皆さん、「ウッドフォードリザーブ」というバーボンをご存じでしょうか?

製品名にあるとおり、アメリカのケンタッキー州ウッドフォード群にある蒸留所で生産されるこのスーパープレミアムバーボンは、伝統的な製法で蒸留・熟成された高級バーボンとして知られています。
バーボンとフライドチキンのふるさと「ケンタッキー州」
ケンタッキーと言えば、日本でもお馴染みのフライドチキンを真っ先に連想しますが、「アーリータイムズ」や「ジム・ビーム」など、世界的に有名なバーボンが生産されていることでも知られています。また、競馬の「ケンタッキーダービー」の開催地として、競馬ファンにはお馴染み。ケンタッキーダービーはアメリカクラシック三冠の一画として、アメリカの競馬界最高峰のレースです。
ウッドフォードリザーブは、地場産業のブランドとして、ケンタッキーダービーのオフィシャルバーボンになっており、2018年には同レースのメインスポーサーに。いわゆるケンタッキーつながりというヤツですね。このケンタッキーダービーに出場するためには、世界各地の競馬場で開催される「ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー」と呼ばれる、いわゆる予選を勝ち抜かなければなりません。
日本では東京競馬場で開催される「カトレア賞」や「ヒヤシンスステークス」、川崎競馬場で開催される「全日本2歳優駿」などが予選的レースに該当し、なかでもヒヤシンスステークスはケンタッキーダービー出場するために最重要なレースとなっています。
競馬場内のバーをウッドフォードリザーブがジャック!
今回、ヒヤシンスステークスの開催されることに合わせて、場内にあるバーをウッドフォードリザーブがジャック。競馬を楽しみながら飲めるということで、競馬はやらないがお酒は大好きな筆者が取材してきました。

筆者は初めて東京競馬場に来場したのですが、有名外食チェーンやオシャレなカフェが場内に建ち並んでいることに驚きを隠せません。筆者の地元にあるオートレース場とは大違い。女子に人気があるのも頷けます。

女子でも飲みやすいカクテルにピッタリなバーボン
バーでは、ウッドフォードリザーブをベースにしたカクテルがラインナップされ、高級バーボンにもかかわらず、1杯500円という超破格で提供されていました。ラインナップは、ソーダで割ったハイボールに加え、シュガーシロップとスペアミントの葉が入った「ミントジュレップ」、温めた紅茶やアップルジュースで割ったホットカクテルが2種、合計4種類がラインナップ。

まずはオススメされたミントジュレップを飲んでみます。バーボンと言えば、口の中を刺激するワイルドな味わいというイメージでしたが、飲んだ瞬間「なんとまろやかな」という感想。シロップの甘さとの相性も抜群にイイ!
普段はスコッチウイスキーを好んで飲む筆者もコレには舌を巻きました。(筆者が抱いていた)ウイスキーにありがちな煙臭さもなく、これなら女子でもカジュアルに飲むことができそうです。

次に、ハイボールをば。ソーダで割っているため、ウッドフォードリザーブの味わいが直球で楽しめます。やはりこちらもまろやか。刺激や雑味がなく飲みやすい優等生な味わい。

ホットの2種は、どちらもほんのり甘く、身体が温まります。ほど良い酸味が好みならアップル、香りが楽しみたいなら紅茶カクテルのケンタッキーミュールがオススメです。どちらもバーボンを飲んでいる感覚がなく、温かい甘酒や卵酒に近い印象です。
↑紅茶とジンジャーリキュールを入れた「ケンタッキーミュール」(左)とアップルジュースとシナモンで割った「アップル」(右)
今回頂いた4種類のウッドフォードリザーブカクテルは、どれも美味しく、ハードなウイスキー好きの筆者でも十分に楽しめました。おかげで、仕事中なのにほろ酔い状態に…。

ちなみに肝心のレースですが、競馬のことは解らないので、開催日の2月18日にあやかって3連単で「2-1-8」を購入。一発当ててウッドフォードリザーブを大人買いしようと目論んだのですが、そうそう上手くいくはずもなくあえなく撃沈しました…。


なお、ウッドフォードリザーブは各地のBARの多くで飲めるほか、ネット通販や大手デパートの洋酒売場でも購入できるとのことなので、興味がある人は一度味わってみることを強くオススメします!