グルメ
2020/8/27 21:00

SNSで話題になった「完全ノンアルコールバー」、実際行ってみたら「超本格バー」だった

世界ナンバーワンのバーと共同で考案したノンアルコールドリンク

ーー気になるのはやはりドリンクメニューですね。単にノンアルコールだからと言って、カフェと同じようなドリンク構成ではなく、むしろカクテルのアルコール抜きのようなメニューが並びます。

 

山本 一部メニューは、 世界のトップ50を決めるThe World’s 50 Best Barsに3店舗がランクインする「SG Group」の後閑信吾氏に考案いただいています。 お酒は入っていないけど、ハーブ、スパイス、発酵などを用いて、贅沢なドリンクばかりをご用意しています。

 

ーー見た目も映える楽しいものばかりですね。

 

山本 はい。是非試飲してみてください。

 

「0%」の完全ノンアルコールドリンクの一部を試飲しました!

↑0%のシグネチャーカクテル「A Real Pleasure」1500円(税別)。平たいボトルに、バジル、ヴェチバー、フルーツを詰め込んだノンアルコールドリンク。一口目にハーブの香りが立つので、アルコールと間違える方もいるとか。ボトルごとにサーブされるので、複数での来店でシェアするのが良さそうです

 

↑未熟ぶどうのヴェルジュを使った上品な甘さのあるノンアルコールドリンク「Iceland Bubble」1200円(税別)。サーブされる際は、このようにバブル状になっているのですが、このバブルにキスをすると……

 

↑バブルが弾けて中から香り付きのスモークが漏れてきます。見た目も香りも楽しい一杯です

 

↑「Goldentree」1000円(税別)。24時間かけて水出ししたコールドブリューコーヒーに、生搾りグレープフルーツで割るという新感覚のノンアルコールドリンク。酸味強めのコーヒーが好きな方におすすめです

 

↑高級茶葉をふんだんに使ったノンアルコールドリンク「Gyokuro」1800円(税別)。その場で3分かけて抽出した後すぐに冷やしてサーブ。ストレートの玉露を冷たく爽やかにいただきます

 

↑「Non-alcohol wine」900円(税別)。オーストリア産のワイン用のぶどうを使った贅沢な大人のぶどうジュース。お酒が苦手な方にとっては、ワインボトルでグラスに注がれるとちょっとテンションが上がるかも?

 

ーーどれも美味しいですし、ここでしか味わえないものですね。「『バーでノンアルコール』って合うのかな? 間は持つのか?」と思いましたけど、空間の雰囲気と合わせて、つい何杯もいただきたくなりました。

 

山本 実際、何杯も飲んでいかれるお客さんも多いです。お酒だと「同じものを何杯も飲む」というケースは結構あると思うのですが、ノンアルコールだとそうはいかないので、なのでお客さんが飽きないように、0%では味わいや風味の異なる様々なドリンクをご用意しています。

 

ーーそしてフードですね。スイーツもありますが、気になるのがヴィーガンのケサディーヤ。結構パンチがありそうですけど。

 

山本 「罪悪感がないジャンクフード」をテーマにしたメニューで、ヴィーガンでありながら確かにパンチはあります。ドリンクとの相性も良いので、こちらも是非試食してください。

 

「0%」のケサディーヤを試食しました!

↑完全ヴィーガン仕様の「ケサディーヤ」1200円(税別)。アボガドフライ、バッファローカリフラワーと一緒にいただきますが、ヴィーガンとは思えないほどの食感とパンチは病みつきに。もちろん、0%のノンアルコールドリンクとの相性も抜群!

 

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