グルメ
2018/4/20 21:00

バーミヤンの攻めたフェア、再び。今度は「ジャンクな台湾料理」が絶品だった

おなじみの中華ファミレス「バーミヤン」。これまで何度かシーズンごとのフェアメニューを紹介してきましたが、攻めた企画性とおいしさで毎回人気が高く、現在開催中のフェアもアツい内容になっています。登場するのは7つの限定メニューとのことですが、さっそく紹介していきましょう!

 

 

 

ソースなどで独自アレンジした豚骨焼きラーメン

フェアのタイトルは「BM級グルメフェス」。これは2回目となり、昨年も同時季に開催した人気企画を、よりパワーアップさせたのが2018年版です。ご当地の人気グルメをバーミヤン流にアレンジしているのが特徴で、「BM」というのはバーミヤンのこと。

↑しっとり赤身のローストビーフまぜそば 899 円。昨年好評を博した傑作ですが、今年は生卵を付けてさらにまろやかに!

 

昨年の人気商品をブラッシュアップするとともに、国内外で人気の屋台グルメをフューチャーしているのもポイント。その目玉が「博多屋台名物とんこつ焼ラーメン」と、台湾夜市名物「台湾屋台風ダージーパイ」です。ということで、本稿ではこの2メニューにクローズアップしていきます。

↑「博多屋台名物とんこつ焼ラーメン(ごはん付き)」749円(-50円でご飯なしにできます)

 

焼きラーメンは、博多・中州を中心に親しまれている人気の屋台メニュー。商品は、開発を17年間担当している福島宣嘉シェフが今回も行っているとのことで、本人にこだわりを聞いてみました。

↑福島シェフは老舗の中華レストランを経てバーミヤンへ。日々研究と開発にいそしむ同ブランドの味の責任者です

 

「今回も本場の店を食べ歩きました。そこでわかったのは、大きく分けると味が2タイプに分かれるということ。豚骨スープを中心に味付けしている店と、豚骨スープと焼きそば系のソース両方を使っている店があるんです。どちらもおいしかったのですが、前者は豚骨のまぜそばっぽいテイストでストレートな印象。後者のほうが私的にはしっくりきまして、ソースブレンドタイプでいこうと決めました」(福島シェフ)

↑よく見ると揚げ麺が入っています。これは既成品のスナックではなく平打ちの中華麺を揚げたものだそうで、カリっとした食感がおいしい風味を演出しています。

 

そのほかにも、バーミヤン流のアレンジを随所に施しているとか。「本場では生卵をのせるケースが見られましたが、バーミヤンでは味付け煮玉子でラーメンらしさを表現。また、香ばしいアクセントを楽しんでいただくために、カリっとした食感を保ちやすい揚げ麺を採用しています。あとは、特製の豆板醤マヨネーズで“味変”ができますので、ぜひお試しください!」(福島シェフ)

 

このマヨにはネギやニンニクも入っていて、パンチのあるコクに加えて酸味とまろやかさなども。福島シェフ曰く「食べ進めると重くなってくるので、飽きずに楽しんでいただくために用意いたしました」とのうれしい配慮。ごはんも付いてくるので、かなり満足できそうです。

スパイシーな大判唐揚げも絶品!

「BM級グルメフェス」のもうひとつの目玉が、「台湾屋台風ダージーパイ」ダージーパイは台湾の夜市をはじめとした屋台で販売されており、スパイシーな味わいと大きなサイズ感が特徴です。こちらに関しても、こだわりを聞いてみました。

↑「台湾屋台風ダージーパイ(大判!!鶏のからあげ)」599円

 

「本場の味は、ヤミツキになるスパイス感とクリスピーさがおいしさの秘訣だと思いました。特に食感は、タピオカ粉などを使って揚げているのがポイントですよね。これを再現するために、あえて本場の香辛料や衣用のパウダーを採用しました。しっかり漬け込んで味をしみこませるとともに、サクっとするように衣を鶏肉にまとわりつかせています」(福島シェフ)

↑味変アイテムとして、こちらには特製の生姜醤油が用意

 

なお、本場ではかぶりついて食べるのがセオリーですが、大きすぎて食べづらい感も。そこで、バーミヤンではあらかじめカットして食べやすさも訴求。また生姜醤油があるのでより、ピリッとした味やさっぱりとしたテイストを楽しみたい人は活用するといいでしょう。

↑「肉玉そば~とんこつ醤油の徳島風~」749円

 

ほかにも、前記のローストビーフまぜそばや、昨年秋の「ご当地ラーメン祭り」で人気を博した徳島ラーメン風の肉玉そば、または暑い日にうれしい海老マヨ冷やし中華など、バリエーションは多彩。今回のフェアは6月13日まで予定されているので、ゴールデンウィークをはじめ様々な食シーンでぜひご賞味を