デジタル
2017/10/17 20:00

ルンバが草刈り機に変異!? 太陽電池で動くロボット「Tertill」は雑草駆除が大好き

郊外の一軒家にお住まいの方の中には、ちょっとした家庭菜園を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。仕事やプライベートで大変なことがあっても、毎日少しずつ育つ植物を見ていると励まされますよね。でも、家庭菜園には毎日の世話が必要です。特に大変なのは雑草の駆除。夏場は数日経つだけで雑草がぐんぐんと伸びてしまうので困ったものです。

 

そんな骨の折れる庭仕事を劇的にラクにしてくれるのが、雑草駆除ロボット「Tertill」。こちらは、ルンバで有名なアイロボット社にかつて在籍していたJoe Jonesさんが新開発したもので、Kickstarterで3500万円以上の開発資金を集めた注目のプロダクトです。

 

充電も薬品もいらないロボット草刈り機

20171012_kubo14

小型のルンバのようなTertillは、その底部にナイロンの糸でできたカッターがついており、地面から出た雑草を検知して刈り取ってくれます。

20171012_kubo16

 

2.5cm以上の背がある植物にぶつかれば方向を変えてくれるので、育てている植物を間違って刈り取ることはありません。まだ芽が出たばかりの若い植物にはプロテクターをかぶせれば、Tertillがうっかり切ってしまうことも防げます。

20171012_kubo15

20171012_kubo19

 

カッターだけでなく、斜めになっている車輪もポイント。このデザインのおかげで、土壌の上で安定した機動性を確保している上に、動くたびに土を微妙に盛り上げてくれるので、まだ芽が出たばかりの雑草も駆除してくれるのです。化学薬品を一切使わないので、環境にもやさしいですね。

20171012_kubo21

 

ソーラーパネルで充電するので、わざわざ家の中に持ってきて定期的に充電する必要もなし。曇り空が続いても数日は問題なく働き続けるとのこと。ましてやそんな天気が続けば雑草もそれほど伸びないので、雑草駆除ロボットと太陽電池の組み合わせは理に適っています。もちろん防水なので雨がいきなり振ってきても大丈夫です。

20171012_kubo18

 

専用アプリを使えば、1日で何時間稼働したのか、何本の雑草を駆除したのかが簡単に確認できます。このようにしてTertillの成果を見られるのは便利で面白いですよね。

現在Indiegogoで予約購入を受付中。1つ約2万8000円で来年5月に発送予定だそうです(発送料別)。節約できる時間、薬品不要、そして、いつもきれいに保たれた庭のことを考えると、かなり有り難い価格設定ではないでしょうか。

 

放っておいて大丈夫。誰にも迷惑かけません

20171012_kubo20

ソーラー充電で薬品なども使わないということは何かを補充する必要もないということ。防水なので雨が降っても外に放置して大丈夫。ユーザーは本当に何もしなくていいのですね。

 

「雑草は根っこから抜かないといけないのでは?」という疑問が頭をよぎった方もいるかもしれません。Tertillによると、ロボットが毎日フルタイムで雑草を刈ることで、植物は芽を出すための栄養がなくなり、いずれ枯れてしまうとのこと。刈り取った雑草はそのまま土壌に残りますが、これも見方によってはエコと言えるかもしれません。

 

障害物に囲まれた中を動き回るので、菜園はレンガや塀など2.5cm以上の高さを持つ物に囲まれている必要があるとのこと。9平方メートル程度の広さであれば、Tertill1つで十分管理できるようです。

 

充電いらず、薬品いらず、仕事もサボらず、おまけにちょっとカワイイ。Tertillは家庭菜園の革命児となるかもしれません。