テクノロジーの発展でより小さくてよりパワフルなスマホが世に出ており、「パソコンに代わる」と謳われるタブレットも発売されつつありますが、仕事やプライベートでのヘビーユースにはやっぱりラップトップかデスクトップのパソコンが必要だと感じている方は多いのではないでしょうか。
そんななか、驚異的なサイズとパワーを兼ね備えてIndiegogoで大注目されているのが、オランダの会社Ockelが開発した「Sirius A」です。
世界で最も汎用性が高いミニPC「Sirius A」
Sirius Aのポイントはポケットに入るほど小さいサイズでありながら、6インチのタッチスクリーンを持つWindows 10搭載の立派なコンピューターであるという点です。
「スクリーンを搭載していてモバイルコンピューターとしても使えるという点は突出している」「Sirius Aはポケットに入るPCでありながらMacbook Proよりもポート数が多い」と海外メディアも驚きを持って注目しています。
驚きのポート数はUSB 3.0が2つ、DisplayPortが1つ、HDMIが1つ、USB Type-Cが1つ、そしてLANが1つとなっています。こんなにポートが付いているコンピュータは最近では見るのも珍しいですよね。
内蔵ストレージ容量は128GBで、Micro SDカードのスロットもあるので必要に応じて拡張可能。RAMは8GB、プロセッサはインテルatom x7-z8750となっています。ディスプレイとキーボードを接続すれば「快適なワークスペースにも早変わり」とのこと。
値段はPRO版が約7万500円(海外発送料別)。これでデスクトップとしてもラップトップとしても、そしてモバイルとしても使えるとしたらかなりお買い得ですよね。RAMが4GB、ストレージが64GBのバージョンは約6万円とさらにお手ごろになっているようです。
コメント欄にも「手に入るのが待ちきれない!」「USB Type-Cポートで充電ができるのも素晴らしい」と絶賛の声が殺到しています。
1つのデバイスを持ち歩いて必要に応じて使うディスプレイやキーボードを取り替える――Sirius Aの登場でこれが新しいスタンダードになるかもしれませんね。発送はまもなくの予定で、楽しみです。
猛烈なコストパフォーマンスを誇る「Chuwi SurBook」
タブレットとラップトップの競争に猛烈な勢いで割り込んできているのが同じくIndiegogoで予約受付中のChuwi SurBookです。
9750万円という金額を集めて人々から絶大な期待を集めているこのプロダクトのセールスポイントはそのお値段。スリムなボディとキーボード、スタイラスペン、12.3インチの2Kスクリーンを搭載したChuWi SurBookは約4万8000円! Microsoft SurfaceやiPad Proの価格をはるかに下回っているのです(海外発送料別)。
プロセッサはインテルCeleron N3450。6GBのRAMに内蔵ストレージは64GBと128GBの2オプションがあります。
ポートはUSB Type-Cが1つ、USB 3.0 Type-Aが2つ。キーボード部分はもちろん取り外せるのでタブレットとしても使えるとのこと。ストレージが64GBでキーボードとスタイラスペンを含まないものであれば約3万5000円となっています。これはかなり驚異的な価格ですよね。
発送予定が今月となっていることもあり、「まだかまだか」とアップデートを催促するコメントが殺到中。商品を受け取ったユーザーたちの感想を聞くのが楽しみです。