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2019/1/9 21:00

今、台湾の「タピオカミルクティー」に異変が! 話題沸騰中の「食べるタピオカミルクティー」3選

台湾発祥のタピオカミルクティー。最近では、現地で人気のドリンクスタンド店が続々と日本に進出し、手軽に台湾の味を楽しめるようになりました。ジャスミンや鉄観音など茶葉を変えると、多種多様な味が楽しめるタピオカミルクティーを目的に、台湾に行く方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、台湾ではいまタピオカミルクティーにちょっとした異変が起きているんです。最近、現地で話題になっているのが「食べる」タピオカミルクティー。そこで、この記事では台湾で話題沸騰中の「食べる」タピオカミルクティーが楽しめるお店を3店ご紹介します。

 

1: タピオカミルクティーパンケーキ「美好年代Bell Époque

ヨーロッパのアンティークカフェにいるかのような雰囲気が味わえる「美好年代Bell Époque」。本格的なパスタやピザなどが楽しめる人気のお店ですが、カフェタイムになるとスイーツ好きカップルや女性たちで店内が賑わいます。お目当ては、タピオカミルクティーパンケーキ「珍珠奶茶鬆餅塔(チェンジュー ナイチャー ソンビンター)」(230元)。

 

黒真珠のように輝くタピオカは、真っ白いミルククリームによく映えます。層になったパンケーキの間には、もっちもっちのタピオカがトッピングされ、ボリューム満点。パンケーキ生地に練り込んだセイロンティーの爽やかな香りと味わい、とろ~り食感のミルククリームとタピオカのハーモニーも存分に堪能できます。

 

タピオカミルクティーパンケーキのお供には、苦みがきいたラテ「印象拿鐵(インシャンナーティエ)」を頼むのが通の楽しみ方。甘いパンケーキの後味をほどよい甘さに抑えてくれます。

 

2: タピオカミルクティープリン「Ctrl+F Brunch&Café

昼間から食べ歩きができる晴光市場と夕方からお店が道路沿いに出始める雙城街夜市(スワンチョンジェイエシー)近くにある「Ctrl+F Brunch&Café」。古い建物をリノベーションした店内は、無機質な空間ながらも、観葉植物や何気ない日常を撮影したフォトフレーム、オーナー選りすぐりの本などが置かれ、どこかアットホームな雰囲気です。

 

ランチタイムにはクロワッサンとサラダのワンプレートランチなど、手軽に食べられる軽食が揃いますが、食後のデザートとして人気を集めているのがタピオカミルクティープリン「珍珠奶茶布蕾(チェンジュー ナイチャー ピンイン)」(110元)です。

 

台湾のプリンは、日本の老舗喫茶店で食べるプリンアラモードのプリンのような弾力があり、カラメルソースの甘味と苦みが感じられるのが特徴。ここのお店では、プリンに茶葉を加えることで、ほんのりとした紅茶の味わいと香りを堪能できます。まずはカラメルソースと紅茶風味のプリンを味わい、その後にとろっとしたミルクをたっぷりとかけます。タピオカのモチモチ食感、プリンの弾力、さらにミルクティーのような味わいは一度食べたら忘れられない斬新さです。

3: タピオカミルクティーかき氷「Mr. 雪腐」

画像提供:そこはかノート

 

台湾名物ふわふわ食感のかき氷「雪花冰(シュエホワビン)」をアレンジしたかき氷で人気のお店「Mr. 雪腐」。台北の南に位置する新北市で営業をしていたところ、学生の口コミで人気に火がつき、台湾市内に2号店をオープンした、いま一番勢いのあるかき氷店です。

 

一番人気はタピオカミルクティーかき氷の「台18珍奶(タイ シーバー チェンナイ)」(80元)。氷には、台湾南部の日月潭湖周辺で作られている台湾紅茶のなかでも高級品と言われている台茶18号を使用するこだわり。氷部分のみ食べると、紅茶の華やかな香りと味わいが口のなかでとろりと溶けていきます。

 

トッピングのタピオカは茹でたてを提供しているため、ほんのり温かく、冷たいかき氷との絶妙な温度差がクセになりそう。最後に甘い練乳をかけるのですが、紅茶氷と練乳が混ざることで甘さは控えめになり、最後までさらりと食べられます。

 

もう一つ、このお店の代名詞的存在なのが、「水果優格火鍋(シュイグオーヨーフゥオグオー)」(250元)。こちらはヨーグルト風味のふわふわかき氷に5種類もの季節のフルーツを盛り、鍋の下に置いてあるドライアイスに水をかけて、水煙りを出す、不思議いっぱいのかき氷。冷たさがいつまでも持続するので夏にオススメです。

 

次回の台湾旅行では、現地でしか食べられない「食べる」タピオカミルクティーをぜひ試してみてくださいね。