グルメ
2018/7/7 11:00

「甘口」時代の到来! 日本人の味覚変化に合わせて出来た「生しょうゆMILD」とは?

塚本さんに教えてもらった! これがしょうゆのききみのやり方!

①まず、「しょうゆメーカーならどこでもあるはず」というのがこのききみ皿。白く小さな器の中には、ブルーの3重線。白とブルーのコントラストを使って、しょうゆの色を見ることができるのだそう

 

②このききみ皿に対象となるしょうゆを注ぎます。この時点で色をチェック

 

③ききみ皿に注がれたしょうゆの香りを嗅ぎます

 

④最後に、小さなスプーンを使い、試食用スプーンにしょうゆを移して味を確認します。これを塚本さんだけでも何百回と繰り返したそうですが、複数のスタッフが同じ確認をやはり何百回も行い、意見がまとまったところで商品化に至るとのことです

 

⑤「生しょうゆMILD」以外のしょうゆも試食させていただきました。それぞれ細やかに個性や特徴があり、奥の深いしょうゆの世界を感じました

 

冷や奴、お刺身、照り焼き、肉じゃがなどに最適の「生しょうゆMILD」

――キッコーマンでは「生しょうゆ」と名付けられた商品が複数ありますが、これらのなかでも「生しょうゆMILD」はどういった素材、料理に合うのでしょうか?

 

塚本 「生しょうゆ」というのは火入れ(加熱処理)をしないしょうゆのことを言います。火入れをしたしょうゆは色が濃く、味もちょっと強めになるんですけど、加熱処理をしないことで、色も鮮やかで、サラリとした口当たりのしょうゆに仕上がるんですね。

 

弊社の密封容器入りの「いつでも新鮮」シリーズはおかげさまでご好評をいただいていますが、このなかでも特に今回の「生しょうゆMILD」は、つけ・かけでしたら冷や奴、お刺身などに最適です。素材の良さを引き出してくれるはずです。

 

一方、コクと甘味が特徴的な商品ですので、照り焼き、肉じゃがなどの甘味を感じる料理にもすごく合います。多くの方に使っていただけたら、嬉しいですね。

 

塚本さんの案内のもと、筆者も「生しょうゆMILD」を試食しましたが、これが実に上品で、しかししょうゆの風味もきちんと残した印象で、「もっと欲しい!」と病み付きになる味わいでした。この「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆMILD」、ぜひ皆さんも一度お試しください!

 

 

撮影:我妻慶一

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