覧会に行ってきた

パンには様々な種類がありますが、カレーパンほどワンジャンルで盛り上がっているパンはほかにありません。その証拠に、先日池袋の西武百貨店でとあるカレーパンイベントが開催され、行列はもちろん盛況っぷりがハンパありませんでした。目玉のひとつが、グランプリの最高金賞が一堂に介するという試み。そこで本稿では、同イベントで最高金賞を受賞した傑作と注目のカレーパンを紹介したいと思います。

 

全国から約3万個のカレーパンが池袋に集結!

催しの名称は「カレーパン博覧会2017」。西武池袋線と山手線沿線を中心に、全国から約180種類以上・3万個のカレーパンが集合するという内容です。店の垣根は一切なく、街の小さなパン屋さんから一流シェフ、有名ホテルのカレーパンまで、多種多様な傑作が並びました。

↑同イベントは西武池袋の特設会場にて、9月29日〜10月1日の3日間限定で開催

 

博覧会初日のオープン前、会場ではカレーパングランプリ授賞式が開催。これは冒頭で述べた、最高金賞と金賞受賞のカレーパンを作ったお店を表彰するというもの。部門は「東日本揚げカレーパン」「西日本揚げカレーパン」「東日本焼きカレーパン」「西日本焼きカレーパン」「チーズカレーパン」の5つです。

↑チーズカレーパン部門の表彰。暖色のジャケットの方は、日本カレーパン協会の佐藤絵里会長。365日必ずカレーパンを食べ、これまで4000個以上食べたというカレーパンマニアです。その隣は、最高金賞に輝いた「カレーハウスCoCo壱番屋 名駅サンロード店」の店員さん
↑チーズカレーパン部門の表彰。暖色のジャケットの方は、日本カレーパン協会の佐藤絵里会長。365日必ずカレーパンを食べ、これまで4000個以上食べたというカレーパンマニアです。その隣は、最高金賞に輝いた「カレーハウスCoCo壱番屋 名駅サンロード店」の店員さん

 

ちなみにカレーパングランプリは、カレーパン協会のオフィシャルサイトで今年の4~5月にわたって開催された投票形式のコンテスト。カレーパンの有識者ではなく、一般消費者の選出で決まるというところがガチですね。

 

5つの最高金賞カレーパンの味を徹底チェック!

ということで、ここからは各部門で最高金賞に輝いた5つのカレーパンを紹介。協会の方で設定した「カリ・サク度 or フワ・モチ度」と「辛さ」(3段階)とともに、筆者が食べた感想をレビューでレポートしていきます。

 

■東日本揚げカレーパン部門 最高金賞

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自家製サクサクカレーパン/トーホーベーカリー(東京・三鷹) 

フワ・モチ度:1 辛さ:1

表面がカリっとした生地はしっかりとした食感で、そもそものパンの仕上がりが絶品。フィリングはコク深いグレイビーな味わいで、生地との一体感も素晴らしかったです。じっくり煮込んだ牛肉たっぷりの自家製カレーにサクサクの衣がマッチしていて、王道のカレーパンの最高峰といった印象!

 

■西日本揚げカレーパン部門 最高金賞

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カレーパン/たま木亭(京都・宇治)

カリ・サク度:1 辛さ:2

1996年開催のパンの世界大会で日本チームを上位入賞へ導いた、玉木潤シェフのお店。牛スジをじっくり煮込んで作った自家製カレーのこのパンは、なんと2年連続で最高金賞に。生地はパリッと揚がっていながらも、弾力のあるモッチリとした食感が絶妙。肉のおいしさとスパイシーさが広がるカレーの味も激ウマでした。

 

■東日本焼きカレーパン部門 最高金賞

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キーマカレーキューブ/代官山シェ・リュイ(東京・代官山)

カリ・サク度:1 辛さ:3

ピリ辛のキーマカレーにポーチドエッグを忍ばせた、四角いカレーパン。甘みと辛さが調和したカレーソースに、半熟卵のマイルドな味わいをプラス。カリっとした薄い表面と、しっとりした厚い生地に分かれていて、重層的な味わいを楽しめます。

 

■西日本焼きカレーパン部門 最高金賞

尾道砂ずりコリコリカレーパン/ゆういちのパン屋mush(広島・尾道)

カリ・サク度:2 辛さ:2

厚めのしっかりとした生地と、それに負けないビター感のあるスパイシーなカレー。ほんのり甘く、尾道ではおなじみの砂ずり(砂肝)の歯ごたえがクセになるおいしさです。外はカリカリ、中はモチモチ、そして砂肝のコリコリ感がヤミツキに。

 

■チーズカレーパン部門 最高金賞

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チーズカレーパン/カレーハウスCoCo壱番屋 名駅サンロード店(愛知・名古屋)

フワ・モチ度:1 辛さ:2

 

名古屋でしか販売していない数量限定のカレーパン。なんといってもおいしいのは、うまみとスパイシーさが丁度いいフィリング! チーズのまろやかさが加わることにより、生地とカレーの一体感がよりアップしています。ココイチのカレーって、パンでも合うんですね!

 

大健闘の中央線ベーカリーから注目店をピックアップ

グランプリには最高金賞のほか、各部門には10個の金賞作も。そこで全体的にみると、三鷹のトーホーベーカリーをはじめ中央線沿線にあるパン屋さんの活躍が際立っているように感じました。パン激戦区のイメージは世田谷なので、東急東横線や田園都市線系の店が強豪と思われますが、そのなかで中央線のノミネートは大健闘といえるでしょう。ということで、ここからは中央線沿線の注目店を紹介します!

 

■チーズカレーパン部門 金賞

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チーズカレー/パンド・ガーデン(東京・三鷹)

カリ・サク度:1 辛さ:2

油で揚げずに溶岩窯で焼いたカレーパン。味わいまろやかな具のなかには、ダイスチーズがゴロっと入っています。手に持ってもベタっとせず、ノミネート作のなかではトップレベルのヘルシーさ。軽やかな生地はほどよいやわらかさで、カレーとチーズによるフィリングとの三位一体感が抜群。バランスのよさが際立ったカレーパンですね。

 

■東日本揚げカレーパン部門 金賞

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とろっとジューシーカレーパン/ベーカリーカフェクラウン(東京・小金井)

カリ・サク度:1、辛さ:2

生地はサクサクしていながらも、もっちり。食べるとスパイシーで、ジューシーなカレーがトロッと流れ出します。形のあるザク切り野菜が多めに入っていて、スパイシーななかにフルーティーな甘味も。トガった刺激がないおいしさで、特に子どもにオススメしたいカレーパンです。

 

筆者が訪れた初日の来場者は、約3000人だったとか。今後も年に1回のペースでカレーパン博覧会は開催されるとのことで、これからもチェックですね。また、カレーパン協会のホームページにはグランプリの結果が出ているので、こちらもぜひ。近所のパン屋さんが受賞していたら、行ってみるのもオススメですよ!

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