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2016/10/5 8:46

もう“〆のラーメン”で後悔しない! 最近の炭水化物メニューの進化がスゴイ

酒を飲んだあとの、〆のごはんはどうしてあんなにうまいのか。カラダのメカニズムから言うと、アルコールを摂取すると血中に糖を供給する肝臓がアルコール分解に徹する。そのため一時的に低血糖となり、脳から「糖質を摂取せよ」という指令が発信される。だから、飲酒後には炭水化物を摂取したくなる……と言われている。実際、酒を飲んだあとに〆を食べてしまう理由は、個人の習慣や嗜好などさまざまな要因が絡み合うはず。一概には決めつけられないが、ひとつだけ確かなことがある。

 

飲んで食ったあとのフルサイズのラーメンは明らかにやり過ぎだ。

 

そんなことはわかっている。だが一度そのスパイラルにハマるとなかなか抜けられない。居酒屋で炭水化物をガマンする→帰り道にあるラーメン店やコンビニが手招きする(ような気がする)→ガマンした分、タガの外れ方が大きい→結局、ラーメン屋や立ち食い蕎麦屋に吸い込まれる→罪悪感の反動から、必要以上の炭水化物を摂取してしまう。覚えのある人もいるだろう。ではいかにして、この最悪のシナリオを回避するか。そのコツは居酒屋のメニューのなかにある。居酒屋でのごはんものは、酒を飲み、つまみを平らげたお腹にちょうどいい量に調整されている。

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おにぎりやお茶漬けはせいぜい茶碗一杯分だし、その他のメニューも少なくともラーメン店よりは量を食べずに済む。しかも誰かと飲んでいれば、相手にすすめることもできるし、万一断られたとしても「こいつがガマンするなら……」と自制心を思い起こすこともできる。

 

しかも圧倒的にリーズナブルである。例えば、居酒屋の雄「和民」を見てみよう。以前「居食屋」と名乗っていただけあって(現在は”JAPANESE DINING”)食事メニューは実に豊富。馬刺しのにぎり寿司(490円)に巻き寿司(390~490円)、焼きそば(490円)、とんこつラーメン(490円)、チャーハン(390~490円)、カレーうどん(490円)など。もちろんおにぎりやお茶漬けもあるし、ごはん(160円)や味噌汁(90円)というメニューもある。こうしたメニューを何口か食べた上で、さらにラーメン屋ののれんをくぐることなどあるだろうか(いや、ない)。

 

念のため、老舗の「養老乃瀧」のメニューを見てみると、こちらも〆の充実度は強力。冷やし中華(480円)に石焼ビビンパ(390円)、塩焼きそば(390円)、餡掛け皿うどん(480円)、ざるそば(200円)、キムチチャーハン(420円)、肉そぼろ入り醤油らーめん(390円)。おにぎりにしても2種類+味噌汁で320円。「河岸を変えて」〆を食べるよりも、遥かに安上がりだ。

 

そしてこうした炭水化物メニューの進化は、居酒屋のみならず、他業態の飲食店にも波及している。その代表例が「肉」を出す飲食店だ。例えば、渋谷や広尾に展開する”すき焼き&タパス”を掲げる店には「ライスシューター」なるメニューがある。ショットグラスに盛った一口ごはんの上に、牛肉や卵黄といった具を載せ、テキーラのショットを飲むようにガッと食べさせる。また赤羽に昨年オープンした、コース仕立ての焼肉店では、コース中盤にピンポン球のように丸く握られたごはんが出される。タレ味の肉を焼き卵黄につけ、ごはんに巻いて食べるのだ。いずれもこの数年のうちにオープンした、比較的新しい店である。

 

少しの炭水化物が満足感を劇的に高めてくれる。糖質制限というトレンドに目を奪われているうちに、飲食店では新たなトライが行われていた。制約があってこそ創造性は高まる。糖質制限華やかなりしいま、飲食店における炭水化物メニューが進化するのは必然といえるのかもしれない。

 

(フードアクティビスト 松浦達也)

 

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