グルメ
2018/10/24 18:30

プライベートブランドの‟中の人“が語る! 各社のこだわりがつまった自慢の逸品、大集合!

日々商品と向き合い、食べ比べを重ねておいしさを追求しているのが、プライベートブランドの開発元であるメーカーです。その“中の人”に、特にオススメだと太鼓判を押す自慢のフードを教えてもらいました!

 

【その1】セブン‐イレブン

<セブン‐イレブン セブン&アイ広報 北澤晴奈さん>

香ばしく焼いた黒毛牛肉に濃厚で甘辛いタレがマッチ

セブンプレミアム

黒毛牛肉(アンガス種)使用牛カルビ焼き

298円

レンジで温めるだけで楽しめる冷凍の焼肉惣菜。米国産黒毛牛肉(アンガス種)を使っています。しょうゆベースのタレは、にんにくと唐辛子が効いた甘味のあるテイストでクセになるおいしさ。

【ココがスゴイ!】

「オーブンと直火で香ばしく焼き上げて、急速冷凍しているので、焼きたての風味を楽しめます。黒毛牛肉アンガス種は、肉のうま味が強いのが特徴。ジューシーな食感が甘辛ダレと相性抜群です!」(北澤さん)

 

焙煎唐辛子と花椒が効いたピリ辛でジューシーな味わい

セブンプレミアム

レンジでパリッと食感チョリソーソーセージ

300

焙煎した唐辛子と花椒を使用しており、ピリッとした辛さが特徴。肉々しくジューシーで、レンジ調理でもフライパンで焼いたようなパリッとした食感が楽しめます。

【ココがスゴイ!】

「豚のウデ肉を自社工場で挽き、肉のうま味を味わえるように仕上げています。隠し味に使った花椒のピリッとした辛さがアクセント。お皿なしでそのまま食べられる容器も便利ですよ」(北澤さん)

 

 

【その2】ファミリーマート

<ユニー・ファミリーマート ホールディングス 広報室 安藤匡宏さん>

大麦のぷちぷちとした食感と和素材のアクセントがおいしい

ファミリーマート

スーパー大麦 梅ゆかり

120円

食物繊維がたっぷり含まれているスーパー大麦「バーリーマックス®」を使用。梅、ゆかり、ごまを混ぜ込んでおり、ぷちぷちとした大麦の食感とほのかな甘みが楽しめます。

【ココがスゴイ!】

「スーパー大麦は、一般的な大麦の約2倍の量の食物繊維を含んでいて、これを使った中食を販売しているコンビニは当社のみ。おむすび以外の商品もあります。大麦のプチプチの食感をお楽しみください」(安藤さん)

 

2段熟成によるもっちり生地とこだわりの具材でさらに進化

ファミリーマート

中華まんシリーズ

120円~

昨年刷新し、約2割増しで売れた中華まんがより進化。専用生地を2段熟成で発酵、ダイスカットした豚肉の肉まん、チーズの伸びを改良したピザまん(写真下)など、最高傑作が完成しました。

【ココがスゴイ!】

「やさしく手で包んだような包餡方法に変更。専門店のような熟成生地なので、生地だけで食べてもおいしいです。特に生地と具の比率が1対1のプレミアム肉まん(写真上)はボリューム満点でオススメ!」(安藤さん)

 

 

【その3】ローソン

<ローソン 商品担当CMD 田口美里さん>

次世代のチョコレートを使った斬新な味とピンク色が印象的

ローソン

プレミアムルビーチョコレートのロールケーキ

350

美しいピンク色とフルーティな味わいが特徴で「新しいチョコ」として話題のルビーチョコレート。この素材を全体に使い、クリームの中には甘酸っぱいベリーソースをサンドしています。

【ココがスゴイ!】

「ルビーカカオ豆を原料とした『ルビーチョコレート』がついに日本上陸です。しかも当社の人気スイーツ『プレミアムロールケーキ』とコラボ! 美しい色とフルーティな味わいをお楽しみください」(田口さん)

 

<ローソン 商品担当SMD 和田健太郎さん>

4種の野菜が練り込まれたヘルシーなクラッカー

ローソン

NL ベジタブルクラッカー

トマト・赤ピーマン・パセリ・ほうれん草

148

トマト、赤ピーマン、パセリ、ほうれん草の4種の野菜が練り込まれ、野菜のまろやかなうま味が広がるクラッカー。野菜の甘味があるのに、糖質は9.1g、148kcalとヘルシーです。

【ココがスゴイ!】

「様々な健康ニーズに応えるナチュラルローソン菓子シリーズには、乳酸菌や食物繊維が豊富なもの、原料や製法にこだわったものなどがあります。本商品は食物繊維入りで、低糖質。要注目です」(和田さん)

【その4】イオン

<イオン トップバリュ広報担当 安藤なつ美さん>

添加物と原材料に配慮したやさしい素材のノンフライ麺

トップバリュ

グリーンアイフリーフロム

魚介醤油ラーメン/柚子塩ラーメン

375円(5袋入)

「グリーンアイフリーフロム」は消費者が気にしがちな添加物や原材料に配慮したシリーズ。本商品は着色料、合成甘味料、合成保存料も不使用です。ノンフライストレート麺を採用。

