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2021/6/13 20:15

【飲み比べ】リニューアルした「ヱビス」はどこが変わった?「4種の違い」を深掘りチェック

それぞれが個性的なヱビス。好みに合わせて上質なビール時間を

先ほど紹介した4商品を飲み比べてみます。

↑爽快系からボディの豊かなタイプまで、好バランスなラインナップです

 

1本目は王道の「ヱビスビール」から。副原料を一切使用せず上質な原料だけで造られた、あふれるうまみとふくよかなコクが特徴です。

 

飲んでみて感じられるのは、麦芽の豊かな甘味とすがすがしい苦味。どっしりした後のキレも十分で、きわめてバランスがよく、飲み疲れない王道のおいしさ。まさに定番にふさわしい、絶対的な一本といえるでしょう。

↑うまみとコクがありながらも、飽きさせないバランスはさすがの一言

 

2本目は「ヱビス プレミアムブラック」。炭焼きしたプレミアムロースト麦芽や、うまみを引き出す伝統的なトリプルデコクション(3回煮沸法)などを用いた、香ばしく芳醇なヱビスならではの黒ビールです。

 

ロースト麦芽の香ばしい甘味を醸し出しながら、濃密になりすぎないよう上品にまとめられていて飲み口はまろやか。泡持ちも良く、大人の風格を漂わせる仕上がりです。

↑ただ濃厚なだけじゃなく、まろやかさも感じられる上品な黒ビール

 

3本目は「ヱビス プレミアムエール」。カスケードホップ、バイエルン産アロマホップの2種類を使用して、濃密な香りと余韻、そしてふくよかなコクを実現。日本人の嗜好に合わせたエールビールです。

 

飲んでみると、エール特有の甘やかなコクが華やかさを感じさせつつ、苦すぎない上品なホップのビターさが、優雅な爽快感を演出。ひとまわり豊かなボディを感じつつも、決して重くなくて、杯も進みます。

↑ボディとビター感がしっかりありつつスムースで飲みやすい。絶妙な仕上がりです

 

ラスト4品目は限定醸造の「ヱビス プレミアムホワイト」。小麦麦芽と上面発酵酵母による、白ワインのように華やかな香りと心地いいコクが特徴です。

 

印象としては、小麦ビール特有のバナナフレーバーは抑えつつも、フルーティなアロマが前面に出た、ブライトでやさしい香味のホワイトビール。タッチや泡からはソフトなニュアンスが感じられる、繊細かつエレガントな仕上がりです。

↑のど越しが良くてフルーティ。爽やかでやさしい小麦ビール

 

ブランドのなかに多彩なフレーバーがラインナップされていて、それぞれの個性を楽しめるのもヱビスの魅力のひとつです。

↑自分の好みにマッチしたヱビスで、上質なビール時間を!

 

自分の嗜好や飲用シーンに合わせた1本を選ぶだけでなく、より贅沢な気分に浸りたいときは、ぜひ飲み比べも楽しんでみてください。

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