デジタル
2017/2/8 14:00

いまどきの受験勉強はスマホを活用するのが一般的! “スマホ勉強法”で学力はアップするのか?

受験勉強といえば筆記用具とノートを用意して、一人っきりで机に向かって行うもの。スマートフォンを使うなんてとんでもない……と考えている人も多いことだろう。しかし最近では、さまざまな方法でスマートフォンを活用した“スマホ勉強法”というものが登場し、話題を呼んでいる。

画像はイメージです。
※画像はイメージです

 

スマートフォンに対応した次世代型の「赤シート」

受験勉強のお供としてお馴染みのアイテム「赤シート(赤下敷き)」。半透明の赤いシートで覆うことにより、赤ペンで書いた文字が消えたり、緑のマーカーで塗りつぶした部分が見えなくなるという仕組みだ。最近SNS上で、この赤シートがスマートフォンに対応したと反響を呼んでいる。

出典画像:ぺんてる公式サイトより

 

それが文房具メーカーの「ぺんてる」が販売している「スマートフォン対応暗記用マーカー AnkiSnap」だ。使用方法は簡単で、ノートや教科書をこのマーカーでなぞり、専用のアプリで読み込むだけ。すると、画面上では文字が塗りつぶされ、スマートフォンの画面をタップすると文字が表示される仕組みになっている。一度取り込めばスマートフォンだけで“赤シート勉強法”ができてしまうこのアイテムに、Twitter上では「スマホで読めるのは便利そう」「時代は進むねえ」といった声が上がっているようだ。

 

スマートフォンを活用した他の勉強法

出典画像:「e国宝」アプリストアより

 

“スマホ勉強法”には、ほかにもさまざまな種類がある。代表的なのがアプリを使った勉強法で、国立文化財機構の公式アプリ「e国宝」では、約1000点の国宝と重要文化財を鑑賞したり、その解説を読むことができる。また、トリップスの「数学公式集」は、約200もの中学・高校数学の公式を確認することができる便利なアプリだ。

 

アプリを使う方法以外にも、最近の学生たちの間では「SNSを活用した勉強法」が流行っているようす。TwitterやInstagram上で、勉強の進捗などを画像つきで投稿するアカウント「勉強垢」を作る人が増えているのだ。他人の目があるので怠けずに勉強できるというのが大きなメリットで、さらに志望校が同じ人とつながって情報を共有したり、お互いに励まし合ってモチベーションを維持できるというのも人気の理由らしい。

 

スマートフォンの利用頻度が低い人ほど学力が優秀!?

文部科学省が行った「平成26年度 全国学力・学習状況調査」では、平日に携帯電話やスマートフォンで通話やメール、インターネットをしている時間と、国語・数学の正答率に相関関係があると発表されていた。例えば、スマートフォンや携帯電話の使用時間が「4時間以上」だと答えた中学生の数学Bの平均正答率は47.2%で、「30分より少ない」と答えた人の平均正答率は65.8%。スマートフォンを長く使っている人の方が、正答率が低くなっている。

 

とはいえこれはあくまで相関関係を示す結果なので、スマートフォンを勉強に上手く活用すれば学力アップに繋がるはずだ。結局は自分に合った勉強法を見つけることが一番大切なのだろう。