【ココがスゴイ!】

「生麺のような食感と、素材のうま味を生かしたスープが特徴です。魚介ラーメンには魚介だしと丸大豆しょうゆを使用、柚子塩ラーメンはこんぶ粉とさば節粉のうま味と柚子の風味を味わえます」(安藤さん)

 

大豆を肉の一部に使い糖質&カロリーカット

トップバリュ

低糖質レトルトシリーズ

105

一部に大豆から作った肉を使い、低糖質ながらも肉の食感や風味を楽しめるようおいしさを維持したレトルトシリーズ。カレー、中華丼、すき焼き風の煮込みなどがあります。1袋あたり100kcal前後。

【ココがスゴイ!】

「生活習慣を見直したい方におすすめのシリーズです。おいしさが二の次になりがちな低糖質商品ですが、大豆から作ったお肉を使用し、おいしさにもこだわっています。100kcal前後、塩分にも配慮しています」(安藤さん)

 

 

【その5】西友

<西友 酒類担当 孫 昊さん>

南国果汁の陽気なテイストと強アルコールでリラックス

みなさまのお墨付き

季節限定 チューハイ

南国パイナップルストロング

89

果汁8%入りで、パイナップルの良い香りがする、ストロングチューハイ。後味がすっきりしていて、甘すぎないから飲みやすいです。アルコール度数9%と度数が高めでインパクトも十分です。

【ココがスゴイ!】

「ストロング系チューハイでは珍しく果汁量が多めです。アルコール度数が9%ありますが、8%あるパイナップル果汁のジューシーさのおかげで、すっきりした後味に仕上がりました」(孫さん)

 

<西友 加工食品担当 須賀さおりさん>

みそとこんぶのうまみが漂う殻付きあさり入りの本格派

みなさまのお墨付きカップ味噌汁 あさり

116

プリっとした弾力で食べ応えのある殻付きあさりが入った味噌汁。だしの風味を生かしたやさしい味わいが特徴です。お湯を注ぐだけで本格的な味噌汁を楽しめます。30kcal。

【ココがスゴイ!】

「あさりのうま味をまるごと味わえる『殻付あさり』の入ったお味噌汁です。2種の米みそをあわせた生タイプのみそに、こんぶのうま味を加え、まろやかな味わいに仕上げました」(須賀さん)

 

 

【その6】カルディコーヒーファーム

<カルディコーヒーファーム 商品開発担当 ジェニファー・ジュリアンさん>

多彩な食感を楽しめる大人な味わいの洋菓子

カルディ

コーヒーファーム

セリ・エキスキーズ カヌレ

180

カヌレとは、ラム酒とバニラが効いた大人向けのフランス菓子。表面には薄くカラメルがかかり、カリッとした歯応えですが、内側はしっとり&もっちり。中はとろけるおいしさです。

【ココがスゴイ!】

「カリッと焼き上げた香ばしいキャラメルのような味わいがコーヒーにピッタリ。ボルドーでは毎日のように食べられているお菓子で、当社では本場の味をお届けしています」(ジュリアンさん)

 

南仏の定番料理をすぐに作れる野菜入りの洋風甘酢ソース

カルディコーヒーファーム

セリ・エキスキーズ

エスカベッシュの素

213

たまねぎとにんじんが入った甘酢あんの洋風ソース。油で揚げた小魚や切身の魚にかけるだけで、簡単に南フランスの定番料理「エスカベッシュ」が作れます。

【ココがスゴイ!】

「南仏の名物『エスカベッシュ』を手軽に作れます。ビネガーとオイルに刻み野菜を入れたさっぱりとしたマリネで、現地では魚のフリットやサラダに合わせて食べるんですよ」(ジュリアンさん)

 

 

【その7】成城石井

<成城石井 バイヤー 坪井 元さん>

グリルした牛肉のうまみや玉ねぎの豊かな甘味が魅惑的

成城石井&新宿中村屋

ビーフカリー

360円

本格カレーを提供する老舗「新宿中村屋」との共同開発商品。スライスした淡路島産のたまねぎを使い、グリルした牛肉をコクとスパイス感のあるソースで煮込んでいます。

【ココがスゴイ!】

「甘みの強い淡路島産のスライスたまねぎをたっぷり使っています。クミンを主体としたスパイスをブレンドすることにより、牛肉のコクを引き立たせ、味わいのあるカレーソースに仕上げました」(坪井さん)

 

ピリ辛仕立ての味わいで万能に使える

成城石井

セントラルキッチン料理長監修 シラチャソース

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タイ発祥で、米国を中心に世界中で人気のチリソースをタイ現地メーカーと共同開発。化学調味料を使わずに仕上げた自然な味わいで、揚げ物や炒め物など万能に使えます。

【ココがスゴイ!】

「当社の惣菜を作っているセントラルキッチンのエスニックの料理長とタイに赴き、現地メーカーと開発したシリーズのひとつ。1年間試行錯誤を重ね、味と化学調味料不使用にこだわりました」(坪井さん)

 

 

文/中山秀明、鈴木翔子(本誌)  撮影/高原マサキ(TK.c)、我妻慶一  撮影協力/UTUWA